「付ける・附ける」の意味

「付ける・附ける」(つける)の意味・読み方を解説します。
付ける
/附ける
つける
| 言葉 | 付ける・附ける |
|---|---|
| 読み方 | つける |
| 意味・例文 |
|
| 補足 | 身にまとうことは着ける、つけ物をこしらえるほうは漬けると書き分ける。 |
「付ける・附ける」で使われている漢字
「付ける・附ける(つける)」の他の読み方
「付ける(つける)」を含む故事・ことわざ・慣用句
知恵ない神に知恵付ける(ちえないかみにちえつける)
気付かずにいた人に、よけいな入れ知恵をするというたとえ。
色を付ける(いろをつける)
物事の扱いで、相手に多少の利益を与えること。
味噌を付ける(みそをつける)
失敗して面目を失うことのたとえ。
馬鹿に付ける薬はない(ばかにつけるくすりはない)
愚かな者の頭を賢くする薬はない。愚か者は救いようがないということ。
熨斗を付ける(のしをつける)
人に物を喜んで進呈するたとえ。
尾に鰭付ける(おにひれつける)
あることないことを付け足して物事を大げさに言うこと。 本体に余計な尾や鰭を付け足すことから。 「尾に尾を付ける」ともいう。
箔を付ける(はくをつける)
値打ちが上がること。貫禄がつくこと。「箔」は金属を紙のように薄くたたきのばしたもの。その箔が付いて立派になることから。 「箔を付ける」ともいう。
知恵を付ける(ちえをつける)
そばにいる人が知恵を授ける。入れ知恵をする。 悪い意味で用いることが多い。
力を付ける(ちからをつける)
腕前を上げること。実力をつけること。 また、元気になるように励ますこと。力付ける。
当たりを付ける(あたりをつける)
おおよその結果・程度について予測をすること。
注文を付ける(ちゅうもんをつける)
自分の希望などをうるさく言うこと。
言い掛かりを付ける(いいがかりをつける)
こじつけの理由を持ち出して、相手に食ってかかること。 同じような言い方に「いちゃもんを付ける」「因縁を付ける」がある。
唾を付ける(つばをつける)
他の人に取られないように事前に自分のものであることを示しておくこと。 食べ物に唾を付けて他人が食べられないようにするとの意から。
手を付ける(てをつける)
ある物事を始めること。着手すること。 または、あるものを使い始めること。特に他人の金銭をいう。 また、立場が下の女性と肉体関係をもつこと。
いちゃもんを付ける(いちゃもんをつける)
こじつけの理由を持ち出して、相手に食ってかかること。「言い掛かりを付ける」をくだけて言った形。 「いちゃもん」は、「いちゃつき」の略「いちゃ」に「文句」の略「もん」が付いた語という。 同じような言い方に「因縁を付ける」がある。
決まりを付ける(きまりをつける)
物事が何らかの結果に落ち着き、決着すること。
切りを付ける(きりをつける)
一段落させることのたとえ。
気を付ける(きをつける)
注意すること。
景気を付ける(けいきをつける)
なんらかの刺激をあたえて、雰囲気や気分が盛り上がるように活気付けること。
けじめを付ける(けじめをつける)
ものごとの区別をはっきりさせること。 また、間違いなどについて責任をとること。
けりを付ける(けりをつける)
物事に決着をつけて終わりにすること。 和歌や俳句などが、助動詞「けり」で終わることが多いことから。
難癖を付ける(なんくせをつける)
些細なミスや欠点などを取りあげて、あれこれと非難すること。荒さがしをすること。
因縁を付ける(いんねんをつける)
つまらない理由を付けて、文句を言ったり脅したりすること。
肉を付ける(にくをつける)
全体の構成がある程度出来上がってから、細かなところに手を加えて、より内容を充実させること。
尾鰭を付ける(おひれをつける)
事実ではないことも付け加えて、話を大げさにすることのたとえ。 魚の本体に尾や鰭を付け加えるとの意から。
折り紙を付ける(おりがみをつける)
人物や品物が、確かなものであることを保証すること。 「折り紙」は、書画や刀剣などの鑑定書。
火を付ける(ひをつける)
物に点火すること。または、事件や議論などの原因を作ること。
始末を付ける(しまつをつける)
最後までしっかりと終わらせること。
片を付ける(かたをつける)
ものごとを処理・解決すること。
眼を付ける(がんをつける)
悪意をもって、相手の顔を睨みつけること。 また、言いがかりの口実とする行為。
道を付ける(みちをつける)
あとに続く人のために、先立って糸口をつくること。
目星を付ける(めぼしをつける)
大体の目当てを付けること。
目を付ける(めをつける)
特に関心をむけて注目すること。 「付ける」は「着ける」とも書く。
理屈を付ける(りくつをつける)
聞いた相手が正しいと思うような、それらしい理由を述べること。
勿体を付ける(もったいをつける)
大したものだと思わせようと、わざと構えた物腰をとること。
見当を付ける(けんとうをつける)
取りかかる前に、大筋はこうであろうと自分なりの当てを定めておくこと。
渡りを付ける(わたりをつける)
まだ行き来の無い相手と話が持てるよう、先に細い道をこしらえておくこと。 本題に入るより前の、下ごしらえにあたる動きをいう。
箸を付ける(はしをつける)
膳に出されたものへ最初のひと口を運ぶ。 手つかずのままか、すでに口にしたかを分ける言い方で、打ち消しの形にすると「まったく手を出さない」意になる。
目安を付ける(めやすをつける)
どれくらいで片が付くか、前もっておおまかな見通しを立てること。
