「竈」の意味

「竈」(かまど)の意味・読み方を解説します。
竈
かまど
| 言葉 | 竈 |
|---|---|
| 読み方 | かまど |
| 意味・例文 |
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「竈」で使われている漢字
「竈(かまど)」の他の読み方
「竈(かまど)」を含む故事・ことわざ・慣用句
竈の下の灰まで(かまどのしたのはいまで)
家の中の物すべて、財産すべてということ。 かまどの灰にいたるまで残らず全部との意から。
竈将軍(かまどしょうぐん)
外では小さくなっているのに、わが家へ帰ると急に大きな顔をする者。夫にも妻にもいう。 竈は煮炊きをする場、転じて所帯そのものをさし、その狭い持ち場でだけ振るう権勢を将軍になぞらえた。
竈に媚ぶ(かまどにこぶ)
地位は高くても実際の力を持たない人に取り入るよりも、身分は下でも物事を実際に動かしている人に取り入っておくほうが得になる、ということ。 「奥」は家のいちばん奥の部屋にまつる神、「竈」はかまどにまつる煮炊きの神のこと。「媚ぶ」は「媚びる」の古い形で、「奥に媚びんよりは寧ろ竈に媚びよ」ともいう。 『論語』八佾にある話から。衛の国で実際の力を握っていた家臣の王孫賈が、この言い習わしの意味を孔子にたずね、主君ではなく自分に取り入れと遠回しに求めた。孔子は「そうではない。天にそむく罪を犯せば、祈る先はどこにもない」と答えて、はねつけた。
竈が賑わう(かまどがにぎわう)
家の暮らしぶりが上向いて、家計に余裕ができてくること。お金の心配が少なく、家の中が豊かなようすをいう。 「竈(かまど)」は、なべや釜をかけて火をたき、ご飯やおかずを煮炊きする台所の設備。そこから、食べていくためのもと、ひいては一家が日々を送る生活そのものを、この語で示すことがある。その竈がにぎわう、すなわち暮らしのもとが勢いづく意から。 「民の竈」という言葉も人々の暮らしの意で、昔の和歌には、高い所から見わたすと家々から煙が立ちのぼり、民のかまどがにぎわっていると詠んだものがある。なお、家を興して財産を築くことは[[お竈を起こす*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/450.php]]という。
竈を分ける(かまどをわける)
家族の一人が親もとの家を離れて、自分の家庭を別に持つこと。分家すること。家の主が子や弟などを分家させる意で用いることもある。 かまど(竈)は、昔の家で火をたいて食事をこしらえた所。一家の暮らしを表すものとされ、一つの世帯そのものを指しても使われた。その竈を別々に持つ、つまり暮らしの土台を分けることから、新しく一家を構える意になった。 竈を家に見立てた言葉には、成功して一家の財を築く意の[[お竈を起こす*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/450.php]]や、家計がうるおう意の[[竈が賑わう*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/9128.php]]もある。
「竈」を含む言葉
- 竈馬(かまどうま)
- 竈(くど)
- 塩釜・塩竈(しおがま)
- 炭窯・墨竈(すみがま)
- 病巣・病竈(びょうそう)
- お釜・お竈(おかま)
- 土がま・土竈(どがま)
- 七竈(ななかまど)
