「意」の意味

「意」(い)の意味・読み方を解説します。
意
い
| 言葉 | 意 |
|---|---|
| 読み方 | い |
| 意味・例文 |
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「意」で使われている漢字
「意」を含む四字熟語
当意即妙(とういそくみょう)
機転をきかせて、その場で適切に対応すること。 「当意」は工夫して適切な対応をすること。 「即妙」はすぐに思いつくことで、機転のこと。
美意延年(びいえんねん)
心配事もなく楽しい心のまま生きれば、自然と長生きできるという意味。 「美」は楽しむ、「意」は心のことで、「延年」は長生きすること。
紙背之意(しはいのい)
言葉の裏に隠された深意のこと。 「紙背」は言葉や文章などが書かれた紙の裏のこと。
意在言外(いざいげんがい)
自分の考えを意図的に曖昧にして、相手に推察させること。 または、詩文の字間や行間に自分の考えを込めること。
回心転意(かいしんてんい)
今までのことを反省して心を入れかえること。 または、仲違いしていた人と以前のように仲良くすること。 「回心」と「転意」はどちらも悪い考えを反省して心を入れかえるという意味から。
如意宝珠(にょいほうじゅ)
望みをかなえるとされている宝玉のこと。 「如意」は思ったことがその通りになること。 「宝珠」は宝玉のこと。 仏や仏の教えの象徴とされている。
満腔春意(まんこうしゅんい)
なごやかな気分が全身に満ちていること。人を祝う言葉。 「満腔」は胸や全身に満ちていること。 「春意」は春のような気分。
上意下達(じょういかたつ)
上の者の意志や命令などを、下の者にしっかりと伝えること。 「上意」は君主の命令という意味から、上の者の意志や命令のこと。 「下達」は下の者に伝えること。
意馬心猿(いばしんえん)
煩悩や情欲などの欲望に、心を乱されて落ち着かないこと。 または、そのような欲望を抑えることができないことのたとえ。 「意馬」は馬が興奮して暴れまわるように、気持ちが落ち着かないこと。 「心猿」は激しく騒ぐ猿のように、気持ちが落ち着かないこと。 乱れて落ち着かない気持ちを、走り回る馬や騒ぎ立てる猿にたとえた仏教の言葉。 「心猿意馬」ともいう。
意到筆随(いとうひつずい)
文章を作るときに、思ったままに筆が進むこと。 文章を書きたいと思う気持ちのままに筆が進むという意味から。 「意(い)至りて筆(ふで)随(したが)う」とも読む。
心慌意乱(しんこういらん)
ひどく慌てて、何がなんだかわからなくなること。 「心慌」は慌てること。 「意乱」は心が乱れて訳がわからなくなること。 「心(こころ)慌(あわ)ただしく意(い)乱(みだ)る」とも読む。
心満意足(しんまんいそく)
この上なく満たされた気持ちになること。 「心満」と「意足」はどちらも心が満たされるという意味。 「心(こころ)満ち意(い)足る」とも読む。
随処任意(ずいしょにんい)
どこにいても心のままに振る舞い、思うままに過ごすこと。 場所や状況に縛られず、自分の思いに任せて自在に行動するさま。 「随処」は至るところ、どこでもの意。 「任意」は自分の意のままにする、思うとおりに任せるの意。 二語を重ねて、いかなる場所であっても束縛を受けず、心の赴くまま自由に振る舞うことを表す。 「随所任意」とも書く。
意路不倒(いろふとう)
人の考えでは理解することのできない不思議なこと。 または、悟りの境地は人の思考や論理では理解できないということ。 「意路」は思考の筋道。
閑人適意(かんじんてきい)
世間から離れて、のんびりと風流な生活をすること。 または、そのような人のこと。 「閑人」は特にすることのない、暇な人。または、風流な人。 「適意」は思うままに振舞うこと。
曲意逢迎(きょくいほうげい)
自分の意見や主張を曲げて、他人にこびへつらうこと。 「曲意」は意志や主張を曲げること。 「逢迎」はこびへつらうこと。 「意を曲げて逢迎(ほうげい)す」とも読む。 「曲意奉迎」とも書く。
言外之意(げんがいのい)
言葉の隠された真意のこと。 「言外」は直接表現されていない、隠された言葉の意味ということ。
三心二意(さんしんじい)
気持ちが落ち着かず、いろいろと迷うこと。 または、人が別々の意見を主張していて、考えがまとまらないこと。 「意」は意志や意見のこと。
心煩意乱(しんはんいらん)
いらいらとして心が落ち着かないこと。 「心煩」は悩ますことが多く、苛立たしいこと。 「意乱」は心が落ち着かないこと。
瑰意琦行(かいいきこう)
考えや行いが普通の人と比べて非常にすぐれていること。 「瑰意」は非常にすぐれている心。 「琦行」は普通とは異なるすぐれた行い。
吉祥如意(きっしょうにょい)
多くの幸運が思いのままに訪れるようにと願う言葉。 「如意」は自分の思うままになること。
今案意楽(こんあんいらく)
新しく出た考えがすぐれていると思い込むこと。 今の自分の考えを得意に思って楽しむという意味から。 「今案」は自分が今持っている考え。仏教の言葉。 「意楽」は得意になって楽しむこと。
趨和承意(すうわしょうい)
自分の意見を徐々に相手に歩み寄せ、相手の意見を受け入れること。 「和(わ)に趨(おもむ)きて意(い)を承(う)く」とも読む。
「意」を含む故事・ことわざ・慣用句
落花情あれども流水意なし(らっかじょうあれどもりゅうすいいなし)
一方には恋しく思う気持ちがあるのに、相手に思いが通じないことのたとえ。 散る花は流れる水を慕うが、川はそしらぬ顔で流れていくことから。
意到りて筆随う(いいたりてふでしたがう)
思いのままに筆が動いて文章が書けること。 自分が書く気になれば、筆がひとりでに進むとの意から。
読書百遍、意、自ずから通ず(どくしょひゃっぺん、い、おのずからつうず)
どんなに難しい本でも、繰り返し何度も読めば、自然に意味がわかってくるということ。 「読書百遍、意、自ずから通ず」ともいう。
意に適う(いにかなう)
考えや気持ちに合っている。気に入る。
意に満たない(いにみたない)
満足出来ない。気に入らない。
意を決する(いをけっする)
きっぱりと心を決める。
意を体する(いをたいする)
他人の意見や教えを理解し、それに従う。
意を尽くす(いをつくす)
相手に理解してもらうために、自分の考えをすべて言い表すこと。また、わかりやすく丁寧に言うこと。
意を強くする(いをつよくする)
他人の支持を得て、自信を深めること。他人の賛同を心強く思うこと。
意を迎える(いをむかえる)
相手に気に入られるように、言いなりになる。迎合する。
意を用いる(いをもちいる)
心を配る。気にかける。
意に介する(いにかいする)
気に掛ける。気にする。気にとめる。
意に介さない(いにかいさない)
気に掛けない。気にしない。気にもとめない。
意に染まない(いにそまない)
気に入らない。気乗りがしない。
意のある所(いのあるところ)
言おうとしている本当の気持ち。真意。
意を汲む(いをくむ)
相手の意向や事情を好意的に推察する。
我が意を得たり(わがいをえたり)
物事が自分の考えていた通りになる。自分の考えにぴったり合う。
言近くして意遠し(げんちかくしていとおし)
口にする言葉は手近でやさしいのに、そこが指し示す先は遠く広い。良い物言いとはそういうものだ。「指」は旨に同じで、言わんとする中身のことをいう。
