「案」を含む熟語・言葉 — 91 件
「案」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
案(あん)
これからどう動くかを頭の中で組み立てたもの。うまい手だてや思いつきについていう。
明日の事は明日案じよ(あすのことはあすあんじよ)ことわざ辞典
明日の事は明日のこと。何が起こるかわからないから今日から心配しても仕方ないということ。
頭の濡れぬ思案(あたまのぬれぬしあん)ことわざ辞典
先のことを考えるより、まずは自分の身に及んでいる問題を解決することが大事だということ。 いま降っている雨で頭を濡れないようにすることが先決だとの意から。
案内(あない)
案下(あんか)
手紙で相手の名前の脇に添えて敬意を表す言葉。
案外(あんがい)
自分の予想と実際の物事の様子に差があること。
案件(あんけん)
問題になっているため、調査して審議すべき事柄。
案出(あんしゅつ)
考え出すこと。工夫して新たな物を作り出すこと。
案じ顔(あんじがお)
案じてたもるより銭たもれ(あんじてたもるよりぜにたもれ)ことわざ辞典
心配して下さるより銭を下さいということ。口だけで心配してくれても、実質が伴わなければ役に立たない。心配するより銭をくれ、ということをおもしろい語呂合わせで言った言葉。「たもる」は「賜わる」が転じた言葉。
案じる(あんじる)
知恵をしぼり、うまい手立てを思いつく。
案じるより団子汁(あんじるよりだんごじる)ことわざ辞典
あれこれ心配しても仕方ないから、団子汁でも食べて気を紛らわしたほうがよいという助言。 「案じる」は「餡汁」の語呂合わせ。 団子汁は餡汁に団子を入れたもの。ただの餡汁よりいいというしゃれでもある。 似た形の言葉に案じるより念じろもある。そちらは、心配するより神や仏に祈れという教えである。
案じるより念じろ(あんじるよりねんじろ)ことわざ辞典
心配ごとをくよくよ思い悩むばかりでは救われないから、それよりも神や仏に助けを願って、心をこめて祈りなさいと勧める言葉。 「案じる」は心配すること、「念じる」は神や仏に向かって心の中で祈ること。 似た形の言葉に案じるより団子汁もある。そちらは、心配するより団子汁を食べてのんびりしようという、しゃれをきかせた言葉である。
案ずる(あんずる)
「案じる」に同じ。
案ずるに(あんずるに)
よく考えてみると。思うに。
案ずるより産むが易い・案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすい・あんずるよりうむがやすし)ことわざ辞典
あれこれ心配するより、物事は実際にやってみると意外とたやすく出来るということのたとえ。出産の前はいろいろ心配するものだが、終わってみると心配したほどではなかったということから。
案内(あんない)
人を導いて、ある場所へ連れて行くこと。
案に相違する・案に違う(あんにそういする・あんにたがう)ことわざ辞典
前もって考えていたこととは違うということ。予想がはずれる。 「案に違う」ともいう。
案の定(あんのじょう)ことわざ辞典
前もって見当をつけていたとおりに、物事が現実に起こるようす。「はたして」に近い意味。 「案」は前もってめぐらせた考え、「定」は「…のとおり」という意味の言葉で、合わせて「考えていたとおり」ということを表す。 似た言い方に「案の如く」がある。反対に、見込みが外れたときは案に相違するという。
案配(あんぱい)
ちょうどいい程度に配置や処理をすること。
案分(あんぶん)
基準となる数量に比例した割合で分けること。
案文(あんぶん)
案として作る、下書きの文章。また、その文章を考えること。
一案(いちあん)
一つの考えや意見。
