辛苦とは
辛苦
しんく
| 言葉 | 辛苦 |
|---|---|
| 読み方 | しんく |
| 意味 | 辛い出来事のために苦しむこと。 |
| 用例 | 「艱難―」 |
| 活用 | 「―する」 |
| 使用漢字 | 辛 / 苦 |
わかりにくい
ふつう
わかりやすい辛苦を含む四字熟語
粒粒辛苦（りゅうりゅうしんく）
努力や苦労を少しずつ積み重ねていくこと。 「粒粒」は一粒一粒の米のことで、米の一つ一つが農民の辛く苦しい努力や苦労の結晶という意味から。 「粒々辛苦」とも書く。
艱難辛苦（かんなんしんく）
困難な状況に苦しみ悩むこと。 「艱」と「難」はどちらも苦しむことや悩むこと。 「辛苦」は苦しみ悩みのこと。 似た意味の言葉を重ねて強調したもの。 「辛苦艱難」ともいう。
辛苦遭逢（しんくそうほう）
非常に辛く苦しい出来事にあうこと。 「辛苦」は辛く苦しい出来事。 「遭」と「逢」はどちらも遭遇するということ。
辛労辛苦（しんろうしんく）
ひどく辛い苦労をすること。 「労苦」という言葉に、「辛」を加えて強調した言葉。 「辛労」は「心労」とも書く。 「辛苦辛労（辛苦心労）」ともいう。
艱苦辛苦（かんくしんく）
苦しみながら悩み苦労すること。 「艱」と「苦」はどちらも苦しむことや悩むこと。 「辛苦」は苦しみ悩みこと。 似た意味の言葉を重ねて強調した言葉で、人が生きる上で起こる、多くの辛い出来事に苦しみ悩むことをいう。
「辛」を含む言葉・熟語
- 甘辛（あまから）
- 甘辛い（あまからい）
- 命からがら・命辛辛（いのちからがら）
- 恨み辛み・怨み辛み（うらみつらみ）
- えがらっぽい・蘞辛っぽい（えがらっぽい）
- 辛（かのと）
- 辛くも（からくも）
- 芥子・辛子（からし）
- 辛党（からとう）
- 辛み・辛味（からみ）
- 聞き辛い・聞辛い（ききづらい）
- 香辛料（こうしんりょう）
- 狡辛い（こすからい）
- こすっからい・狡っ辛い（こすっからい）
- 辛夷（こぶし）
- 塩辛（しおから）
- 塩辛い（しおからい）
- 愁辛（しゅうしん）
- 辛気（しんき）
- 辛酸（しんさん）
- 辛勝（しんしょう）
- 辛抱（しんぼう）
- 辛辣（しんらつ）
- 辛労（しんろう）
- 世知辛い・世智辛い（せちがらい）
- 唐辛子・唐芥子（とうがらし・とんがらし）
- 悲辛（ひしん）
- 辛い（からい）
- 辛口（からくち）
