「付く」の意味・対義語

「付く」(つく)の意味・読み方を解説します。対義語もあわせて確認できます。
付く
つく
| 言葉 | 付く |
|---|---|
| 読み方 | つく |
| 意味・例文 |
|
| 補足 | 到着することは「着く」、火や明かりは「点く」と書き分ける。 |
「付く」の対義語(反対語)
- つく付く

- とれる取れる
※広義での対義語(反対語)も含まれます。
「付く」で使われている漢字
「付く(つく)」の他の読み方
「付く(つく)」を含む故事・ことわざ・慣用句
虫が付く(むしがつく)
未婚の女性に好ましくない恋人ができること。
足下に火が付く(あしもとにひがつく)
身に危険や災難が差し迫り、一刻の猶予もなくなった状態のたとえ。 「足下から火が付く」ともいう。
食わぬ飯が髭に付く(くわぬめしがひげにつく)
身に覚えのない疑いをかけられることのたとえ。 食べもしない飯粒が知らない間に髭に付いて疑われることから。
理屈と膏薬はどこへでも付く(りくつとこうやくはどこへでもつく)
後からこしらえる筋道は、相手も場面も選ばない。同じ理屈が正反対の言い分にも同じだけ効いてしまうので、筋が通って見えることは正しさの証しにならない。
目処が付く(めどがつく)
実現・解決の予測が付くこと。見通しが立つこと。
歩く足には塵が付く(あるくあしにはちりがつく)
何か物事を行おうとすれば必ず煩わしいことが起きる。だから何もせずじっとしているのにかぎるということ。 「歩く足には泥が付く」ともいう。
尾鰭が付く(おひれがつく)
話に誇張や嘘が付け加わって物事が大げさになることのたとえ。
抜き足すれば道付く(ぬきあしすればみちつく)
人に知られないようにすると、かえって目立つことになるということ。 音を立てないように抜き足差し足で歩くと、かえってその跡がついてしまうとの意から。
箔が付く(はくがつく)
値打ちが上がること。貫禄がつくこと。「箔」は金属を紙のように薄くたたきのばしたもの。その箔が付いて立派になることから。 「箔を付ける」ともいう。
焼け木杭に火が付く(やけぼっくいにひがつく)
別れて他人に戻ったはずの二人が、ふとした行き会いを境にまた寄り添い出す。 覚えのある間柄は深まり直すのも早いといい、別れた男女を念頭に使われるのが常。
板に付く(いたにつく)
経験を積んで、動作や態度などが職業や地位にふさわしくなること。 「板」は芝居の舞台のこと。 役者の芸が舞台にぴったり合うとの意から。
皮引けば身が付く(かわひけばみがつく)
密接な関係にあるものは、一方に何かが生じると他方にも影響が及ぶことのたとえ。 皮を引っ張れば、その下の肉も一緒に付いてくることから。 「皮引けば身が痛い」ともいう。
事が延びれば尾鰭が付く(ことがのびればおひれがつく)
物事は長引くと余計な問題が起こって面倒になるので、なるべく早く処理せよということ。
小異を捨てて大同に付く(しょういをすててだいどうにつく)
こまかな隔たりには目をつむって、大枠でまとまれるほうへ身を寄せる。 銘々のこだわりを少しずつ引っ込め、一つの塊になることを選ぶ。
赤信号が付く(あかしんごうがつく)
事態が差し迫り、緊急に対策を立てる必要がある状態になる。
足が付く(あしがつく)
逃亡者の足取りが分かる。また、犯人の手がかりがつかめる。
調子が付く(ちょうしがつく)
物事の勢いが増していくこと。
土が付く(つちがつく)
相撲で負けること。または、勝負事で負けること。
手垢が付く(てあかがつく)
物事の方法や言葉などが長い間繰り返し使われ続けて、新鮮味がなくなること。 何度も使って手垢で汚れるということから。
手が付く(てがつく)
新しいものが使われ始めること。 または、下の立場の女性と肉体関係を持つこと。
気が付く(きがつく)
細かなところまで注意が行きとどくこと。
決まりが付く(きまりがつく)
物事が何らかの結果に落ち着き、決着すること。
客が付く(きゃくがつく)
買い手が決まること。また、接客業などで得意客ができること。
けりが付く(けりがつく)
物事が決着すること。終了すること。 和歌や俳句などが、助動詞「けり」で終わることが多いことから。
鼻に付く(はなにつく)
同じことが度重なって、うんざりしてくること。人の癖や言い回しがしつこく感じられるときにもいう。臭いがいつまでも残って離れないようすから。
折り合いが付く(おりあいがつく)
互いに譲り合って、納得できる妥協点を見つけること。
察しが付く(さっしがつく)
現在分かっているものから相手の事情や考えなどが推測できること。
里心が付く(さとごころがつく)
他所へ行った人が実家や故郷が恋しくなって帰りたいという気持ちになること。
下端に付く(したばにつく)
へりくだった態度で相手に接すること。 「下に出る」ともいう。
方が付く(かたがつく)
ものごとの処理が終わって決着がつくこと。解決すること。 「方」は「片」とも書く。
格好が付く(かっこうがつく)
体裁が整うこと。
看板に傷が付く(かんばんにきずがつく)
長年かけて世に通してきた屋号が、不始末ひとつで客から疑われる。看板も暖簾も店の顔として掲げるものだから、そこに付いた傷はそのまま人の目に映る。
目に付く(めにつく)
目立って見える。際立って見える。
目星が付く(めぼしがつく)
大体の目当てを付けること。
易きに付く(やすきにつく)
楽な道を選ぶ。より簡単なほうを選ぶ。
襟元に付く(えりもとにつく)
権力者や財産のある人にこびへつらうこと。昔は金持ちほど重ね着をして襟が厚かったことから。
足が地に付く(あしがちにつく)
考え方や行動が現実をしっかり捉えており、落ち着いていて危なげがない。 「着く」は「付く」とも書く。
頭から火が付く(あたまからひがつく)
危険や災難がすぐ目の前まで迫っていることのたとえ。
けちが付く(けちがつく)
不吉な出来事や横やりが入り、物事がそこから思うように運ばなくなること。順調だった勢いに水が差される。
尻に火が付く(しりにひがつく)
期限が目前に迫り、腰を落ち着けていられない切迫したようす。
目鼻が付く(めはながつく)
仕事や計画のあらましが固まって、この先の運びが見通せる段になること。顔は目と鼻さえ描けば形になることから。
身に付く(みにつく)
学んだ事柄が習い性となって、自分の一部になること。
人目に付く(ひとめにつく)
そこを見た人がすぐ気づいてしまうこと。隠しておけない場所や物についていう。
話が付く(はなしがつく)
掛け合いの末に双方の言い分が折り合い、その件が片づくこと。
火が付く(ひがつく)
わずかな出来事から争いや熱意が一気に広がり、手のつけられない勢いになること。
見当が付く(けんとうがつく)
まだ確かめていない事柄について、大筋のところがこうであろうと分かること。
傷が付く(きずがつく)
それまで汚れのなかった来歴に、もう消せない一点が残る。以後その人や家、組織が語られるときは、いつもその一点が付いて回る。
時代が付く(じだいがつく)
作られてから長い年月を経て、新しい品には出せない落ち着きをまとう。 道具や建物に対して、古さを褒める側から言う。
弾みが付く(はずみがつく)
一つうまく運んだことがきっかけになって、あとが目に見えて軽くなる。 それまで重かった足取りが急に前へ出るようになり、そのまま先まで押し切れる。
目安が付く(めやすがつく)
どれくらいで片が付くか、前もっておおまかな見通しを立てること。
