「越」を含む熟語・言葉 — 110 件
「越」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
越(えつ)
頭越し(あたまごし)
他人の頭の上を越して何かをすること。
当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)ことわざ辞典
当てにしていた事は相手の都合で外れることが多いことのたとえ。 「当て事」は当てにしている事。 「向こう」は身体の前、また、相手のこと。 越中褌が身体の前から外れやすいのと同じように、当てにしていた事は向こうから外れることが多いということ。 「当て事は向こうから外れる」「当て事と畚褌は先から外れる」ともいう。
祝い事は延ばせ、仏事は取り越せ(いわいごとはのばせ、ぶつじはとりこせ)ことわざ辞典
結婚式などのめでたい行事は、急がずに日取りが少し遅れても差し支えないが、法事などの仏教の行事は、予定の日を早めてでも先に済ませよ、と説く言葉。 めでたいことは落ち着いて慎重に進めればよいが、亡くなった人をしのぶ行事はぐずぐずと先へ延ばすべきでない、という昔からの心がけを表している。 「法事」は亡くなった人をとむらうために行う仏教の行事で、「取り越す」は、決めてあった日よりも前にずらして行うという意味。
上越す(うえこす)
他と比べて、その度合いが一段と高い。
于越(うえつ)
越の国。于は発声のための語。
羽越(うえつ)
売り越し(うりこし)
越後獅子(えちごじし)
新潟県発祥の芸能。子どもが獅子頭を被って高下駄を履き、音楽に合わせて逆立ちなどの軽業を行うもの。角兵衛獅子。
越境(えっきょう)
境目を越えること。特に法に背いて国境などの境目を越えることを言う。
越権(えっけん・おっけん)
持ち場の権限をはみ出して事を行うこと。
越権行為(えっけんこうい・おっけんこうい)四字熟語辞典
与えられた権限を越えた行いのこと。 「越権」は自分に許されている権限を越えること。
越訴(えっそ・おっそ)
正式な手順を踏まずに上の立場の人を訴えること。
越俎代庖(えっそだいほう)四字熟語辞典
自分の出過ぎた行いによって、他人の権限を侵す罪のこと。 「俎」はまな板のこと。 「庖」は料理、または、料理人のこと。 古代中国で尭帝が許由に天下を譲ろうとしたとき、許由は「人は分を守ることが大切で、たとえ料理人が神に供える料理をうまく作らなかったとしても、神主が料理人に代わって料理を作るべきではない」と言って断った故事から。
越俎之罪(えっそのつみ)四字熟語辞典
自分の出過ぎた行いによって、他人の権限を侵す罪のこと。 「俎」はまな板のこと。 古代中国で尭帝が許由に天下を譲ろうとしたとき、許由は「人は分を守ることが大切で、たとえ料理人が神に供える料理をうまく作らなかったとしても、神主が料理人に代わって料理を作るべきではない」と言って断った故事から。
越中褌(えっちゅうふんどし)
男性の下着であるふんどしの一つ。長さ約一メートル、幅約三十センチメートルの布の端に紐を取り付けた丁字形のもの。
越鳥南枝(えっちょうなんし)四字熟語辞典
故郷を懐かしみ忘れがたく思う気持ちのたとえ。 「越鳥」は中国の南方にある越の国から渡ってきた鳥。 「南枝」は南に向かって伸びている木の枝。 南方にある越の国から渡ってきた鳥は、南に向かって伸びている木の枝に巣を作るという意味から。 「越鳥は南枝に巣くう」を略した言葉。
胡馬北風に依り、越鳥南枝に巣くう・越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く・越鳥南枝に巣くう(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく・えっちょうなんしにすくう・こばほくふうにより、えっちょうなんしにすくう)ことわざ辞典
生まれた土地は、遠く離れても身のうちに残り続ける。 渡ってきた鳥が巣がけの枝を選ぶにも、連れられて来た馬が風に首をもたげるにも、もといた方角がおのずと出ることから。 出典の詩句は「胡馬北風に依り、越鳥南枝に巣くう」の対になっている。
越冬(えっとう)
冬を越す(乗り切る)こと。
越畔之思(えっぱんのおもい)四字熟語辞典
自分の領分を守り、他者の領域を侵さないように心がけること。 「越畔」は田畑の境界である畦(あぜ)を越えること。 畦を越えて他者の田畑に踏みこむことのないように心がけることをいった言葉。
越王、怒蛙に式す(えつおう、どあにしょくす)ことわざ辞典
