一如とは
一如
いちにょ
言葉 | 一如 |
---|---|
読み方 | いちにょ |
意味 | 現れ方に違いはあるが、真理はただ一つであるということ。 同一または一体であること。 |
例文 | 「物心―」「身心―」「形影―」「剣心―」 |
使用漢字 | 一 / 如 |
一如を含む四字熟語
形影一如(けいえいいちにょ)
仲が良い夫婦のこと。 または、心の善悪が行動に出ること。 体と影は離すことが出来ないように深く結びついた関係ということから。
迷悟一如(めいごいちにょ)
仏教では、迷いも悟りも仏になる本性をもつという観点からどちらも同一のものであるということ。
凡聖一如(ぼんしょういちにょ)
賢者も普通の人も本質的には同じであり、誰にでも仏になる可能性があるということ。 「一如」は同じものであるということ。 仏教の言葉で、煩悩を払った聖人と、煩悩に迷っている人は別のものではあるが、人としての本質は同じものであるという意味から。
身心一如(しんしんいちにょ)
肉体と精神は一つのものの両面であり、分けることはできないということ。 「一如」は一体であること。 「心身一如」とも書く。
「一」を含む言葉・熟語
- 朝一(あさいち)
- 一握(いちあく)
- 櫟・一位(いちい)
- 一位(いちい)
- 一意(いちい)
- 一尉(いちい)
- 一葦(いちい)
- 一囲・一圍(いちい)
- 一一(いちいち)
- 一溢米(いちいつべい・いちいつのこめ)
- 一因(いちいん)
- 一員(いちいん)
- 一院(いちいん)
- 一院制(いちいんせい)
- 一宇(いちう)
- 一円・一圓(いちえん)
- 一応・一應・一往(いちおう)
- 一概・一槩(いちがい)
- 一概に(いちがいに)
- 一月(いちがつ)
- 一丸(いちがん)
- 一眼(いちがん)
- 一機軸(いちきじく)
- 一休沐(いちきゅうもく・いつきゅうもく)
- 一義(いちぎ)
- 一儀(いちぎ)
- 一議(いちぎ)
- 一隅(いちぐう)
- 一見識(いちけんしき)
- 一芸(いちげい)
「如」を含む言葉・熟語
- 晏如(あんじょ)
- 怡怡如(いいじょ)
- 如何(いかが)
- 如何わしい(いかがわしい)
- 如何様(いかさま)
- 如何な(いかな)
- 如何なる(いかなる)
- 如何物・偽物(いかもの)
- 如何様(いかよう)
- 如何・奈何(いかん)
- 如何な(いっかな)
- 如月(きさらぎ)
- 鞠躬如(きっきゅうじょ・きくきゅうじょ)
- 急急如律令・喼喼如律令(きゅうきゅうにょりつりょう・きゅうきゅうじょりつりょう)
- 欠如・缺如・闕如(けつじょ)
- 慊如(けんじょ)
- 忽如(こつじょ)
- ごとき・如き(ごとき)
- ごとく・如く(ごとく)
- 如し(ごとし)
- 如く・若く(しく)
- 真如(しんにょ)
- 恂恂如(じゅんじゅんじょ)
- 如才(じょさい)
- 如上(じょじょう)
- 㺟如(たくじょ)
- 大日如来(だいにちにょらい)
- 突如(とつじょ)
- 不如意(ふにょい)