「金」の意味

「金」(かね)の意味・読み方を解説します。
金
かね
| 言葉 | 金 |
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| 読み方 | かね |
| 意味・例文 |
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「金」で使われている漢字
「金(かね)」の他の読み方
「金(かね)」を含む故事・ことわざ・慣用句
愛想づかしも金から起きる(あいそづかしもかねからおきる)
女が男につれなくするようになるのは、たいてい懐が寂しくなってからのこと。情が薄れたせいで金が続かないのではなく、金が尽きたせいで情が薄れるという順序をいう。
一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
女性をくどくには、第一が押しの強さ、二番目が金の力、男ぶりのよさは三番目だということ。
先立つ物は金(さきだつものはかね)
何をするのにも、まず必要な物は金だということ。
宵越しの金は持たぬ(よいごしのかねはもたぬ)
その日に得た金はその日のうちに使い切り、翌日まで残さないこと。 気前の良さや、金銭に執着しない潔い生活態度を表す言葉。 「持たぬ」は「使わぬ」、「銭」は「金」ともいう。
色男、金と力はなかりけり(いろおとこ、かねとちからはなかりけり)
美男子は、経済力も腕力もないものだということ。美男子をからかった川柳。
時は金なり(ときはかねなり)
時間は金銭と同じように貴重なものだから無駄にしてはいけないということ。
金があれば馬鹿も旦那(かねがあればばかもだんな)
金さえ持っていれば、馬鹿でも旦那と持ち上げられるということ。人柄や経歴に関係なく、金の力が威光のもとだということ。
金が言わせる旦那(かねがいわせるだんな)
旦那、旦那と世間からもてはやされるのは、金の力によるものであるということ。
金が敵(かねがかたき)
人が悩んだり苦しんだりする原因が金であることが多い。金は敵のようなものだということ。また、なかなか敵に巡りあえないように、金運との巡りあいも難しいということ。
金が金を儲ける(かねがかねをもうける)
元金が利益を生み、だんだん増えていくこと。
金が物言う(かねがものいう)
金の力が絶大で、世の中のたいがいの事が金で解決できるということのたとえ。
金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる(かねさえあればとぶとりもおちる)
世の中のたいがいの事が金で解決できるということのたとえ。
金で面を張る(かねでつらをはる)
持ち金の厚みを武器に、相手の言い分ごと押さえ込んで言うことを聞かせる。 「面を張る」は頬を打つことで、殴りつけるような金の使いざまをいう。
金と塵は積もるほど汚い(かねとちりはつもるほどきたない)
金は貯まれば貯まるほど惜しくなり、持てば持つほど手放せなくなるという皮肉。 掃き寄せた塵は積もるほど見苦しくなるが、金もまた溜まるにつれて持ち主の心根まで汚していく。
金なき者は金を使う(かねなきものはかねをつかう)
金持ちは金に執着して金を惜しむが、金のない者は、かえって執着しないで浪費するものだということ。
金に糸目を付けぬ(かねにいとめをつけぬ)
惜しみなく金を使うようす。 「糸目」は凧の表面につけて引き締めるための糸。 糸目を付けない凧が飛ぶように金を使うことから。
金の貸し借り不和の基(かねのかしかりふわのもと)
金銭のやり取りが間に入ると、それまで親しかった間柄でも角が立ちやすい。返す返さぬでこじれて縁まで切れるくらいなら、はじめから貸し借りには手を出さぬがよい。
金の切れ目が縁の切れ目(かねのきれめがえんのきれめ)
金がある時はちやほやされるが、金がなくなると相手にされず関係が切れるということ。
金のなる木(かねのなるき)
いくら使っても無くならない財源のたとえ。
金の光は阿弥陀ほど(かねのひかりはあみだほど)
金の力が絶大であることのたとえ。 金銭は阿弥陀如来の威光にも匹敵するという意味から。
金の光は七光(かねのひかりはななひかり)
金持ちの威光が広く及ぶようす。「七光り」は親などの威光で利益を受けること。
金の草鞋で捜す(かねのわらじでさがす)
根気強くあちこち探し回るたとえ。 いくら歩いても擦り減らない金の草鞋で探すという意味から。
金は命の親、命の敵(かねはいのちのおや、いのちのかたき)
金によって命を助けられることもあれば、逆に命を落とすこともあるというたとえ。
金は浮き物(かねはうきもの)
金は一ヶ所にとどまらず、人から人へめぐり渡るものだというたとえ。
金は片行き(かねはかたいき)
金は、ある所にはたくさんあるのに、ない所にはさっぱりないということ。
金は三欠くに溜まる(かねはさんかくにたまる)
義理と人情と交際の三つを欠くぐらいでなければ、お金はたまらないということ。
