田とは
田
た
言葉 | 田 |
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読み方 | た |
意味 | 稲の栽培を行う耕地。たんぼ。 |
例文 | 「―を耕す」 |
対義語 | |
使用漢字 | 田 |
田を含む故事・ことわざ・慣用句
朝酒は門田を売っても飲め(あさざけはかどたをうってものめ)
朝酒は格別おいしいので、少々無理をしてでも飲むべきだということ。「門田」は家の門前にある田の意。
我が田に水を引く(わがたにみずをひく)
自分の利益になるように取り計らうこと。 自分の田に水を引くことから。
畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)
手段や方法が違っても、同じ結果になることのたとえ。 畦道から行っても田から行っても、結局行き着く所は同じということから。 「田から行くも畦から行くも同じ事」「田を行くも畦を行くも同じ」「田歩くも畔歩くも同じ」などともいう。異形の多い語。
田の事すれば畑が荒れる(たのことすればはたけがあれる)
一方に気をとられていると他方がおろそかになってしまうので、両方同時にはできないということ。 田んぼのことをすれば、畑まで手が回らずに荒れてしまうとの意から。
句を作るより田を作れ(くをつくるよりたをつくれ)
現実の生活に役に立たない風流なことより、実益となることをせよというたとえ。腹の足しにもならない句を作るより、実益のある田を作れということから。
詩を作るより田を作れ(しをつくるよりたをつくれ)
現実の生活に役に立たない風流なことをするより、実益となる仕事をせよというたとえ。腹の足しにもならない詩を作るより、実益のある田んぼを作れということから。
田作る道は農に問え(たつくるみちはのうにとえ)
農業のことは農民に聞くのが一番いいように、何事もその専門家に聞くのが一番いい方法だということ。