触れるとは
触れる
ふれる
言葉 | 触れる |
---|---|
読み方 | ふれる |
意味 | 軽く触る。瞬間的に触る。 知覚する。 規則や法律などに反する。違反する。 物事や機会に出会う。接する。受ける。 関わる。言い及ぶ。 力や作用の影響を受ける。 心に感じる。 動きが分かる。感じ取る。「手首の脈が―」 広く人々に知らせる。言いふらす。 触るようにする。触ることができる。 |
使用漢字 | 触 |
触れるを含む故事・ことわざ・慣用句
忌諱に触れる(ききにふれる)
目上の人がいやがる言動をして、ご機嫌を損なうこと。 「忌諱」は忌み嫌って避けること。 「きき」は「きい」とも読む。
琴線に触れる(きんせんにふれる)
感銘を受けたり共感を感じることのたとえ。 「琴線」は、琴の糸。ここでは、人の心の奥にある思いや感情のたとえ。 その琴線(人の心の奥にある思いや感情)に触れることから。
逆鱗に触れる(げきりんにふれる)
目上の人を激しく怒らせてしまうこと。「逆鱗」は、竜のあごの下にある逆さに生えたうろこ。これに人が触れると、竜が怒ってその人を殺すという中国の故事から。本来は天子を怒らせることをいった。
核心に触れる(かくしんにふれる)
ものごとの最も重要なところに踏み込んで指摘すること。
勘気に触れる(かんきにふれる)
主君や親など、目上の者から咎められること。
気が触れる(きがふれる)
精神の状態がおかしくなること。
機微に触れる(きびにふれる)
表面からはわかりにくい、心の微妙な変化を感じとること。
耳朶に触れる(じだにふれる)
偶然聞くこと。たまたま耳に入ること。聞き及ぶ。
耳目に触れる(じもくにふれる)
見たり聞いたりすること。
癇に触れる(かんにふれる)
他人の些細な言動などを腹立たしく思うこと。 「癇に触れる」ともいう。
目に触れる(めにふれる)
視界に入ること。見えること。