「殷」の意味

「殷」(いん)の意味・読み方を解説します。

言葉殷
読み方いん
意味

古代の中国にあった王朝で、遺跡や出土した文字から実在が確かめられている中では最も古いもの。伝えでは、湯王(とうおう)が夏(か)を討って開いたとされ、前十六世紀のころから五百年あまり続いたのち、三十代目の紂王(ちゅうおう)のとき、西で勢いを増した周に攻められて滅んだ。いまの河南省のあたりを中心に、黄河のほとりの地を治めた。王は天の神の考えを占いで尋ね、祭りや戦などの大事をその答えによって決めた。占いの記録をカメの甲羅や獣の骨に彫りつけた甲骨文字(こうこつもじ)と、手の込んだ文様の青銅器がよく知られる。後期の都の跡は殷墟(いんきょ)と呼ばれ、十九世紀の終わりに見つかった甲骨文字の読み解きと、二十世紀の殷墟の発掘によって、古い書物の伝える王朝が本当にあったと裏づけられた。当時の人々は、この国を商と呼んでいた。→商

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「殷」で使われている漢字

部首 殳部(ほこづくり・るまた)
画数 10画
音読み イン / アン
訓読み あか(い) / おお(い) / さか(ん) / にぎ(やか) / ねんご(ろ) / ゆた(か)
意味 さかん。おおい。ゆたか / 古代中国の王朝の名 / ねんごろ。ていねい など
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