「以」を含む熟語・言葉 — 112 件
「以」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
悪、小なるを以て之を為すこと勿れ・悪の小なるを以て之を為すなかれ(あく、しょうなるをもってこれをなすことなかれ・あくのしょうなるをもってこれをなすなかれ)ことわざ辞典
「これくらいの悪なら大したことはない」と軽く考えて、悪いおこないに手を出すなという意味。小さな悪でもくり返せば積み重なり、やがて大きな悪につながるので、ささいなことから気を引きしめよという戒めである。 中国の三国時代に蜀を建てた劉備が、死の間際に、跡を継ぐ劉禅に書き残した言葉の一節。このあとに「善の小なるを以て為さざるなかれ」(よいおこないは、小さくても進んでせよ)と、対になる教えが続く。
油を以って油煙を落とす・油を以て油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)ことわざ辞典
同じたちのものをぶつけて片をつける。性質を分かち持つぶんだけ、よそから持ち込んだ手より確かに落ちる。
以夷制夷・以夷征夷(いいせいい)四字熟語辞典
外敵どうしを争わせ、その力を弱めて抑えること。 「夷」はもと中国の東方の異民族をいい、広く外国・外敵を指す。 自ら手を下さず、相手どうしをぶつけ合わせて思いどおりにすることにもいう。 「夷(い)を以って夷(い)を制す」とも読む。 「以夷征夷」とも書く。
以逸待労(いいつたいろう)四字熟語辞典
こちらが動かないときに、相手が動かなければいけない情況を作って相手の疲弊を狙う策略。 兵法三十六計の第四計。 局面の主導権を握ることの重要性をいうもの。
以一当千(いいつとうせん)四字熟語辞典
一人で千人と同等の働きをすること。 または、一つのものが千のものの代わりになること。 「一(いつ)を以(もっ)て千(せん)に当(あ)つ」とも読む。
以遠(いえん)
以往(いおう)
その時からのち。以後。以降。「平安遷都[以往]の文化」
以下(いか)
数量や程度などが、基準を含んだ下の範囲。
以火救火(いかきゅうか)四字熟語辞典
火を使って火を消そうとすること。 問題を解決しようとしてやり方を間違い、逆に被害が大きくなることをいう。 「火(ひ)を以(もっ)て火(ひ)を救う」とも読む。
以外(いがい)
対象を除いた別のもの。
以杞包瓜(いきほうか)四字熟語辞典
高位の人物が持つ徳が、大衆を包み込むこと。または、高位の人物が謙遜した態度で賢者を求めること。 「杞」は植物の行李柳のことで、高い地位を持つ人のたとえ。 「瓜」は植物の瓜のことで、普通の人々のたとえ。 行李柳で作った葛籠に壊れやすい瓜を入れるということから。 「杞(き)を以(もっ)て瓜(うり)を包む」とも読む。
以魚駆蠅(いぎょくよう)四字熟語辞典
物事の対処の仕方を間違えると、かえって悪化するということ。 蠅が寄ってくる魚を振り回して追い払おうとしても、蠅は逆に寄ってくるということから。 「魚(うお)を以(もっ)て蠅(はえ)を駆(か)る」とも読む。
以降(いこう)
(基準となる時を含み)それより後のこと。
以後(いご)
(基準となる時を含み)時間・時期的な意味合いでそれより後のこと。
以身役物(いしんえきぶつ)四字熟語辞典
自分の体が物に酷使されること。 または、周囲のことに振り回されたり、そのために苦労すること。 「身(み)を以(もっ)て物(もの)に役(えき)せらる」とも読む。
以身殉利(いしんじゅんり)四字熟語辞典
つまらない人間は、自分の利益や欲望のためだけに一生を費やすということ。 「以身」は自ら、自分自身という意味。 「殉利」は利益や欲望に身を捧げるという意味。 「身を以て利に殉ず」とも訓読する。
以心伝心(いしんでんしん)四字熟語辞典
