得意とは
得意
とくい
言葉 | 得意 |
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読み方 | とくい |
意味 | おもいどおりになって満足すること。 誇らしげなこと。 自信があること。 商売などで、自分の店を贔屓(ひいき)にしてくれる人。顧客。 |
対義語 | |
使用漢字 | 得 / 意 |
得意を含む四字熟語
得意満面(とくいまんめん)
物事が狙い通りになって、誇らしげな様子が顔いっぱいに表れているさま。
得意忘形(とくいぼうけい)
芸術などで、精神や本質を大切にして、外形のことを忘れること。 または、気分が舞い上がって、我を忘れること。 「意を得て形(かたち)を忘(わす)る」とも読む。
得意忘言(とくいぼうげん)
悟りや真理に達した際には言葉が不要になるということ。 言葉は真理に至るため、また相手に思いを伝えるための道具であり、本質が伝われば言葉は忘れてしまっても良いという意味から。 荘子の教えの一つ。 「意を得て言(げん)を忘(わす)る」とも読む。
春風得意(しゅんぷうとくい)
仕事や出世にこれといった問題がなく順調なこと。 「得意」は願いどおりに物事が運ぶこと。 望みが叶うことを春の風の心地よさにたとえた言葉。 中国の唐の時代、孟郊が科挙に合格した喜びを表現した詩の一説から。
禍生得意(かしょうとくい)
物事が思い通りに進んだ時にこそ、予想外の不幸が生まれるということ。 「禍(わざわい)は得意(とくい)より生(しょう)ず」とも読む。
「得」を含む言葉・熟語
- 有り得べき・有得べき(ありうべき)
- あり得る・有り得る(ありうる・ありえる)
- あり得ない・有り得ない(ありえない)
- 一得(いっとく)
- 得る(うる)
- 得難い(えがたい)
- 得体・為体(えたい)
- 得たり(えたり)
- 得手(えて)
- 得てして(えてして)
- 会得(えとく)
- 得物(えもの)
- 得る(える)
- 買い得(かいどく)
- 獲得(かくとく)
- 勝ち得る・勝得る・贏ち得る(かちえる)
- 感得(かんとく)
- 既得(きとく)
- 心得(こころえ)
- 心得顔(こころえがお)
- 心得違い(こころえちがい)
- 心得る(こころえる)
- ごて得(ごてどく)
- 収得(しゅうとく)
- 拾得(しゅうとく)
- 修得(しゅうとく)
- 習得(しゅうとく)
- 取得(しゅとく)
- 生得(しょうとく・せいとく)
- 所得(しょとく)