「井」を含む熟語・言葉 — 68 件
「井」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
井(い)
地面に穴を掘り、地下水を汲んだり、汲み上げたりするもの。いど。
相碁井目(あいごせいもく)四字熟語辞典
人にはそれぞれ実力の差があり、何事においても優劣や巧拙が存在することを囲碁の勝負にたとえた言葉。 「相碁」は、囲碁において同等の実力を持つ者同士で対局すること。 「井目」は碁盤上の九つの点のことで、実力の差が大きいときに弱い側が先に石を置く場所を示す。
青天井(あおてんじょう)
青空。空を天井にたとえていう言葉。野天。
井桁(いげた)
「井」の形に組んだ井戸の縁。また、その形そのもの。
井渫えて食われず(いさらえてくわれず)ことわざ辞典
底をさらえて澄ませた井戸に、口をつける者がない。力のある者が世に出る機会を与えられずにいるさま。
井筒(いづつ)
井戸の地上部分を囲っている部分。中に落ちないようにするためのもので、木や石などを材料とする。
井戸の端の童・井筒のそばの童(いづつのそばのわらべ・いどのはたのわらべ)ことわざ辞典
災いがすぐそばに迫っている、あぶなっかしい状態のたとえ。表面は穏やかでも、いつ悪いほうへ転ぶか見当もつかない場面で使う。 井戸のすぐ近くで遊んでいる幼い子は、いつ中へ落ちてしまうか分からず、とても危ないことから言う。「童」は子どものことで、「わらんべ」と読む辞書もある。 「井筒のそばの童」ともいう。「井筒」は井戸の口のまわりを囲む枠。似た言葉に子供川端、火の用心がある。
井戸(いど)
地面を深く掘って地下水を汲み上げて用水として利用するための施設。
井戸から火の出たよう(いどからひのでたよう)ことわざ辞典
まず起こりそうにないことや、だれも予想しなかったことが実際に起こるたとえ。 井戸は本来水がわき出る所で、そこから火が噴き出すことなどまず考えられないので、こう言う。 近い意味のたとえに灰吹きから蛇が出るがある。
井戸替え(いどがえ)
井戸側(いどがわ)
井戸のまわりの土がくずれ込まないよう、穴の壁に沿ってめぐらせた囲い。地面から上に出た部分は、人や物が中へ落ちこまないための備えにもなる。
井戸車(いどぐるま)
井戸の真上に渡した横木に取り付ける滑車。溝に掛けた綱を引いて車を回し、つるべを井戸の水面と地上との間で行き来させる。
井戸端(いどばた)
井戸に近い場所。井戸のほとり。
井戸端会議(いどばたかいぎ)
共同井戸の近くで水汲みなどを行いながら世間話を楽しむこと。
井の中の蛙大海を知らず・井底の蛙・井蛙・井蛙大海を知らず・坎井の蛙・埳井の蛙・大海知らぬ井の蛙(いのなかのかわずたいかいをしらず・かんせいのあ・せいあ・せいあたいかいをしらず・せいていのあ・たいかいしらぬいのかわず)ことわざ辞典
外の広い世界や多様な考えを知らず、狭い見識にとらわれていることのたとえ。 狭い井戸の底で暮らす蛙は、外にある広大な海の存在を知るよしもないという意から。 「井蛙大海を知らず」「大海知らぬ井の蛙」「埳(坎)井の蛙」「井底の蛙」「井蛙」などともいう。
井守(いもり)
池や沼、水田、井戸などの、流れのない水にすむ小さな生き物。
雲竜井蛙(うんりゅうせいあ・うんりょうせいあ)四字熟語辞典
地位や知恵の差が非常に大きいこと。 大空を翔る竜と井戸の中にいる蛙という意味から。 竜は地位や知恵が高いことをたとえたもの、蛙は低いことをたとえたもの。
大天井(おおてんじょう)
鏡天井(かがみてんじょう)
渇而穿井(かつじせんせい)四字熟語辞典
事後になって急いで対処することのたとえ。 喉が渇き、水を欲するようになってから井戸を掘ることから。 「渇(かっ)して井(せい)を穿(うが)つ」とも読む。
