「及」を含む熟語・言葉 — 53 件
「及」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
愛屋及烏(あいおくきゅうう)四字熟語辞典
ある人を愛すると、その人に関わるものにまで気持ちが及ぶこと。 その人の家の屋根にとまっている烏(からす)さえも愛おしくなる、という『説苑』にある言葉から。 烏は好かれる鳥ではないので、そこまで愛情が届くという言い方に、度を越したようすが表れている。 「屋(おく)を愛して烏(からす)に及ぶ」とも読む。
愛及屋烏(あいきゅうおくう)四字熟語辞典
人を愛すると、その身のまわりのものまで好ましく思えてくること。 「屋烏」は屋根にとまった烏(からす)のこと。 好かれる鳥ではない烏まで愛おしく見えるということから、愛情が行きすぎたようすもいう。
朝夕べに及ばず(あしたゆうべにおよばず)ことわざ辞典
事態が非常に差し迫っていて、朝のうちは夕方のことまで考える余裕がない。目先の対応に追われ、将来の見通しが立てられないことのたとえ。
足下にも及ばない・足元にも及ばない(あしもとにもおよばない)ことわざ辞典
力量の開きが大きすぎて、とうてい肩を並べられないこと。 相手の足の位置にすら届かないとの意から。 「足元へも寄り付けない」ともいう。
言い及ぶ(いいおよぶ)
話や文章が、ある事柄にまで達する。そのことについて述べる。言及する。
言うに及ばず(いうにおよばず)ことわざ辞典
わざわざ言う必要がない。言うまでもない。
一議に及ばず(いちぎにおよばず)ことわざ辞典
わざわざ議論する必要もない。
一戦に及ぶ(いっせんにおよぶ)ことわざ辞典
決着をつけるために、ひと勝負する。
殃及池魚(おうきゅうちぎょ)四字熟語辞典
予想していなかった災いにあうこと。別の人の災いに巻き込まれること。 「殃」は災い、災難のこと。 「池魚」は池の中の魚。 池の水を火事の消火に使われたために水が枯れ、火事に関係のない魚に被害が及ぶことから。 「殃(わざわい)池魚(ちぎょ)に及ぶ」とも読む。
及ばずながら(およばずながら)
十分な力添えはできないが(できないかもしれないが)。謙遜して言う言葉。
及ばぬ鯉の滝登り(およばぬこいのたきのぼり)ことわざ辞典
どんなに頑張ってもとうてい不可能なことのたとえ。また、いくら望んでも見込みのない恋のたとえ。「及ばぬ恋」と「鯉の滝登り」をかけていった言葉。
及び(および)
~と。ならびに。そして。加えて。
及び腰(およびごし)
(物を取るために)腰を曲げた状態で腕を前に出す不安定な体勢。
及び腰になる(およびごしになる)ことわざ辞典
形勢が不利であったり、自信がなかったりして消極的な態度をとること。
及びも付かない(およびもつかない)ことわざ辞典
差がありすぎて、到底かなわない。
及ぶ(およぶ)
及ぼす(およぼす)
作用や影響などが行き届くようにする。及ぶようにする。
可及的(かきゅうてき)
可能な限り。できるだけ。なるべく。
過不及(かふきゅう)
必要な量より多すぎたり、少なすぎたりしないこと。過不足。
考え及ぶ(かんがえおよぶ)
学は及ばざるが如くす(がくはおよばざるがごとくす)ことわざ辞典
学びに区切りをつけず、いつまでも手が届いていないつもりで向かえということ。 事足りたと思った時点で、そこから先はなくなる。
聞き及ぶ・聞及ぶ(ききおよぶ)
直接関係ない人から聞いて知る。
企及(ききゅう)
努力を重ねて追いつくこと。肩を並べる。
及肩之牆(きゅうけんのしょう)四字熟語辞典
簡単に内側が見えてしまうほど、まだ未熟であるということのたとえ。 「及肩」は肩と同じくらいの高さのこと。 「牆」は塀のこと。 古代中国の魯の大夫の叔孫武叔が、孔子よりも弟子の子貢のほうがすぐれていると言い、子貢がそれに反論したという故事から。
及第(きゅうだい)
試験に合格すること。
及落(きゅうらく)
試験などに合格することと合格しないこと。及第と落第。
言及(げんきゅう)
会話や文章などでその事柄について触れること。
この期に及んで(このごにおよんで)
遡及(さっきゅう)
「遡及(そきゅう)」の慣用読み。
舐糠及米(しこうきゅうまい)四字熟語辞典
少しのことから被害が増えていくこと。 虫が米の外側の糠を舐めると、次は中の米を食べるということから。 前漢、景帝の代に諸侯の勢力を削る目的で、諸侯の領地を少しずつ削ぐ政策を行った。 領地を削がれた呉王は領地がなくなってしまうことを危惧し、呉楚七国の乱を起こしたという故事から。 「糠を舐(ねぶ)りて米に及ぶ」とも読む。
子細に及ばず(しさいにおよばず)ことわざ辞典
