「蟻」から始まる熟語・言葉 — 17 件
「蟻」から始まる漢字を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
蟻(あり)
蜂(はち)に近い仲間の小さな昆虫。腰にあたる部分が細くくびれ、触角がくの字に折れる。地中や朽ち木などに巣を構え、卵を産む一匹の女王を頂点に、羽のない雌たちが仕事を分け合って暮らす。餌へ通った道すじににおいを残すため、次々と仲間が続いて列になる。
蟻集まって樹を揺るがす(ありあつまってきをゆるがす)ことわざ辞典
一つ一つはささやかな力しかなくても、数がそろって一つにまとまれば、思いがけないほど大きな力を出せるということ。 このほか、身のほどを考えずに大それた望みをいだくさまを指して使う場合もある。 小さな蟻(あり)でも、群れになれば大きな木さえゆり動かせる、と見立てたもの。 似た言葉に「団結は力なり」がある。同じく蟻にたとえた言葉に「蟻の思いも天に届く」「蟻の塔を組む如し」がある。
蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨(ありがたいならいもむしゃくじら)ことわざ辞典
お礼の言葉の「有り難い」を、しゃれにしておどけて言う言い回し。 その音を「蟻(あり)が鯛(たい)」に置きかえて、蟻を鯛と呼ぶのなら、芋虫(いもむし)は鯨(くじら)と呼んでもよいはずだと、ふざけて付け足したもの。 あとに「蚯蚓(みみず)は鱧(はも)」「百足(むかで)ゃ汽車なら蠅(はい)が鳥」とつなげて言う場合もある。 音を借りた言葉遊びには、ほかに「恐れ入谷の鬼子母神」などがある。
蟻が塔を組む・蟻の塔を積む如し・蟻の塔を組む如し(ありがとうをくむ・ありのとうをくむごとし・ありのとうをつむごとし)ことわざ辞典
力の弱い者でも、手を休めずにこつこつと積み重ねていけば、そのうち大きな事業をやりとげるまでになる、というたとえ。 「塔」は、ありづかと呼ばれる蟻の巣のこと。蟻が土や落ち葉を一つずつ運び、背の高い巣を築き上げる様子から。 「蟻の塔を積む如し」「蟻が塔を組む」ともいう。 「塵も積もれば山となる」も、これと近い意味をもつ。蟻が出てくる言葉に「蟻集まって樹を揺るがす」「蟻の思いも天に届く」もある。
蟻食・蟻食い(ありくい)
口先が筒のように長く伸び、細い舌を出してアリやシロアリをなめとる獣。中南米の森にすむ。前あしの太い爪でアリの巣をこじ開ける。
蟻地獄(ありじごく)
軒下など雨のかからない砂地に、すり鉢の形をしたくぼみを作る虫。底にひそんで待ち、すべり落ちてきたアリに大あごを刺して体液を吸う。ウスバカゲロウの幼虫。
蟻塚(ありづか)
蟻が地中に巣を作るときに運び出した土の山。
蟻の一穴・蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつみもくずれる・ありのいっけつ)ことわざ辞典
見過ごした小さな綻びが、後で手の付けられない事態を呼ぶ。 始まりは、指の先ほどの穴でしかない。 「蟻の一穴(いっけつ)」ともいう。「一穴」は、ただ一つの穴という意味。
蟻の甘きにつくが如し(ありのあまきにつくがごとし)ことわざ辞典
蟻が甘いものに群がるように、利益のある所に人が群がることのたとえ。
蟻の思いも天に届く・蟻の思いも天に昇る(ありのおもいもてんにとどく・ありのおもいもてんにのぼる)ことわざ辞典
弱小な者でも懸命に努力すれば、希望を叶えることができるというたとえ。 蟻のように小さなものでも、一心に努力すれば願いは天に達するとの意から。 「蟻の思いも天に昇る」ともいう。 同じく蟻にたとえた言葉に「蟻集まって樹を揺るがす」がある。
蟻の熊野まいり・蟻の熊野参り(ありのくまのまいり)ことわざ辞典
同じ道筋を、人が切れ目なく連なって進んでいく。 熊野三社へ詣でる人が道を埋め尽くしていた昔の光景を写している。
蟻の塔(ありのとう)
蟻塚(ありづか)の別称。
蟻の這い出る隙もない(ありのはいでるすきもない)ことわざ辞典
蟻が這い出て逃げ出す隙間もないほど警戒が厳しいようす。
蟻巻(ありまき)
カメムシ目アブラムシ上科の昆虫、「油虫」の別称。
蟻も軍勢(ありもぐんぜい)ことわざ辞典
一人ひとりはたいした力のない者でも、数がそろえばそれなりに役に立つ。だから、人の数は多いほうがよい、ということ。 「軍勢」は、戦いのために集まった兵士の一団のこと。蟻のような小さな虫でも、数のうえでは軍勢になる、とたとえたもの。
蟻酸(ぎさん)
蟻や蜂などが持つ刺激性の酸。触れると炎症を起こす無色の液体。人工的に生産することができる。
蟻走感(ぎそうかん)
蟻や小さな虫などが皮膚を這っているような、むずむずする感覚。異常感覚の一種。
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