渇に臨みて井を穿つ(かつにのぞみていをうがつ・かつにのぞみてせいをうがつ)ことわざ辞典
必要に迫られてから慌てて対処しても間に合わないことのたとえ。事前に適切な対策や準備をしておかなければならないということ。 のどが渇いてから、ようやく井戸を掘るとの意から。
甘井先ず竭く・甘井先に竭く(かんせいさきにつく・かんせいまずつく)ことわざ辞典
うまい水の湧く井戸ほど、桶が絶えず下りて先に底を見せる。 方々から当てにされる者ほど、蓄えを残さず出し切ることになる。
甘井先竭(かんせいせんけつ)四字熟語辞典
才能がある人ほど、衰退するのが早いということのたとえ。 「甘井」はうまい水の出る井戸。 うまい水が出る井戸は、人がより多く集まるために、先に水がなくなるということから。 「甘井(かんせい)、先(ま)ず竭(つ)く」とも読む。
坎井之鼃・埳井之鼃(かんせいのあ)四字熟語辞典
世の中のことを知らず、自分だけの狭い見識や考え方にとらわれていることのたとえ。 「埳井」は壊れた古い井戸。 「鼃」は蛙(かえる)のこと。 井戸に住む蛙が海に住む大亀に、自分の住む井戸は広く自由で素晴らしいと語ったところ、大亀から海の広さや深さを聞かされて蛙はとても驚いたという故事から。
橘井杏林(きつせいきょうりん)四字熟語辞典
医者や医術をたたえていう言葉。 「橘井」は、仙人の蘇耽が母に、疫病がはやったら庭の井戸の水と軒の橘の葉で人を救えと言い残し、そのとおりに多くの人が助かったという故事から。 「杏林」は、医者の董奉が治療代を取らず、病の治った人に杏の木を植えさせたところ、やがて大きな林になったという故事から。 どちらも『神仙伝』にみられる。
組み天井・組天井(くみてんじょう)
雲井(くもい)
雲の浮かぶ、地上から見てはるかに高い空のあたり。大空。
雲井調子(くもいぢょうし)
車井戸(くるまいど)
滑車を用いて、両端につるべを取り付けた綱を上下させることで水をくむ仕組みを備えた井戸。
格天井(ごうてんじょう)
竿縁天井(さおぶちてんじょう)
鑿井(さくせい)
地下水や石油などの地下資源を採取するための井戸を掘ること。
市井(しせい)
人の住む家が集まっている場所。街中。井戸の周囲に人々が集まったことから。
市井の徒(しせいのと)ことわざ辞典
まちなかをうろついて、決まった生業も持たずに好き勝手にふるまう手合い。「市井」は、井戸のあたりに人が寄って市が立ったことからいう、人の住むまちのこと。
市井之徒(しせいのと)四字熟語辞典
普通の人。 または、素行の悪いならず者のこと。 「市井」は町にある共用の井戸のことで、昔の中国では井戸の周りに町を作っていたということから、人家が集中している場所をいう。 「徒」は多くの人々のこと。
市井無頼(しせいぶらい)四字熟語辞典
街の中で生活している無法者。 「市井」は多くの人が住んでいる所。町。 「無頼」は無法者。ならず者。
井蛙の見(せいあのけん)ことわざ辞典
狭い見識。自分の限られた経験や知識だけを基準にして、広い世界や物事の全体を理解できないこと。 井戸の蛙が外の広大さを知らずにいるというたとえ話から。
井蛙之見(せいあのけん)四字熟語辞典
自分の狭い範囲の知識や経験だけで物事を判断し、広い世界を知らないこと。また、そのような狭い見識のこと。 「井蛙」は井戸の底にすむ蛙のことで、世間を知らない人のたとえ。 『荘子』にある、井戸の中の蛙は狭い井戸の中しか知らないので、海がどれほど広いかを話しても分からない、という言葉から。 「井底之蛙」と同じ意味。
井蛙は以て海を語るべからず(せいあはもってうみをかたるべからず)ことわざ辞典
見聞の狭い者には、広い世界の道理や大きな事柄は理解できず、説いても通じにくいことのたとえ。 井戸の中だけを知る蛙に海の話をしても分からない意から。
井渫不食(せいせつふしょく)四字熟語辞典