小さな勇気をも評価して礼をもって称えること。また、ほめることで人のやる気を引き出すこと。 春秋時代、越王が出征の途中、腹をふくらませて立ち向かう蛙を見て、「小さな勇気がある」と称え、車上から敬礼した。この話が国中に広まり、勇者たちが次々に名乗りを上げて集まったという故事から。
越年(えつねん・おつねん)
一年が終わって新しい年になること。としこし。
越鳧楚乙(えつふそいつ)四字熟語辞典
場所や人が違えば、同じものでも呼び名が違うことのたとえ。 「越」と「楚」は古代中国の国の名前。 「鳧」は鴨(かも)のこと。「乙」は燕(つばめ)のこと。 空高く飛んでいる鴻(おおとり)を見て、越の国の人は鴨であると言い、楚の国の人は燕であると言ったという故事から。
越美(えつみ)
江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ・江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ(えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ・えどっこはよいごしのぜにはもたぬ)ことわざ辞典
江戸っ子はその日に稼いだお金はその日のうちに使ってしまうということ。江戸っ子の気前のよさを自慢して言った言葉。 「持たぬ」は「使わぬ」ともいう。
追い越し・追越し(おいこし)
道路交通法で、前の車の後ろに付いた後に車線を変えて、その車の前に出ること。
追い越す・追越す(おいこす)
後ろから進んできて、前のものより先に出る。追い抜く。
お越し・御越し(おこし)
「行く」「来る」の尊敬語。
御越しやす(おこしやす)
越度(おちど)
注意が足りずに起こした、責めを負うべきあやまち。
垣越し(かきごし)
垣根越し(かきねごし)
貸し越し・貸越し(かしこし)
貸し越す・貸越す(かしこす)
銀行が預金より多い金額の金銭を貸す。また、その許可を与える。
肩越し(かたごし)
間にある肩を越えて物事を行うこと。
勝ち越し・勝越し(かちこし)
勝ち越す・勝越す(かちこす)
複数の勝負を行って勝ちの回数が負けの回数より多くなる。
壁越し(かべごし)
借り越し・借越し(かりこし)
限度を越えて借りること。
借り越す・借越す(かりこす)
川越して宿とれ・川越して宿を取れ(かわこしてやどとれ・かわこしてやどをとれ)ことわざ辞典
先のことを考えて事前に対策を講じておくべきだということ。また、困難なことは後回しにせずに片付けておくべきだということ。 昔は大きな川には橋がなく、大雨が降ると渡れずに何日も足止めされることもあったので、宿を取るのは川を越してからにしろといわれていたことから。
川越し(かわごし)
あいだに川があること。また、川をはさんだ向こうの側。
肝胆胡越(かんたんこえつ)四字熟語辞典
そっくりなものでも、見方によっては違うものに見えるということ。 または、非常に近い関係の者の交際が途絶えがちになることのたとえ。 「肝胆」は内臓の肝臓と胆嚢。 「胡」と「越」は中国の国の名前で、胡は北方にあり、越は南方にあった。 異なる物という観点から見れば、体の中で隣り合っている肝臓と胆嚢も、胡と越の国のように離れているように思えるという意味から。
肝胆楚越(かんたんそえつ)四字熟語辞典
そっくりなものでも、見方によっては違うものに見えるということ。 または、非常に近い関係の者の交際が途絶えがちになることのたとえ。 「肝胆」は内臓の肝臓と胆嚢。 「楚」と「越」は中国の国の名前で、楚は長江の中流にあり、越は長江の下流にあった。 異なる物という観点から見れば、体の中で隣り合っている肝臓と胆嚢も、楚と越の国のように離れているように思えるという意味から。
肝胆も楚越・肝胆も楚越なり(かんたんもそえつ・かんたんもそえつなり)ことわざ辞典
隣り合って離れようのない間柄が、はるか遠国どうしのように隔たって見える。 すぐそばにいる者どうしほど、いったん背けば深く割れる。
繰り越し・繰越し(くりこし)
繰り越す・繰越す(くりこす)
期日までに終わらなかったことを次の期間に繰り入れる。
激越(げきえつ)
激しく高ぶっていて、感情や声が荒々しいこと。
越える(こえる)
そのものの上を通って向こう側へ行く。
越す(こす)
越え(ごえ)
名称の下につけて、そこを通り過ぎることをいう言葉。また、その道。
呉越同舟(ごえつどうしゅう)四字熟語辞典