一計を案じる(いっけいをあんじる)ことわざ辞典
目的を達成するため、計略を思いめぐらすこと。
恋は思案の外・色は思案の外(いろはしあんのほか・こいはしあんのほか)ことわざ辞典
恋愛は理性を失わせるため、常識や理屈で理解できるものではないということ。 「恋」は「色」、「思案」は「心」ともいう。
案山子(かかし・かがし)
田畑に立てる、木や藁などで作った人形。田畑を鳥獣から守るために設置する。
鎹思案(かすがいじあん)ことわざ辞典
二つの事をどちらも成功させようとする考え。 「鎹」は、材木と材木をつなぐために用いるコの字形の釘。 釘でつなぎ止めるように、両方を得ようとすることから。 「鎹分別」ともいう。
勘案(かんあん)
様々な事情などを含めて考えること。
堪忍五両、思案十両(かんにんごりょう、しあんじゅうりょう)ことわざ辞典
こらえることに五両、思案をめぐらすことに十両。腹立ちを抑えるだけでも上出来だが、その先まで見通して動けるなら値打ちはその倍になる。 金高に置き換えて、我慢どまりにせず知恵を働かせよと説いたもの。
起案(きあん)
文書や条文などの元になる案や文章を作ること。
几案之才・机案之才(きあんのさい)四字熟語辞典
美しい文章を作る才能のこと。 または、その才能を持っている人のこと。 「几」と「案」はどちらも机のこと。 「机案之才」とも書く。
挙案斉眉(きょあんせいび)四字熟語辞典
夫婦の間にも礼儀を保って、お互いに尊敬しあっていること。 「案」は食事などを載せる膳のこと。 中国の後漢の梁鴻の妻である孟光は、梁鴻に食事を出すときは、膳を眉の高さまで捧げて敬っていたという故事から。 「案を挙(あ)ぐること眉(まゆ)に斉(ひと)しくす」とも読む。
教案(きょうあん)
議案(ぎあん)
会議で討論や審議をするための案。
玉案(ぎょくあん)
宝石を飾り付けた美しい机。
具案(ぐあん)
原案を書くこと。
愚案(ぐあん)
下らない考えや馬鹿馬鹿しい考え。自分の考えを謙っていう言葉。
蛍窓雪案・雪案蛍窓(けいそうせつあん・せつあんけいそう)四字熟語辞典
苦労して勉学に励むこと。 蛍の光と雪明かりで勉強するという意味から。 「車胤」と「孫康」という二人の人物の故事から。 晋の車胤は、灯火の油を買うことができないほど貧しかったため、蛍を集めてその光で勉強し、同じように貧しかった孫康は、雪明かりで勉強をしたという二つの故事から。 「雪案蛍窓」ともいう。
懸案(けんあん)
以前から問題になっているが、解決していない事柄。
検案(けんあん)
状況や痕跡などを調べて考えること。
下種の後思案・下衆の後思案(げすのあとじあん)ことわざ辞典
気の利いた案が出てくるのは、決まって決着がついたあと。 手遅れの入れ知恵ほど始末に負えないものはない、と切って捨てる。
原案(げんあん)
討議などの話し合いの土台となる最初の案。
公案(こうあん)
真理を悟るために考えさせる問題。禅宗の言葉。
口案(こうあん)
考案(こうあん)
いろいろと考えてよりよいことを考え出すこと。工夫。
虚仮の後思案(こけのあとじあん)ことわざ辞典
肝心な場面では何ひとつ浮かばないくせに、片がついてから「ああすればよかった」と口を開く。
凝っては思案に余る(こってはしあんにあまる)ことわざ辞典
物事に熱中しすぎると、よい考えも浮かばなくなり、冷静な判断が出来なくなるということ。
今案意楽(こんあんいらく)四字熟語辞典
新しく出た考えがすぐれていると思い込むこと。 今の自分の考えを得意に思って楽しむという意味から。 「今案」は自分が今持っている考え。仏教の言葉。 「意楽」は得意になって楽しむこと。
御案内(ごあんない)
思案(しあん)
先のことをどうするか、心の中で練ること。また、練った中身。