言葉や文字などを使うことなく、心と心で互いの意志や気持ちが通じ合うこと。 元は、文字や言葉では表現できない奥義を、師と弟子の心を通わせることで伝えることを意味した禅宗の言葉。 「心(こころ)を以(もっ)て心(こころ)に伝(つた)う」と訓読する。
以耳代目(いじだいもく)四字熟語辞典
他人から聞いただけのことを確認せずに信じ込むこと。 「耳(みみ)を以(もっ)て目(め)に代(か)う」とも読む。
以上(いじょう)
数量や程度などが、基準を含んだ上の範囲。
以人為鑑(いじんいかん)四字熟語辞典
他の人の態度や言動をみて、自分の戒めにすること。 他人を鏡にするという意味から。 中国の唐の時代、地位など気にせずに相手をしっかりと諫(いさ)める魏徴の死を悼んだ太宗皇帝は、為政者が手本とすべき三鑑の内の一つを失ったと嘆いたという故事から。 「人(ひと)を以(もっ)て鑑(かがみ)と為(な)す」とも読む。
以水救水(いすいきゅうすい)四字熟語辞典
間違った手段で盛んな勢いを抑えようとして、かえって勢いを強めてしまうこと。 水を注いで水の流れを止めようとするということから。 「水(みず)を以(もっ)て水(みず)を救う」とも読む。
以水滅火(いすいめっか)四字熟語辞典
非常に簡単に物事ができること。 水をかけて火を消すという意味から。 「水(みず)を以(もっ)て火(ひ)を滅す」とも読む。
以西(いせい)
(その地点・地域を含んだ)ある場所よりも西のこと。
以前(いぜん)
(基準となる時を含み)時間・時期的な意味合いでそれより前のこと。
以鼠為璞(いそいはく)四字熟語辞典
取るに足らない物を高価なものとして扱うこと。 「璞」は手が加わっていない宝石の原石。 古代中国の鄭の国では宝石の原石を璞(はく)といい、周の国では鼠の生肉を朴(はく)と言っていた。 周の国の人が鄭の国の商人に、はくを買わないかと言われたが、璞ではなく朴だったという故事から。 「鼠(ねずみ)を以(もっ)て璞(はく)と為(な)す」とも読む。
以多問寡(いたもんか)四字熟語辞典
人から素直に学ぼうとすること。 多くの知識を持つ人が、知識の少ない人に物事を尋ねるということから。 「多(た)を以(もっ)て寡(か)に問う」とも読む。
一以貫之(いちいかんし・いついかんし)四字熟語辞典
一つの思いを曲げずに貫き通すこと。 「一以て之を貫く」とも読む。
一言以て之を蔽う(いちげんもってこれをおおう)ことわざ辞典
多くの事柄を含んだものの全体を、その芯にあたる一言でまとめ上げること。 古い詩を三百ほど集めた『詩経』の中身を、孔子が思い邪なしという一言でまとめて評したときの言葉から。 「蔽う」は、上からかぶさって包みこむという意味。この一節をもとにした四字熟語に一言蔽之がある。
一別以来(いちべついらい)四字熟語辞典
この前会った時以来という意味。 しばらく会っていない人との挨拶の時の言葉。 「一別」は一度別れるの意味。 「一別来」とも略す。
以長撃短(いちょうげきたん)四字熟語辞典
味方の長所を活かして、相手の短所を攻撃する。 戦場での兵の動かし方を説いた言葉。 「長(ちょう)を以(もっ)て短(たん)を撃つ」とも読む。
以長続短(いちょうぞくたん)四字熟語辞典
他人の長所を学び、それを取り入れて自分の短所を補うこと。 「長(ちょう)を以(もっ)て短(たん)を続(つ)ぐ」とも読む。
一を以て万を察す・一を以て万を知る(いちをもってばんをさっす・いちをもってばんをしる)ことわざ辞典
手近にある一つの事柄をよく見て、そこから物事の全体がどうなっているかを見当づけること。ごくわずかな手がかりで全体をつかみとるほど物わかりが早く、見抜く目の確かな人を評しても使う。 中国の思想家荀子の言葉。荀子は、大昔の聖王の道を知るには、その跡がくっきり残る近い時代の王を手本にすればよいと説き、千年の昔を知りたければ今日をよく数え、限りなく多くのものを知りたければ一つ二つを詳しく調べよ、と述べた。その締めくくりに、近いものから遠いものを、小さな兆しから明らかなものを知る、という句と並べてこの言葉を置いている。 似た意味を持つ言葉として一を聞いて十を知るがあり、国語辞典にはこれと同じ意味とするものもある。ただし、そちらは『論語』に由来し、出どころが別である。逆に、一部だけを見て全体を決めつける浅はかさをいう言葉に一斑を見て全豹を卜すがある。 「一を以て万を察す」ともいう。読みを「いちをもってまんをしる」とする本もある。
