人や動物が、のどにある声帯などをふるわせて、口から外へ出す音。言葉として話すものだけでなく、泣いたり笑ったりするときの音や、鳥やけものの鳴く音もいう。 「隣の部屋から、子どもたちのはしゃぐ声が聞こえる」
ものを言うときの声の出し方や、そこに表れる調子。語気の強い弱いや、その土地のなまり、話しぶりの抑揚などをいう。 「電話口の母の声が、いつもより険しい」
虫が、はねや脚をこすらせたり、体にある発音のための器官を使ったりして生み出す音。 「日が暮れると、庭の草むらからコオロギの声がしきりにする」
物と物とがぶつかり合う、こすれるなどして、ふるえながら響かせる音。寺の鐘や、風、打ち寄せる波の立てる音などをいう。 「夜の浜辺に、寄せる波の声だけが響いている」
神や仏、また霊魂といったものから、人が受け取るお告げ。
多くの人々が寄せる意見や考え。表立っては言われない思いや、世間のうわさ・評判にもいう。 「利用者の声を受けて、バスの本数が増えた」
年月や季節が移って、ある時期や年齢が近づいてきたことが、それとなく感じ取れることや、そのきざし。「…の声を聞く」と言うことが多い。 「三月の声を聞いたとたん、日差しがやわらいできた」
音声学の言葉で、肺から送り出される息のうち、声帯が細かくふるえる状態で出ていき、有声音を生むもの。
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