「虎」から始まる熟語・言葉 — 40 件
「虎」から始まる漢字を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
虎(とら)
ねこの仲間でいちばん大きな獣。体長は二メートルにもなる。黄褐色の地に走る黒い横縞は、藪の中では光と影に紛れ、獲物に気づかれず忍び寄るのに役立つ。群れを作らず、一頭で鹿や猪をおそう。アジアだけにすみ、乱獲と森の減少で数が大きく減った。
虎杖(いたどり)
山道のわきや荒れ地に、二メートルほどまで伸びる草。
虎魚(おこぜ)
カサゴ目フサカサゴ科、または、オニオコゼ科の魚類の総称。背びれに毒がある。味はよいが可食部は少ない。
虎踞竜盤・虎踞竜蟠(こきょりょうばん)四字熟語辞典
地形が険しく、攻めにくい地域のこと。 または、すぐれた能力のある者がとある地域を手に入れて、そこで権勢を振るうこと。 または、文章に勢いがあること。 「竜蟠」は竜がとぐろをまいてじっとしていること。 「虎踞」は虎がうずくまってじっとしていること。 「竜蟠」は「竜盤」とも書く。 「虎踞竜蟠(虎踞竜盤)」ともいう。
虎渓三笑(こけいさんしょう)四字熟語辞典
あることに夢中になって、他のことを全て忘れてしまうこと。 「虎渓」は中国の江西省の廬山にあったとされる谷の名前。 「三笑」は三人で笑うこと。 中国の東晋の高僧の慧遠は、廬山の寺にこもって、虎渓よりも外に出ないと誓っていたが、詩人の陶潜と道士の陸修静を見送るときに話に夢中になり、虎の吠える声で虎渓を越えてしまったことに気づき、三人で大笑いしたという故事から。
虎穴(こけつ)
虎が巣としている穴。
虎穴虎子(こけつこし)四字熟語辞典
危険なことをしなければ、大きな利益や功績を得ることはできないということ。 「虎子」は虎の子ども。 虎の子どもを捕らえるためには、危険な虎の巣穴に入るしかないという意味から。 「虎穴に入らずんば虎子を得ず」を略した言葉。
虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)ことわざ辞典
危険なことも避けていては、大きな成功は得られないということ。 虎の住む穴に入らなければ、虎の子をつかまえることは出来ないとの意から。
虎口(ここう)
この上なく危険な場所や状態。
虎口余生(ここうよせい)四字熟語辞典
極めて危険な状況から、奇跡的に助かること。 「虎口」は虎の口のことから、極めて危険な目に遭うことのたとえ。 「余生」は死にそうな状況から生き残ること。
虎口を脱す・虎口を脱する(ここうをだっす・ここうをだっする)ことわざ辞典
危険な状態からやっとのことで逃れること。「虎口」は、虎の口のように危険な場所の意。
虎口を逃れて竜穴に入る(ここうをのがれてりゅうけつにいる)ことわざ辞典
次から次へと災難にあうことのたとえ。 虎に食われる危険から逃れたら、今度は竜の住む穴に入り込んでしまうことから。
虎視眈々・虎視眈眈(こしたんたん)四字熟語辞典
力のあるものが、機会をじっくりと窺っている様子。 「虎視」は虎が獲物をじっくりと狙うこと。 「眈眈」は睨む、見下ろすという意味。 虎が獲物を鋭く見つめて、襲う機会をじっくりと待っている様子から。
虎嘯風生(こしょうふうしょう)四字熟語辞典
すぐれた能力を持つ人が機会を得て奮起することのたとえ。 「虎嘯」は虎が吠えること。 「風生」は風が発生すること。 虎が吠えて風が激しく巻き起こるという意味から。 「虎(とら)嘯(うそぶ)いて風(かぜ)生(しょう)ず」とも読む。
虎嘯風冽(こしょうふうれつ)四字熟語辞典
聖人が君主になると、それにともなってすぐれた臣下が現れることのたとえ。 虎が吠えると風が冷たくなるという意味から。 「虎(とら)嘯(うそぶ)きて風(かぜ)冽(つめた)し」とも読む。
虎擲竜挐(こてきりゅうだ・こてきりょうだ)四字熟語辞典
英雄と英雄が戦うことのたとえ。 「擲」は投げつけること。 「挐」はつかみ合うこと。 虎と竜が激しく打ち合うという意味から。 「竜挐」は「りゅうだ」とも読む。 「竜挐虎擲」ともいう。
虎頭蛇尾(ことうだび)四字熟語辞典
始めは勢いがあるが、終わりになるとなくなってしまうことのたとえ。 頭は大きくて立派な虎の頭だが、尾は蛇のように細く弱々しいという意味から。
虎豹豈犬羊の欺きを受けんや(こひょうあにけんようのあざむきをうけんや)ことわざ辞典
器量の据わった人物が、格下の浅知恵で言いくるめられるはずがない、と反語の形で言い放つ。
虎豹之文(こひょうのぶん)四字熟語辞典
才能と知恵のどちらもある人は、才能と知恵があるために災いを招くということのたとえ。 虎や豹は毛皮が美しいために、狩りをする気を起こさせるという意味から。 「文」は文様。
虎皮羊質(こひようしつ)四字熟語辞典
