滅ぼす・亡ぼすとは
滅ぼす
/亡ぼす
ほろぼす
言葉 | 滅ぼす・亡ぼす |
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読み方 | ほろぼす |
意味 | 滅びるようにする。絶やす。滅亡させる。 |
対義語 |
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使用漢字 | 滅 / 亡 |
滅ぼす・亡ぼすを含む故事・ことわざ・慣用句
平家を滅ぼすは平家(へいけをほろぼすはへいけ)
自分をだめにするのは、自分自身だというたとえ。平家が滅びたのは、驕り高ぶった平家自身の自業自得だったとの意から。
六国を滅ぼす者は六国なり(りっこくをほろぼすものはりっこくなり)
国が滅びるのは、国の内部に原因があるということ。また、悪い結果の原因は、自分自身にあることが多いことのたとえ。 「六国」は中国、戦国時代の斉(せい)・楚(そ)・燕(えん)・韓(かん)・魏(ぎ)・趙(ちょう)のこと。 六国が滅びたのは六国相互の争いの結果によるもので、他の国に滅ぼされたわけではないとの意から。
三寸の舌に五尺の身を亡ぼす(さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす)
不用意な発言は、身を滅ぼしてしまう恐れがあるので、言葉は慎まなければいけないという戒め。 わずか三寸の舌が五尺の体を滅ぼしてしまうとの意から。
短気は身を亡ぼす腹切り刀(たんきはみをほろぼすはらきりかたな)
短気を起こせば、自滅を招いてしまうことのたとえ。 短気は自分の腹を切る刀と同じであるとの意から。
「滅」を含む言葉・熟語
- 討ち滅ぼす(うちほろぼす)
- 煙滅(えんめつ)
- 壊滅・潰滅(かいめつ)
- 撃滅(げきめつ)
- 死滅(しめつ)
- 生滅(しょうめつ)
- 消滅(しょうめつ)
- 自滅(じめつ)
- 寂滅(じゃくめつ)
- 衰滅(すいめつ)
- 殲滅(せんめつ)
- 絶滅(ぜつめつ)
- 全滅(ぜんめつ)
- 入滅(にゅうめつ)
- 廃滅(はいめつ)
- 不滅(ふめつ)
- 滅びる・亡びる(ほろびる)
- 滅ぶ・亡ぶ(ほろぶ)
- 明滅(めいめつ)
- 滅入る(めいる)
- 隠滅(いんめつ)
- 幻滅(げんめつ)
- 掃滅・剿滅(そうめつ)
- 族滅(ぞくめつ)
- 罪滅ぼし・罪滅し(つみほろぼし)
- 点滅(てんめつ)
- 破滅(はめつ)
- 必滅(ひつめつ)
- 覆滅(ふくめつ)
「亡」を含む言葉・熟語
- 隠亡・隠坊(おんぼう)
- 興亡(こうぼう)
- 死亡(しぼう)
- 焼亡(しょうぼう)
- 衰亡(すいぼう)
- 戦亡(せんぼう)
- 逃亡(とうぼう)
- 悼亡(とうぼう)
- 亡き(なき)
- 亡骸(なきがら)
- 亡き人(なきひと)
- 無き者・亡き者(なきもの)
- 亡くす(なくす)
- 亡くする(なくする)
- 亡くなす(なくなす)
- 亡くなる(なくなる)
- 敗亡(はいぼう)
- 滅びる・亡びる(ほろびる)
- 滅ぶ・亡ぶ(ほろぶ)
- 未亡人(みぼうじん)
- 三隣亡(さんりんぼう)
- 存亡(そんぼう)
- 損亡(そんもう)
- 亡い(ない)
- 亡君(ぼうくん)
- 亡兄(ぼうけい)
- 亡国(ぼうこく)
- 亡魂(ぼうこん)
- 亡妻(ぼうさい)