すぐれた才能をもつ人物が登用されずにいることのたとえ。 「井渫」の「渫」は水の底にあるごみを取り除くという意味から、「井渫」はきれいな井戸水のこと。 「不食」は飲むためには用いないこと。 ごみなどのないきれいな井戸水があるのに、飲むための水として用いないという意味から。 「井(せい)渫(さら)えども食らわれず」とも読む。
井然(せいぜん)
正しい状態に整っている様子。
井底之蛙(せいていのあ)四字熟語辞典
自分の知っているごくわずかな範囲だけで物事を判断してしまい、広い世界の本当の様子を知らないこと。 井戸の中に住む蛙が外の広い世界を知らず、井戸の中の狭い環境だけを世界のすべてだと思い込んでいるという話から。
井目(せいもく)
囲碁の碁盤に記されている九つの点。
染井吉野(そめいよしの)
筒井(つつい)
丸い筒そのものの形に作られた井戸。
つり天井・吊天井(つりてんじょう)
部屋にいる者の命をねらって仕組まれた天井。つなぎとめておいた天井板を一気に落とし、その真下の相手を押しつぶす。
釣瓶縄井桁を断つ(つるべなわいげたをたつ)ことわざ辞典
わずかな力でも休まず重ねれば、やがて堅いものを断つに至るというたとえ。細くやわらかい釣瓶縄も、長く使ううちには井戸の井桁をこすり切ってしまうことから。
天井(てんじょう)
部屋の上をふさぐ板張り。屋根裏を目にふれさせず、寒さや音をやわらげる。
天井裏(てんじょううら)
天井から目薬(てんじょうからめぐすり)ことわざ辞典
思うようにいかず、もどかしいことのたとえ。また、回りくどくて効果のないことのたとえ。 二階から階下の人に目薬をさそうとしても、上手くいかないことから。 「天井から目薬」ともいう。
天井画(てんじょうが)
天井クレーン(てんじょうくれーん)
天井桟敷(てんじょうさじき)四字熟語辞典
大きな劇場で、料金が安く、一番天井に近い後ろの客席のこと。 一番奥にあるために見づらく、せりふも聞き取り辛いが、料金が安いため、何度も通う芝居好きの客が多く、演者には重要視された。
天井知らず(てんじょうしらず)ことわざ辞典
相場などが上がり続けて、どこまで上がるか予測がつかない様子。
天井灯(てんじょうとう)
天井値(てんじょうね)
天井を打つ・天井を突く(てんじょうをうつ・てんじょうをつく)ことわざ辞典
相場がこれ以上上がらない最高の値になること。
二番天井(にばんてんじょう)
背井離郷・離郷背井(はいせいりきょう・りきょうはいせい)四字熟語辞典
生まれ育った故郷から離れて、他の地で暮らすこと。 「井」は井戸。転じて、人の集まる場所のこと。 「郷」は村や郷里のこと。 「背」と「離」はどちらも離れるという意味。 「離郷背井」ともいう。
避坑落井(ひこうらくせい)四字熟語辞典
一つの災難を乗り越えても、次の災難がすぐにやってくるということ。 「坑」は地面に掘った穴。 地面の穴を注意深く避けて、井戸に落ちるという意味から。 「坑(こう)を避(さ)け井(せい)に落つ」とも読む。
噴き井戸・噴井戸(ふきいど)
船底天井(ふなぞこてんじょう)
掘り抜き井戸・掘抜井戸(ほりぬきいど)
丸天井(まるてんじょう)
半円球の天井。ドーム。
藪井竹庵(やぶいちくあん)
油井(ゆせい)
石油の採取のために掘った井戸。
葦の管から天井を覗く・葦の髄から天井を覗く(よしのくだからてんじょうをのぞく・よしのずいからてんじょうをのぞく)ことわざ辞典
ごく限られた見聞だけを頼りに、広い世界や大きな事柄の全体まで分かったつもりでいる浅はかさのたとえ。 葦の茎の細い穴から天井をのぞき、わずかに見えた部分を天井のすべてだと決めつけることから。 江戸いろはがるたの一つ。
忘れ井(わすれい)
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