「恥・辱」の意味・類語・対義語

「恥・辱」(はじ)の意味・読み方を解説します。類語・対義語・連想語もあわせて確認できます。
恥
/辱
はじ
| 言葉 | 恥・辱 |
|---|---|
| 読み方 | はじ |
| 意味・例文 |
|
「恥・辱」の類語(同義語)・言い換え
「恥・辱」の別の言い方や言い換え、近い意味を持つ言葉の一覧です。
「恥・辱」の対義語(反対語)
- はじ恥・辱

- ほまれ誉れ
※広義での対義語(反対語)も含まれます。
「恥・辱」の関連語・連想語
「恥・辱」で使われている漢字
「恥・辱」を含む故事・ことわざ・慣用句
会稽の恥を雪ぐ(かいけいのはじをすすぐ)
敗戦で負わされた屈辱や、人から受けた忘れがたい辱めを、のちになって晴らすこと。 越王勾践は呉王夫差に会稽山で降り、屈辱の講和をのまされた。以後は苦い胆をなめて悔しさを忘れまいとし、范蠡らを頼んで国力を養い、二十年あまりを経てついに呉を討ち取ったという。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥(きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ)
知らないことを聞くのはほんの一時の恥で済むが、聞かずに知らないまま過ごすのは一生恥ずかしいということ。
命長ければ恥多し(いのちながければはじおおし)
長く生きていれば、それだけ恥をかく事も多くなるということ。 「恥」は「辱」とも書く。 また、「長生きは恥多し」「長生きすれば恥多し」「長命すれば恥多し」などともいう。
問うは一旦の恥、問わぬは末代の恥(とうはいったんのはじ、とわぬはまつだいのはじ)
知らないことを聞くのはほんの一時だけ恥ずかしい思いをするが、聞かずに知らないまま過ごすのは一生恥ずかしい思いをするということ。
下問を恥じず(かもんをはじず)
身分や年齢の低い者に物事を尋ねることを、恥ずかしいとか体裁が悪いと思わず、素直に聞くという姿勢が大切だということ。
知ったか振りの恥搔き(しったかぶりのはじかき)
本当は知らないのに、いかにも知っているようなそぶりをすると大恥を搔くということ。
宗旨の争い釈迦の恥(しゅうしのあらそいしゃかのはじ)
どの宗派もたどっていけば同じ一人の教えに行き着くのだから、その門下どうしが優劣を言い争えば、恥をかくのは釈迦のほうだということ。 身内でいがみ合うことの愚かさを笑った言い方。
据え膳食わぬは男の恥(すえぜんくわぬはおとこのはじ)
女のほうから誘っているのに、それに応じないのは男の恥だということ。「据え膳」は、目の前に用意された食膳のこと。俗に女性からの誘いのこと。
損して恥搔く(そんしてはじかく)
金や物を失ったばかりか、体面まで潰してしまうこと。踏んだり蹴ったりの状態にいう。
旅の恥は搔き捨て(たびのはじはかきすて)
旅先では知人もいないので、いつもなら恥ずかしいと思うようなことをしても平気だということ。
恥と頭は搔き次第(はじとあたまはかきしだい)
どんなに恥をかいてもいっこうに平気で、恥ずかしいことを続けていくこと。自由に頭を搔くように、恥をかき続けてもまるで気にしないことから。
恥の上塗り(はじのうわぬり)
恥をかいた上にさらに恥をかくこと。 「恥の上書き」「恥の掻き上げ」「恥の恥」ともいう。
恥を言わねば理が聞こえぬ(はじをいわねばりがきこえぬ)
隠しておきたい恥も場合によっては打ち明けなければ、相手に事情をよく理解してもらえないということ。
恥を知らねば恥搔かず(はじをしらねばはじかかず)
恥を恥と思わない者は、どんなに恥ずかしいことも平気でやる。恥を知らないことこそ、真の恥だということ。
赤恥をかく(あかはじをかく)
人前でひどく恥ずかしい思いをする。 「赤恥」は、「恥」を強めた言い方。
生き恥を曝す(いきはじをさらす)
生きながらえたために恥をかくこと。
恥を雪ぐ(はじをすすぐ)
受けた恥を取り去って、名誉を取り戻すこと。 「雪ぐ」は「そそぐ」とも読む。
名に恥じない(なにはじない)
名声や評判などに、実力が伴っているさま。
縄目の恥を受ける(なわめのはじをうける)
犯罪者として世間から軽蔑され、辱めを受けること。 罪人として縄で縛られるとの意から。
縄目の恥(なわめのはじ)
罪人として縄で縛られる恥のこと。
会稽の恥(かいけいのはじ)
戦いに敗れて受けた恥のこと。また、他人から受けた耐え難い屈辱のこと。 中国の春秋時代、越王の勾践が呉王の夫差と会稽山で戦って敗北した。その後、勾践は長年の苦労に耐え、夫差に復讐をとげてその恥を雪いだという故事から。
恥も外聞も無い(はじもがいぶんもない)
恥ずかしいという気持ちや、世間からの評判をまったく気にせず、なりふり構わず行動する様子。
恥を曝す(はじをさらす)
人前で失敗したりみっともない振る舞いをしたりして、自分の面目を失うこと。世間に対してみっともない姿をさらけ出すこと。 「曝す」は「晒す」とも書く。
恥をかく(はじをかく)
人前で失敗するなどして、面目を失ったり、きまりの悪い思いをしたりすること。 「かく」は「搔く」とも書く。
恥を知る(はじをしる)
してはならない行いをそれと見分け、そこに心の痛みを覚えるだけの分別を備えている。
廉士は人を恥じしめず(れんしはひとをはじしめず)
身ぎれいに生きる者は、相手の面目をつぶして手に入る取り分には手を伸ばさない。自分の分け前を増やすために人を低いところへ落とす、そのやり方をはじめから執らない。 「廉士」は、私欲で動かない人を指す。
暗がりの恥を明るみへ出す(くらがりのはじをあかるみへだす)
口をつぐんでいれば表に出ずに終わった失態を、自分から世間の目にさらしてしまうこと。