外見は立派だが、中身が伴わないこと。 虎の皮を羊に被せることから。 「虎皮羊質」ともいう。
虎尾春冰・虎尾春氷(こびしゅんぴょう)四字熟語辞典
極めて危険なことのたとえ。 または、危険なことをすることのたとえ。 虎の尾を踏んで、春の厚みの無い氷の上を歩くという意味から。 「虎尾春冰」とも書く。
虎狼(ころう)
虎と狼。
虎刈・虎刈り(とらがり)
頭髪の刈り方が下手で、虎の縞模様のように段がついて不揃いになった状態。
虎毛(とらげ)
虎の背の毛のように、黄色の地に黒い縞(しま)のあるもの。虎斑。
虎鶫(とらつぐみ)
黄褐色の体に黒い三日月形の斑が並び、虎の模様を思わせるつぐみの仲間。暗い森にすみ、夜、笛を吹くような細く長い声で鳴く。この声が不気味がられ、「平家物語」に出る化け物「鵺(ぬえ)」の名は、この鳥の呼び名から取られた。ぬえどり。
虎に翼(とらにつばさ)ことわざ辞典
勢力のあるものに、さらに力強いものが加わることのたとえ。 強い虎に翼をつけることから。 「獅子に鰭」ともいい、その場合は獅子にひれが加わる形にたとえる。
虎になる(とらになる)ことわざ辞典
酒に酔って恐怖を感じなくなること。 または、酒に酔って暴れること。
虎の威を借る狐・虎の威を藉る狐(とらのいをかるきつね)ことわざ辞典
他人の権力に頼って、弱いものが空威張りすることのたとえ。 虎に捕らえられた狐が「天の神が私を百獣の長にした。だから私を食べると天の命令にそむくことになる。うそだと思うならついてきなさい。獣たちはみな逃げ出すはずだ」といった。 虎が狐のあとについていくと、獣たちがみな逃げて行った。 虎は自分を恐れて獣たちが逃げたことに気づかず、狐を恐れて逃げ出したと信じたという故事から。 「狐虎の威を藉る」ともいう。
虎の尾を踏む(とらのおをふむ)ことわざ辞典
非常に危険なことをすることのたとえ。 「危うきこと虎の尾を踏むが如し」ともいう。
虎の子(とらのこ)ことわざ辞典
非常に大切にして手放さないもの。虎が子を大事にするということから。
虎の子渡し(とらのこわたし)ことわざ辞典
家計のやりくりに苦しむことのたとえ。虎が子を三頭生むと、その中に彪(ひょう)が一頭いて他の二頭を食おうとするため、川を渡る時に子を彪と二頭だけにしないよう、子の運び方に苦慮するという中国の故事から。
虎の巻(とらのまき)
兵法の秘伝書。中国の兵法書「六韜(りくとう)」のうちの一つ、虎韜の巻から。
虎は死して皮を留め、人は死して名を残す・虎は死して皮を留め、人は死して名を留む(とらはししてかわをとどめ、ひとはししてなをとどむ・とらはししてかわをとどめ、ひとはししてなをのこす)ことわざ辞典
虎が死んでも美しい毛皮が残って大切に扱われるように、人も亡くなったあと、生きていたときの働きによって名前が長く語り伝えられるということ。 「虎」は「豹」、「留め・留む」は「残し・残す」ともいう。
虎は千里往って千里還る・虎は千里行って千里帰る(とらはせんりいってせんりかえる)ことわざ辞典
勢いが盛んで力強い行動力のたとえ。また、子を思う親の愛情深い行動力のたとえ。虎は一日に千里の道を進み、その後、再び同じ距離を戻ってくると言われることから。
虎は千里の藪に栖む(とらはせんりのやぶにすむ)ことわざ辞典
優れたものは、広々として奥深い所にいるということ。虎は千里もあるような広い藪にすんでいるということから。
虎斑(とらふ)
「虎毛」に同じ。
虎を描いて狗に類す・虎を描いて猫に類す・虎を画きて狗に類す(とらをえがいていぬにるいす・とらをえがいてねこにるいす・とらをえがきていぬにるいす)ことわざ辞典
凡人が優れた人の真似をして、軽薄になることのたとえ。また、立派過ぎるものを求めて失敗することのたとえ。 後漢の馬援が甥たちをいさめた手紙の一節から。豪傑肌の杜季良をまねようとして果たせなければ、虎を描こうとして狗にしかならないのと同じように、世間の軽薄者に落ちてしまうと説いた。 「虎を描いて猫に類す」ともいう。
虎を野に放つ(とらをのにはなつ)ことわざ辞典
後々の禍のたねになるものを、手もつけずに放り出しておくたとえ。 果てしなく広がる野へ虎を解き放てば、もう捕らえようがない。「虎を野に放つ」ともいう。
虎を養いて患いを遺す・虎を養いて自ら患を遺す(とらをやしないてうれいをのこす・とらをやしないてみずからうれいをのこす)ことわざ辞典
今のうちに断つべきものを、かえって手元で肥え太らせ、のちに自分がその力に食い破られること。幼い虎を飼い続ければ、いずれその爪と牙が飼い主に向かうことから。
虎落笛(もがりぶえ)
冬の強い風が、竹垣や柵(さく)などに当たって出す、笛のような音。「もがり」は、竹を筋違いに組み合わせて作った柵(さく)。
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