金は世界の回り物(かねはせかいのまわりもの)
金は人から人へと渡り回っていくものだから、今は貧しくてもそのうちよくなる時も来るということ。
金は天下の回り物(かねはてんかのまわりもの)
金は人から人へと渡り回っていくものだから、いつか自分の所にも回ってくるはずだから、今は貧しくてもくよくよするなということ。
金は湧き物(かねはわきもの)
金は思いがけなく入ってくることもあるから、金がなくてもくよくよするなということ。
地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)
この世の事は、すべて金の力でどうにでもなるということのたとえ。 地獄の裁判も金を出せば有利になるとの意から。
木は木、金は金(きはき、かねはかね)
物事はきちんとけじめをつけるべきだということ。
金の鎖も引けば切れる(かねのくさりもひけばきれる)
鎖は堅い金でこしらえてあっても、力をこめて引き続ければやがて断ち切れる。堅く決めた心も、強い誘いの前ではもろい。一方で、根気よく力をかければ通らぬ道はないと、人を力づける側にも使う。
金請けするとも人請けするな(かねうけするともひとうけするな)
借金の保証人になっても、身元保証人にはなるなということ。人の保証人になると厄介なことが多いことをいう。
後生大事や金欲しや死んでも命のあるように(ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように)
来世の安楽を願いながら、現世の金も欲しいと、あれもこれも願う人間の強欲さのたとえ。
七十五日は金の手洗い(しちじゅうごにちはかねのてあらい)
嫁や婿、養子に行った時は、しばらくの間は大事にされるということ。「金の手洗い」は、金属製の洗面器で来客などに使われたもの。
辛抱する木に金がなる(しんぼうするきにかねがなる)
辛抱強くこつこつ努めれば、いつか成功して財産もできるというたとえ。「木」は「気」にかけて言ったもの。
それにつけても金の欲しさよ(それにつけてもかねのほしさよ)
何の話をしていても、結局は先立つものが欲しいという嘆きに行き着くこと。前にどんな文句を置いても座りよくつながる句で、話の締めくくりに戯れて添えられる。
土一升金一升(つちいっしょうかねいっしょう)
土地の値段が非常に高いことのたとえ。 土一升が金一升に相当するとの意から。
成るも成らぬも金次第(なるもならぬもかねしだい)
物事がうまくいくかどうかは、すべて金の力で決まるということ。
人間万事金の世の中(にんげんばんじかねのよのなか)
世の中は金の力がものをいい、金がすべてのものを支配しているということ。
減らぬものなら金百両、死なぬものなら子は一人(へらぬものならかねひゃくりょう、しなぬものならこはひとり)
必要な物が必要な分だけあれば十分だということ。 もしも使っても減らないのであれば金は百両、死なないのであれば子どもは一人いればよいとの意から。 「死なぬものなら子は一人、減らぬものなら金百両」ともいう。
仏の光より金の光(ほとけのひかりよりかねのひかり)
人の心は、仏のありがたさよりも金の力にひかれやすいというたとえ。
旅路の命は路用の金(たびじのいのちはろようのかね)
旅先で頼りになるのは、何よりも所持金であるということ。 旅先では命と同じくらい所持金が大切であるということ。
阿弥陀の光も金次第(あみだのひかりもかねしだい)
金の力は絶大だというたとえ。 阿弥陀仏の御利益も供える金の多少に影響されるということから。 「阿弥陀の光も銭次第」「阿弥陀も銭で光る」ともいう。
金に飽かす(かねにあかす)
惜しむことなく、金銭をふんだんに使うこと。 「飽かす」は、有り余っているものを十分に使うこと。 多く、「金に飽かして」の形で、惜しむことなく金を使うことに対して、呆れたり馬鹿にしたりする気持ちで使われる。
金を貸せば友を失う(かねをかせばともをうしなう)
金の貸し借りには問題が起こりやすく、親しい友人同士でも金の貸し借りはするべきではないという戒め。
金を食う(かねをくう)
期待されるほどの効果がないにも関わらず、やたらに費用がかさむこと。
金を回す(かねをまわす)
手持ちの金銭を融通する。また、利潤をあげるために他へ投資する。
金が唸る(かねがうなる)
あり余るほど金銭があるさま。 「唸る」は、ため込んでいるものが溢れでそうになること。
金は良き召し使いなれど悪しき主なり(かねはよきめしつかいなれどあしきしゅなり)
金は自分の意思で運用しているうちはよいが、金に使われるようになると害をもたらすという戒め。
金を寝かす(かねをねかす)
金を利殖などに回さずに、そのまま蓄えておくこと。
無い物は金と化け物(ないものはかねとばけもの)
お金も化け物も、ありそうに見えても実際にはないということ。
寸の金を切ることなし(すんのかねをきることなし)
指先ほどの金物ほど、断ち切るのに難儀する。 見た目の乏しさで高をくくると、存外の手強さに突き当たる。