私案(しあん)
その人個人としての考え。
試案(しあん)
試しに考えてみる仮の案。
思案投げ首(しあんなげくび)ことわざ辞典
よい案が浮かばずに悩み、首を傾けている様子。 「思案」はいろいろと考えること。 「投げ首」は首を傾げている様子。
思案投首(しあんなげくび)四字熟語辞典
よい知恵が出ずに、首をうなだれるように傾けて考え込んでいる様子。 どうしたものかと手立てに困り、途方に暮れているときにいう。 「思案」は、どうすればよいかとあれこれ頭を悩ませること。 「投首」は、考えに詰まって首を前へがくりと傾けるしぐさ。 「思案投げ首」とも書く。
思案に余る(しあんにあまる)ことわざ辞典
どれだけ考えてもよい案が浮かばないこと。
思案に暮れる(しあんにくれる)ことわざ辞典
どれだけ考えてもよい案が浮かばず思い悩むこと。
思案の案の字が百貫する(しあんのあんのじがひゃっかんする)ことわざ辞典
事に当たる前にひと思案しておくだけで、それが百貫の重みになる。とにかくよく考えてから動け、ということ。 「貫」は昔の銭の単位で、一文銭千枚が一貫。「思案」の二字のうち「案」の一字だけで、その百倍が付くと踏んだわけである。
新案(しんあん)
今までになかった考えや工夫。新しい考案。
事案(じあん)
問題として取り上げられている事柄。
図案(ずあん)
美術品や工芸品などを作るさいに、形や色、模様などを考えて図に表したもの。意匠。デザイン。
成案(せいあん)
完成している計画や方針、文案。
素案(そあん)
検討を行うためのもととなる大まかな案。
創案(そうあん)
誰も考え付かなかったことを最初に考え出すこと。また、その考え。
草案(そうあん)
計画などの討議や検討を行うための初めの下書き。原案。
対案(たいあん)
ある案件に対して出される別の案。
代案(だいあん)
ある案件の代わりとして出される案。
断案(だんあん)
提案(ていあん)
議案や意見、考えなどを提出すること。また、その提出されたもの。
鉄案(てつあん)
しっかり固まっていて、どう議論しても覆らない考えや結論。また、それを支える、疑いようのない証拠。
答案(とうあん)
試験の問いにこたえて書いた文。答えを書きこむ用紙もいう。
同案(どうあん)
同じ案や考え。
咽元思案・喉元思案(のどもとじあん)四字熟語辞典
軽率な考えという意味。 「喉元」は喉のあたり。 「思案」は考えのこと。 思考を重ねて胸の辺りでじっくり考えたのではなく、胸よりも浅い喉のあたりで思いついた考えということから。 「咽元思案」とも書く。
廃案(はいあん)
国会の会期中に可決されず、また継続審議が議決されずに廃止される議案。
発案(はつあん)
新しい考えを出すこと。案を出すこと。
鼻先思案(はなさきじあん)四字熟語辞典
軽率な考えという意味。 「鼻先」は鼻の先端。 「思案」は考えのこと。 思考を重ねて頭でじっくり考えたのではなく、鼻の先で思いついた考えということから。
鼻元思案(はなもとじあん)四字熟語辞典
軽率な考えという意味。 「鼻元」は鼻の付け根。 「思案」は考えのこと。 思考を重ねて頭でじっくり考えたのではなく、鼻の付け根の付近で思いついた考えということから。
独り案内(ひとりあんない)
不案内(ふあんない)
知識や経験、心得などがないこと。様子や事情がはっきりと分からないこと。
腹案(ふくあん)
表に出さないまま、前もって心のうちで組み立てておく考え。胸のうちで練る、その行いもさす。
不知案内(ふちあんない)四字熟語辞典
知識がないために、何が起こっているのか全くわからないこと。 「不知」は知識がないこと。 「案内」は物事の事情や様子のこと。 「案内を知らず」とも読む。