細かいことを言う必要はないということ。
駟も舌に及ばず(しもしたにおよばず)ことわざ辞典
失言は取り返しがつかないから、言葉には十分気をつけよということ。 「駟」は四頭立ての馬車。 一度口にした言葉は、四頭立ての速い馬車で追っても追いつけないという意味から。 「駟馬も追う能わず(しばもおうあたわず)」ともいう。
信及豚魚(しんきゅうとんぎょ)四字熟語辞典
多くの人から厚く信用されている状態のたとえ。 祭祀を行う人の誠意が供え物である豚や魚にまで及ぶ、という意味から来ている言葉。 「信(しん)豚魚(とんぎょ)に及ぶ」とも読む。
自己言及(じこげんきゅう)
推己及人(すいこきゅうじん)四字熟語辞典
他人の立場に立って自分のことのように考え、他人を思いやること。 「己(おのれ)を推(お)して人(ひと)に及ぼす」とも読む。
過ぎたるは猶お及ばざるが如し・過ぎたるは猶及ばざるがごとし・過ぎたるは猶及ばざるが如し(すぎたるはなおおよばざるがごとし)ことわざ辞典
行きすぎたものは、届かなかったものと出来ばえが並ぶ。どちらへ振れても狙った形にはならず、中ほどで踏みとどまるのがよい。
是非に及ばず・是非に及ばない(ぜひにおよばず・ぜひにおよばない)ことわざ辞典
どうすることもできない。仕方がない。やむを得ない。そうするしかない。 その物事の善悪を議論する余裕がないということから。 本能寺の変で織田信長が言ったとされる言葉。
溯及・遡及(そきゅう)
措手不及(そしゅふきゅう)四字熟語辞典
突然の出来事に対応が間に合わず、なすすべもないさま。事態の急変に対して手を打とうとしても、その手だてが追いつかないことをいう。 「措手」は手を下して処置すること、「不及」は間に合わないことを表し、対処に着手する暇もないほど事が急である意から生まれた言い回し。
力及ばず(ちからおよばず)ことわざ辞典
精一杯努力したが、力不足で残念な結果に終わる様子。
力に及ばず(ちからにおよばず)
努力はしたが力が足りなかったさま。
長鞭、馬腹に及ばず・長鞭馬腹に及ばず(ちょうべん、ばふくにおよばず・ちょうべんばふくにおよばず)ことわざ辞典
鞭がどれほど長くても、馬の腹までは当たらない。抜きん出た勢いを持つ者にも手の回らぬ場所はあり、また、身の丈が過ぎれば道具としては使えなくなる。楚に攻められた宋を救おうとした晋侯を、大夫の伯宗がこの古語を引いて思い止まらせたという故事から。
追及(ついきゅう)
責任や悪事を探るために、どこまでも追いつめること。
説き及ぶ(ときおよぶ)
糠を舐りて米に及ぶ(ぬかをねぶりてこめにおよぶ)ことわざ辞典
小さなところから食い込まれ、ついには肝心なものまで根こそぎ奪われること。糠をなめ尽くした舌は中の米にまで届くという里のことわざで、漢の呉王濞が領地を削られる危うさを説いたときに引いた言葉。
波及(はきゅう)
波紋が広がるように、少しずつ影響が広がっていくこと。
波及効果(はきゅうこうか)四字熟語辞典
波紋が広がっていくように、だんだんと広い範囲に影響を及ぼすこと。 「波及」は波紋が広がっていくように影響を与えていくこと。 「効果」は結果や効き目のこと。
風する馬牛も相及ばず(ふうするばぎゅうもあいおよばず)ことわざ辞典
たがいに遠く離れていて、少しも関わり合いが持てないさまをいう。 のちに意味が広がり、自分にはかかわりのない事柄や、そう決め込んで取り合わない態度をさすようにもなった。 「風」は動物に盛りがつくこと。盛りのついた馬や牛でさえ、雌と雄が求め合っても行き着けないほど隔たっている、という意から。 「風する馬牛も相及ばず(ふうするばぎゅうもあいおよばず)」ともいう。
普及(ふきゅう)
あるものが多くの人や場所にもれなく届くこと。また、届くように広めること。
累月に及ぶ(るいげつにおよぶ)ことわざ辞典
ひと月ふた月では収まらず、月をまたいで長引くこと。
累を及ぼす(るいをおよぼす)ことわざ辞典
自分の始末が周りの者にまで降りかかって、関わりのなかった側が損を被ること。当人の内で片づく話が、そばにいるというだけの人へこぼれていく。
論及(ろんきゅう)
殃池魚に及ぶ(わざわいちぎょにおよぶ)ことわざ辞典
自分のあずかり知らぬ出来事のとばっちりを受けて、ひどい目にあうこと。特に、よその火事が燃え移る類焼をいう。 中国の故事で、城門が燃えた際に池の水を汲み尽くして火を消したため池の魚がみな死んだとも、池に投げ込まれた宝玉を探して水をさらったため魚が死に絶えたともいう。
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