「切る」の意味・対義語

「切る」(きる)の意味・読み方を解説します。対義語もあわせて確認できます。
切る
きる
| 言葉 | 切る |
|---|---|
| 読み方 | きる |
| 意味・例文 |
|
「切る」の対義語(反対語)
- きる切る

- むすぶ結ぶ
- きる切る

- つづける続ける
- きる切る

- つなぐ繋ぐ
※広義での対義語(反対語)も含まれます。
「切る」で使われている漢字
「切る」を含む故事・ことわざ・慣用句
我が刀で首切る(わがかたなでくびきる)
自分のおこないで自分自身が苦しむ結果になるたとえ。
桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿(さくらきるばか、うめきらぬばか)
樹木の剪定(せんてい)方法をいったことば。桜は枝を切ると枯れることがあるのでそのままがいいし、梅は無駄な枝が伸びないように切ったほうがよいということ。
大根を正宗で切る(だいこんをまさむねできる)
大げさなことをするたとえ。また、大人物につまらないことをさせることのたとえ。 「正宗」は鎌倉時代の名刀。 たかが大根を切るのに名刀である正宗を使うことから。
杓子で腹を切る(しゃくしではらをきる)
切る格好だけつけて、実の伴わない振る舞いをいう。 また、どうにも運びようのない事柄。
昔は肩で風を切り、今は歩くに息を切る(むかしはかたでかぜをきり、いまはあるくにいきをきる)
昔は威勢のよかった者が、今は衰えてしまったことのたとえ。若いころは肩で風を切ってさっそうと歩いていた者も、年をとって歩くだけで息切れするということから。
鼬の道を切る(いたちのみちをきる)
交際や音信が途絶えることのたとえ。 鼬(イタチ)は一度通った道は二度と通らないといわれることから。 「鼬の道を切る」「鼬の道が切れる」「鼬の道」ともいう。
大見得を切る(おおみえをきる)
大げさな言動をとって、自分の自信のほどを強調すること。「大見得」は歌舞伎役者が、芝居が最高潮に達した時に目立つ表情や演技をすることで、大げさな言動で自分を誇示するということから。 「見得を切る」ともいう。
皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を切る(かわをきらせてにくをきり、にくをきらせてほねをきる)
自分自身も犠牲を払いながら、相手にはより大きな打撃を与えることのたとえ。 「肉を斬らせて骨を斬る」「肉を切らせて骨を断つ」などともいう。
久離を切る(きゅうりをきる)
親族などの縁を永久に断つこと。勘当すること。江戸時代、不品行の者の親族が連帯責任を逃れるために、奉行所に願い出てその者と縁を切ったことから。「久離」は「旧離」とも書く。
切る手遅かれ(きるておそかれ)
事を決行したり、決断を下したりする前によく熟慮せよということ。
切匙で腹を切る(せっかいではらをきる)
端から成り立つはずのない話を、それでも運ぼうとする。 木でこしらえた「切匙」は擂り鉢の内をこそげ取る道具で、人を傷つける用にはできていない。
擂り粉木で腹を切る(すりこぎではらをきる)
刃を持たない棒を突き立てても、腹は切れない。 手段の選び方からして見当が外れている。 「連木」も同じ棒の呼び名。
鶴の脛も切るべからず(つるのはぎもきるべからず)
ものにはそれぞれ固有の性質があり、無理に変えようとしてはならないということ。 鶴のすねは長いが、鶴にとっては必要な長さなので切ってはならないとの意から。 後に「鴨の脛も継ぐべからず」と続けてもいう。
火蓋を切る(ひぶたをきる)
戦闘・試合などを開始するたとえ。「火蓋」は火縄銃の火皿を覆う蓋のことで、これを開けて点火することから。
啖呵を切る(たんかをきる)
歯切れのよい言葉でまくし立てること。 「啖呵」は、ひどく痰の出る病気のこと。もとは「痰火」と書く。 啖呵(痰火)を治療することを「啖呵(痰火)を切る」といい、啖呵(痰火)が治って胸がすっきりするとの意から転じたもの。
面で人を切る(つらでひとをきる)
傲慢な態度で、相手の気持ちを傷つけること。
テープを切る(てーぷをきる)
競争などで一番になること。一着になること。 競争のゴールに張られているテープを切るということから。
縁を切る(えんをきる)
人間関係や物事との関係を断つこと。
手を切る(てをきる)
それまでの関わりを断つこと。 特に、男女関係や悪い関係についていう。
トップを切る(とっぷをきる)
競争などで一番前を走ること。 または、順位が一位になること。 また、真っ先にある物事を始めること。
恩の腹は切らねど情けの腹は切る(おんのはらはきらねどなさけのはらはきる)
受けた恩に報いるために死ぬ人はいないが、義理人情のためなら死ぬ人はいるということ。
風を切る(かぜをきる)
勢いよく進むさま。また、風に逆らって進むさま。
口火を切る(くちびをきる)
人々の先頭を切って物事を始めること。きっかけをつくること。
口を切る(くちをきる)
瓶などの容器の封を開けること。 また、大勢のなかで最初に発言すること。
首を切る(くびをきる)
一方的に解雇すること。
自腹を切る(じばらをきる)
自分が支払う必要のない経費などをあえて自分の金銭で支払うこと。
肩で風を切る(かたでかぜをきる)
肩をそびやかして、得意げに颯爽と歩くさま。また、得意げに振る舞うさま。
身銭を切る(みぜにをきる)
必ずしも自分が支払う必要のない費用をあえて自分の金銭で支払うこと。
仁義を切る(じんぎをきる)
博徒や香具師などが行う独特の初対面の挨拶。転じて、交渉や相談などがうまくいくように事前に関係者などに一通りの挨拶をしておくこと。
スタートを切る(すたーとをきる)
走り始めること。出発すること。 または、新たに物事を始めること。
先頭を切る(せんとうをきる)
誰よりも先に始めること。
札片を切る(さつびらをきる)
金を持っていることを自慢げに見せるように気前よく大金を使うこと。
根を切る(ねをきる)
1.病気などの原因を完全に取り除く。根治する。 2.古くから続く悪習や弊害を根本から改める。[[根を断つ*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/6434.php]]に同じ。
身を切る(みをきる)
寒さやつらさが刃物のように迫って、こらえきれないほどこたえること。「身を切る」の形では、自分の金を出して払う意にもなる。
白を切る(しらをきる)
事情を承知していながら、問い詰められても身に覚えがないと突っぱねること。
堰を切る(せきをきる)
川の水をふさぐ堰が崩れたときのように、胸の内に閉じ込めていた思いが、ふとした拍子に止めどなく表へ出る。
寸の金を切ることなし(すんのかねをきることなし)
指先ほどの金物ほど、断ち切るのに難儀する。 見た目の乏しさで高をくくると、存外の手強さに突き当たる。
家尻を切る(やじりをきる)
押し入るために、建物の背面の壁を破って通り道をこしらえる。 「家尻」は、家や蔵の後ろにあたる部分。 転じて、人でなしをののしる言い方にもなった。
棒先を切る(ぼうさきをきる)
言いつかった用の元手から、いくらかを抜いて自分の懐へ入れる。 人に金を持たせて使いに出したときに起こる、ごく身近なごまかしをさす。 「棒先を撥ねる」ともいう。