一簣を以て江河を障う・一簣を以て江河を障ぐ(いっきをもってこうがをささう・いっきをもってこうがをふせぐ)ことわざ辞典
手に負えないほど大きな流れや勢いを、ごくわずかな力でせき止めにかかること。とても望みのない試みをいう。あわせて、乏しい力のまま大がかりな仕事に挑む姿を言い表す場合もある。 「一簣」とは、もっこ(土を入れて運ぶかご)一つ分の土を指し、「江河」は中国の大河である長江と黄河を合わせた呼び名。もっこ一つ分の土を積んで、大河の流れをふさごうとするところから来ている。 『漢書』で何武と王嘉の二人を評した文に出てくる。前漢の終わりごろ、王莽が勢いを強め、董賢が皇帝にかわいがられていた時代に、二人は小さな力でその流れに逆らい、ついに身を滅ぼしたと記されている。 大きな水を手だけで止めようとする言葉に赤手を以て江河を障う、大海を手で塞ぐもある。「一簣」は九仞の功を一簣に虧くにも出てくる。
佚を以って労を待つ・佚を以て労を待つ・逸を以て労を待つ(いつをもってろうをまつ)ことわざ辞典
こちらは腰を据えたまま体力を残し、相手が動き通しで擦り減るのを待ってから当たる。 「佚」は骨を休めていること。
以東(いとう)
(その地点・地域を含んだ)ある場所よりも東のこと。
以湯止沸(いとうしふつ)四字熟語辞典
対処の方法を間違えたために、事態が更に悪くなること。 沸騰している湯の勢いを弱めるために、沸騰している湯を注ぐということから。 「湯(ゆ)を以(もっ)て沸(ふつ)を止(とど)む」とも読む。
以湯沃雪(いとうようせつ・いとうよくせつ)四字熟語辞典
極めて簡単に物事ができること。 湯をかけて雪をとかすという意味から。 「湯(ゆ)を以(もっ)て雪(ゆき)に沃(そそ)ぐ」とも読む。
以徳報怨(いとくほうえん)四字熟語辞典
憎い人に対して仕返しではなく、あえて恩恵を施すこと。 「徳(とく)を以(もっ)て怨(うら)みに報(むく)ゆ」とも読む。
以毒攻毒(いどくこうどく)四字熟語辞典
悪を利用して他の悪を滅ぼすこと。 毒を治療するために、別の毒を使うという意味から。 「毒(どく)を以(もっ)て毒(どく)を攻(せ)む」とも読む。
以毒制毒(いどくせいどく)四字熟語辞典
悪を滅するために、他の悪を使うこと。 毒を治療するために、別の毒を使うという意味から。 「毒を以て毒を制す」という形で使うことの多い言葉。
以内(いない)
基準を含めて、それよりの内側であること。
以南(いなん)
(その地点・地域を含んだ)ある場所よりも南のこと。
以肉去蟻(いにくきょぎ)四字熟語辞典
目的を果たすための方法を誤ると逆効果になることのたとえ。 蟻(あり)が好む肉を使って蟻を追い払おうとするということから。 「肉(にく)を以(もっ)て蟻(あり)を去(さ)る」とも読む。
以文会友(いぶんかいゆう)四字熟語辞典
学問を通じて仲間を集めること。 君子の交友をいう言葉。 「文(ぶん)を以(もっ)て友(とも)を会(かい)す」とも読む。
以北(いほく)
(その地点・地域を含んだ)ある場所よりも北のこと。
以暴易暴(いぼうえきぼう)四字熟語辞典
暴力によって暴力をおさえること。 古代中国の暴君と名高い殷の紂王を周の武王が武力により征伐したさいに、伯夷と叔斉の兄弟が武王を非難した言葉。 「暴(ぼう)を以(もっ)て暴(ぼう)に易(か)う」とも読む。
以貌取人(いぼうしゅじん)四字熟語辞典
人の賢愚は容姿だけでは判断することはできないということ。 澹台滅明は容姿が醜く、孔子は弟子にとることを躊躇したが、非常に優秀で清廉な人物だったということから。 孔子の失敗談の一つ。 「貌(ぼう)を以(もっ)て人(ひと)を取る」とも読む。
