一刻とは
一刻
いっこく
言葉 | 一刻 |
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読み方 | いっこく |
意味 | 短い時間。わずかな時間。 昔の時間の単位。現在の約三十分。 他人からの意見を聞き入れないこと。頑固。 |
使用漢字 | 一 / 刻 |
一刻を含む四字熟語
一刻千金(いっこくせんきん)
ほんのわずかな時間が千金にも値するということ。 「一刻」の「刻」は時間の単位のことで、わずかな時間のたとえ。 「千金」は多額の金銭のことから、価値があるもののたとえ。 楽しい時間や季節などがあっという間に過ぎ去っていくことを惜しんでいう言葉。 また、少しの時間でも大切にするべきだという戒め。 出典は「春宵一刻値千金」という言葉で、春の夜は素晴らしく非常に価値があるという意味。 「千金一刻」ともいう。
一刻千秋(いっこくせんしゅう)
とても待ち遠しいこと。 「一刻」はとても短い時間ということ。 「千秋」は千年のこと。 わずかな時間なのに、千年にも思えるほど待ち遠しいということから。
春宵一刻(しゅんしょういっこく)
春の夜は何よりも風情があり、春の夜のひとときには非常に大きな価値があるということ。 「春宵」は春の夜。 「一刻」はすこしの時間のこと。 「春宵一刻値千金」を略した言葉。
一刻を含む故事・ことわざ・慣用句
「一」を含む言葉・熟語
- 朝一(あさいち)
- 一握(いちあく)
- 櫟・一位(いちい)
- 一位(いちい)
- 一意(いちい)
- 一尉(いちい)
- 一葦(いちい)
- 一囲・一圍(いちい)
- 一一(いちいち)
- 一溢米(いちいつべい・いちいつのこめ)
- 一因(いちいん)
- 一員(いちいん)
- 一院(いちいん)
- 一院制(いちいんせい)
- 一宇(いちう)
- 一円・一圓(いちえん)
- 一応・一應・一往(いちおう)
- 一概・一槩(いちがい)
- 一概に(いちがいに)
- 一月(いちがつ)
- 一丸(いちがん)
- 一眼(いちがん)
- 一機軸(いちきじく)
- 一休沐(いちきゅうもく・いつきゅうもく)
- 一義(いちぎ)
- 一儀(いちぎ)
- 一議(いちぎ)
- 一隅(いちぐう)
- 一見識(いちけんしき)
- 一芸(いちげい)
「刻」を含む言葉・熟語
- 丑の時参り・丑の刻参り(うしのときまいり・うしのこくまいり)
- 忌刻・忌剋(きこく)
- 刻み(きざみ)
- 刻み足(きざみあし)
- 刻み煙草(きざみたばこ)
- 刻み付ける(きざみつける)
- 刻み目(きざみめ)
- 刻む(きざむ)
- 急刻(きゅうこく)
- 切り刻む・切刻む(きりきざむ)
- 小刻み(こきざみ)
- 刻一刻(こくいっこく)
- 刻印(こくいん)
- 刻限(こくげん)
- 刻する(こくする)
- 刻下(こっか・こくか)
- 刻苦(こっく・こくく)
- 刻刻(こっこく・こくこく)
- 後刻(ごこく)
- 惨刻・惨剋(さんこく・ざんこく)
- 深刻(しんこく)
- 時刻(じこく)
- 数刻(すうこく)
- 寸刻(すんこく)
- 先刻(せんこく)
- 遅刻(ちこく)
- 彫刻(ちょうこく)
- 定刻(ていこく)
- 乃刻(ないこく)