始めとは
始め
はじめ
言葉 | 始め |
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読み方 | はじめ |
意味 | ものごとのはじまり。はじめること。最初の部分。 「~を始め」の形で、多くあるものの中から、主となるもの。代表的なもの。 |
対義語 |
|
使用漢字 | 始 |
始めを含む故事・ことわざ・慣用句
愛は憎悪の始め(あいはぞうおのはじめ)
愛と憎しみは紙一重であり、一歩間違えると愛情は憎悪に変わることがある。愛情を抱く際には、節度やバランスを保つことが大切だということ。 「愛は憎しみの始めなり」ともいう。
会うは別れの始め(あうはわかれのはじめ)
人と人が出会えばいつか必ず別れが訪れる。出会いは別れの始まりでもあるということ。 「会う」は「逢う」とも書く。
冬至冬中冬始め(とうじふゆなかふゆはじめ)
冬至は暦の上では冬の真ん中だが、実際は冬至から本格的に寒くなり、これから冬が始まるように感じられるということ。
隗より始めよ(かいよりはじめよ)
大きな事業を行う時には、まず手近なところから始めよということ。また事を始めるときには、まず言い出した者から実行すべきであるということ。 中国の戦国時代、燕の昭王から賢者の集め方を問われた郭隗が「まず凡人の私を優遇してみて下さい。そうすれば私よりすぐれた人物が自然と集まってくるでしょう」と答えたという故事から。
先ず隗より始めよ(まずかいよりはじめよ)
大きな事業を行う時には、まず手近なところから始めよということ。また事を始めるときには、まず言い出した者から実行すべきであるということ。 中国の戦国時代、燕の昭王から賢者の集め方を問われた郭隗が「まず凡人の私を優遇してみて下さい。そうすれば私よりすぐれた人物が自然と集まってくるでしょう」と答えたという故事から。
物には始めあり終わりあり(ものにははじめありおわりあり)
何事にも必ず始めと終わりがあるから、先にすべき事とあとでする事を正しく見分けなければならないということ。
人生、字を識るは憂患の始め(じんせい、じをしるはゆうかんのはじめ)
人は字を覚え学問をするようになると、心を痛めることが多くなる。なまじ字を覚え学問を積むと、かえって心配したり悩んだりするようになるということ。
始めあるものは必ず終わりあり(はじめあるものはかならずおわりあり)
物事には始めがあるように必ず終わりがある。生あるものには必ず死が訪れ、栄えているものはいつか滅びるということ。
始めが大事(はじめがだいじ)
何事も最初が肝心であるということ。最初にとった方法や態度があとあとにまで影響するので、よく考えて事を始めなければならないということ。
始めちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣くとも蓋取るな(はじめちょろちょろ、なかぱっぱ、あかごなくともふたとるな)
御飯の上手な炊き方をいったもの。炊き始めは弱火で、中ごろは強火にし、途中で蓋を取ってはいけないということ。
始めの囁き後のどよみ(はじめのささやきのちのどよみ)
始めはわずかな人々の間で噂されていたことが、のちに世間中の評判になるということ。
始めは処女の如く後は脱兎の如し(はじめはしょじょのごとくのちはだっとのごとし)
最初のうちはおとなしく振る舞って相手を油断させ、その後は見違えるほど素早く行動して敵を倒すこと。 始めは処女のように弱々しく振る舞い、その後は逃げる兎のようにすばやく行動するとの意から。
始め半分(はじめはんぶん)
何事も最初が肝心で、始めがうまくいけば事の半分は終わったようなものだから、慎重に始めよということ。
始めよければ終りよし(はじめよければおわりよし)
何事も始めがうまくいけば順調に進んで、最後はよい結果になるということ。
始めを言わねば末が聞こえぬ(はじめをいわねばすえがきこえぬ)
話は順序立てて始めからきちんと話さなければ、何故そうなったのか理解できないということ。
生は死の始め(せいはしのはじめ)
この世に生まれる時は、死に向かう道のりの始まりでもあるということ。