今以て(いまもって)
これだけ時がたっても、まだそうならないさま。
以毛相馬(いもうそうば)四字熟語辞典
外見で人を判断することはできないということ。 馬の毛の色ですぐれた馬を見分けようとするという意味から。 「毛(け)を以(もっ)て馬(うま)を相(そう)す」とも読む。
以杙為楹(いよくいえい)四字熟語辞典
取るに足らない人物を重用することのたとえ。 小さな杭を家の大黒柱として使うということから。 「杙」は馬や牛をつなぎ止めておく杭。 「楹」は太く丸い丸太。 「杙(よく)を以(もっ)て楹(えい)を為(な)す」とも読む。
以来(いらい)
その時から引き続きずっと。それから今に至るまで。
以力仮仁(いりょくかじん)四字熟語辞典
人徳による政治に見せかけているが、裏で武力による権力の拡大を行うこと。 「力(ちから)を以(もっ)て仁(じん)を仮(か)る」とも読む。
以力服人(いりょくふくじん)四字熟語辞典
力で他人を従わせること。 「力を以て人を服す」とも読む。
以蠡測海(いれいそくかい)四字熟語辞典
浅い考えで大きな物事を推測することのたとえ。または、見識が狭いことのたとえ。 「蠡」は植物のひょうたん。 ひょうたんで一度海水を汲んで、その量から海の大きさを推測するという意味から。 「蠡(れい)を以(もっ)て海(うみ)を測る」とも読む。
以労撃逸(いろうげきいつ)四字熟語辞典
疲労のたまった軍隊で気力に満ちた軍隊を打ち倒すこと。 「労」は疲労。 「逸」は休むこと。 「労(ろう)を以(もっ)て逸(いつ)を撃つ」とも読む。 中国の三国時代の魏の張既は、疲弊した遠征軍を率いて、策略によって他国を平定したという故事から。
以呂波(いろは)
仮名の文字。また、それを並べた「いろは歌」。
夷を以て夷を制す(いをもっていをせいす)ことわざ辞典
他国同士を争わせ、自国の安全と利益を図ること。 「夷」は、外国のこと。 「以夷制夷」ともいう。
怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)ことわざ辞典
投げつけられたものを、そっくり投げ返さない。むごい扱いをした者にこそ厚く遇し、争いの根を残さずにおく。
己を以て人を度る・己を以て人を量る(おのれをもってひとをはかる)ことわざ辞典
手元にある物差しは自分の分しかないので、人の中身までそれを当てて測ってしまう。 相手の器を、こちらの寸法で決めつけることになる。
恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)ことわざ辞典
受けた仕打ちを、それを上回る親切で帳消しにする。相手の側に負い目を残す形で決まりをつける。
開闢以来(かいびゃくいらい)四字熟語辞典
天地が出来てから今までずっとということ。 「開闢」は天と地が開けるという意味。
君君たらずと雖も臣以て臣たらざるべからず(きみきみたらずといえどもしんもってしんたらざるべからず)ことわざ辞典
上に立つ者がその器に足りなくとも、下で仕える側はおのれの務めを崩さず、変わらぬ忠を尽くすべきものだという戒め。
救火以薪(きゅうかいしん)四字熟語辞典
誤った処置をしたことで、かえって悪化してしまうことのたとえ。 火を消そうとして薪を加えるということから。 「火(ひ)を救うに薪(たきぎ)を以(もっ)てす」とも読む。
徼以為知(きょういいち)四字熟語辞典
他人の意見を盗んで、自分の意見であるかのように振る舞うこと。 「徼」は掠め取ること。 「徼(かす)めて以(もっ)て知と為(な)す」とも読む。
牛刀を以て鶏を割く(ぎゅうとうをもってにわとりをさく)ことわざ辞典
小さな事柄を処理するのに、大がかりな手段は必要ないということ。 「焉んぞ」は、どうしての意。 「牛刀」は、牛を料理するときに使う大きな包丁。 鶏をさばくのに、どうして牛刀を使う必要があるだろうかという意味から。