互いに仲が悪い人たちや、互いに敵対関係にある人たちが同じ場所にいたり、同じ境遇にあること。 もとは、そのような人たちでも利害が同じ場合は協力し合うという意味。 「呉」と「越」は中国の春秋時代の国の名前。 「同舟」は同じ舟に乗ること。 孫子が「長い間、敵対関係にある呉と越の国の人たちが、同じ舟に乗っていて転覆しそうになったときには、たとえ敵同士であっても助け合うだろう」と言ったという故事から。
呉越之富(ごえつのとみ)四字熟語辞典
財産が極めて多くあることのたとえ。 「呉」と「越」はどちらも中国の春秋時代の国の名前。 呉と越の国の財産を合わせたほどの莫大な財産ということから。
越し(ごし)
隔てているものを越して物事を行うこと。
先を越す(さきをこす)ことわざ辞典
優位に立つために、他人よりも先に物事を行うこと。 「先」は「せん」ともいう。
差し越える・差越える(さしこえる)
順序を無視して物事を行う。特に、目上の人を差し置いて行動する。
差し越す・差越す(さしこす)
殺伐激越(さつばつげきえつ)四字熟語辞典
音声が乱暴で激しい様子。 「殺伐」は乱暴な様子。 「激越」は音声や動きが荒々しい様子。
信心過ぎて極楽を通り越す(しんじんすぎてごくらくをとおりこす)ことわざ辞典
信仰の心もあまりに強くなりすぎると、まともな道を踏み外し、かえって我が身を損なうということ。何事もほどのよさが大切だという戒め。 極楽を願うあまり、その極楽さえ行き過ぎてしまうという言い方。
乗輿播越(じょうよはえつ)四字熟語辞典
天子が都を落ち延びて、遠くの他国を流浪すること。 「乗輿」は天子が乗る車のこと。 「播越」は居場所がなくなって、他国を流浪すること。
僭越(せんえつ)
身分や権限などを弁えず、出過ぎた行いをすること。
楚越同舟(そえつどうしゅう)四字熟語辞典
互いに仲が悪い人たちや、互いに敵対関係にある人たちが同じ場所にいたり、同じ境遇にあること。 もとは、そのような人たちでも利害が同じ場合は協力しあうという意味。 「楚」と「越」は中国の春秋時代の国の名前、「同舟」は同じ舟に乗ること。 長い間、敵対関係にある楚と越の国の人たちが、同じ舟に乗って転覆しそうになったときは、敵同士であっても助け合うだろうと「孫子」が言ったという故事から。
卓越(たくえつ)
他より抜きん出て優れていること。秀でていること。
頼めば越後から米搗きにも来る(たのめばえちごからこめつきにもくる)ことわざ辞典
真心をつくして頼めば、人は嫌とは言えないもので、難しいことであっても承知してくれるというたとえ。 「越後」は、現在の新潟県。ここでは遠い場所のたとえ。 心から頼めば、遠い場所からでも米搗きに来てくれるとの意から。
壇越(だんおち・だんおつ・だんのつ)
寺院や僧に布施をする人。檀家。
超越(ちょうえつ)
普通の程度をはるかに超えること。
超仏越祖(ちょうぶつおっそ)四字熟語辞典
仏や開祖を超えること。 仏や開祖と同等の悟りを得るだけではなく、それを超えなくてはならないということをいう。
月越・月越し(つきごし)
物事が二つの月にまたがること。ある月に始まったことが、次の月まで続くこと。
顛越不恭(てんえつふきょう)四字熟語辞典
人としての道を外れて、君主の命令に従わないこと。 「顛越」は転がり落ちるという意味から、人としての道を外れること。 「不恭」は不謹慎な態度のこと。
山を越す・峠を越す(とうげをこす・やまをこす)ことわざ辞典
物事の最も盛んな時期や危険な時期を過ぎること。 「山を越す」ともいう。
遠目、山越し、笠の内(とおめ、やまごし、かさのうち)ことわざ辞典
遠くから見るとき、山越しに見るとき、また、笠に隠れた顔の一部をちらりと見る時は、はっきりと見えないので、実際以上に美しく感じられるということ。
通り越す・通越す(とおりこす)
進んでいくうちに、ある場所に差しかかり、そこを過ぎて、さらに先へと行く。
年越・年越し(としこし)
前の年を送り、新しい年を迎えること。
年越し蕎麦(としこしそば)
飛び越える・飛越える(とびこえる)
飛んでそのものの上を越える。
飛び越す・飛越す(とびこす)
「飛び越える」に同じ。
取り越し苦労・取越し苦労(とりこしぐろう)
将来のことをあれこれ考えて、余計な心配をすること。杞憂(きゆう)。
取り越す・取越す(とりこす)
決まっている期日より前に行う。繰り上げる。
名越の祓・夏越の祓(なごしのはらえ)
二八余りは人の瀬越し(にはちあまりはひとのせごし)ことわざ辞典
十六歳頃は、人生を左右する大事な時期であるということ。「二八」は十六歳、「瀬越し」は重大な時期のこと。