楔を以て楔を抜く(くさびをもってくさびをぬく)ことわざ辞典
食い込んで動かないものを、同じたぐいのものをもう一つ差し込んで外すやり方。穏やかな手立てでは動かない相手に、同種の力をぶつけて片づける。
管を以て大空を測る・管を以て天を窺う(くだをもっておおぞらをはかる・くだをもっててんをうかがう)ことわざ辞典
自分の狭い見識で、大きな問題について勝手に判断することのたとえ。 「管」は「かん」とも読む。 「管を以て大空を測る」「管の穴から天を覗く」「針の穴から天を覗く」ともいう。
薫は香を以て自ら焼く(くんはこうをもってみずからやく)ことわざ辞典
優れた才能を持つ人が、その才能によって身を滅ぼすことのたとえ。 「薫」は、香草のこと。 香草は香りがよいために焼かれるとの意から。
鴻毛を以て炉炭の上に燎く(こうもうをもってろたんのうえにやく)ことわざ辞典
事が拍子抜けするほどあっけなく済むこと。 おおとりの羽毛を熾った炭の上に置けば、置いた端から燃え尽きる。
是を以て(ここをもって)
前に述べたことが理由になっていることを表す言葉。こういうわけで。
事は密なるを以て成る・事は密を以て成り、語は泄を以て敗る(ことはみつなるをもってなる・ことはみつをもってなり、ごはせつをもってやぶる)ことわざ辞典
事を運ぶなら、人に知られぬうちに運びきることだ。中身が外へ流れ出た時点で、その仕事は崩れはじめる。韓非子はこれに「語は泄を以て敗る」を続け、口から漏れることこそ破綻のもとだと説いた。
之を言う者罪無く、之を聞く者以て戒むるに足る(これをいうものつみなく、これをきくものもっていましむるにたる)ことわざ辞典
たとえを使って遠回しに述べた批判なら、口にした人がとがめられることはないし、耳にした人もわが身に照らして、行いを改めるきっかけにできる。 中国の古い詩集『詩経』の序文の一節で、諸国の民の歌(風)が、上に立つ人の政治をそれとなくいさめる働きを持つことを説いたもの。「聞く者」は、国を治める側の人を指す。
コンマ以下(こんまいか)ことわざ辞典
その人の能力や価値が標準以下であることのたとえ。
使民以時(しみんいじ)四字熟語辞典
民に労役を強いる場合は、農作業が暇な時期にするなどの配慮をすべきであるということ。 政治を執り行う人がするべき配慮を説いた言葉。 「民(たみ)を使(つか)う時(とき)を以(もっ)てす」とも読む。
升を以て石を量る(しょうをもってこくをはかる)ことわざ辞典
器の小さい者には、自分より大きな人間の中身は測りきれないということ。 一升ますでは、その百倍にあたる一石をすくい切ることはできない。相手を量る目盛りは、こちらの器の大きさで決まってしまう。
自今以後(じこんいご)四字熟語辞典
現在から先。今から後。 「自今」は「而今」「爾今」、「以後」は「已後」とも書く。
実以て(じつもって)
井蛙は以て海を語るべからず(せいあはもってうみをかたるべからず)ことわざ辞典
見聞の狭い者には、広い世界の道理や大きな事柄は理解できず、説いても通じにくいことのたとえ。 井戸の中だけを知る蛙に海の話をしても分からない意から。
赤手を以て江河を障う(せきしゅをもってこうがをささう)ことわざ辞典
道具ひとつ持たぬ両の手で、大河の水をおしとどめようとする。人手を借りずに一身で大事へ挑む姿をいい、また、そうまでしても届かない事柄のたとえにもなる。 「赤手」は何も持たない手、「江河」は長江と黄河をさす。
千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰いゆ・千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰ゆ(せんじょうのつつみもろうぎのあなをもってついゆ)ことわざ辞典
どれほど堅固に積み上げたものでも、内側に空いた小さな穴からもろく崩れる。 大きさは、そのまま強さにはならない。
