「落ちる」の意味・類語・対義語

「落ちる」(おちる)の意味・読み方を解説します。類語・対義語もあわせて確認できます。
落ちる
おちる
| 言葉 | 落ちる |
|---|---|
| 読み方 | おちる |
| 意味・例文 |
|
「落ちる」の類語(同義語)・言い換え
「落ちる」の別の言い方や言い換え、近い意味を持つ言葉の一覧です。
「落ちる」の対義語(反対語)
- おちる落ちる

- うかる受かる
※広義での対義語(反対語)も含まれます。
「落ちる」で使われている漢字
| 部首 | 艸部(艹:くさかんむり・そうこう) |
|---|---|
| 画数 | 12画 |
| 音読み | ラク |
| 訓読み | お(ちる) / お(とす) / さと |
| 意味 | おちる。木の葉などが枯れおちる。上から下へおちる など |
「落ちる」を含む故事・ことわざ・慣用句
目から鱗が落ちる(めからうろこがおちる)
ふとしたことを境に、それまで見えていなかった物事の本当の姿が、急にはっきりとつかめるさまのたとえ。 信徒を追い立てていた男が道中で光に打たれて目を閉ざされ、三日ののちに人から手を置かれると、鱗のような物が目からはがれ落ちて視力を取り戻したと伝える『新約聖書』の話による。
理に勝って非に落ちる(りにかってひにおちる)
言い分の筋道では相手を負かしても、実際の成り行きではかえって損をしたり、負けたのと変わらない立場に追い込まれたりすること。「理に勝って非に負ける」ともいう。
金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる(かねさえあればとぶとりもおちる)
世の中のたいがいの事が金で解決できるということのたとえ。
猿も木から落ちる(さるもきからおちる)
その道の達人でも、たまには失敗することもあるということ。 木登りが得意な猿でも、ときには誤って落ちることもあるとの意から。
問うに落ちずに語るに落ちる(とうにおちずにかたるにおちる)
問い詰められるうちはこらえられるのに、自分の調子で語りだしたとたん、肝心なところがこぼれる。 気を張っていない場面でこそ、口はゆるむ。 「落ちる」は本当のことを吐く意。 単に「語るに落ちる」ともいう。
顎が落ちる(あごがおちる)
口に運んだものの味に負けて、噛んでいた顎がゆるみきってしまう。 舌ではなく顎のほうに驚きを託した形で、作り手への賛辞として向ける。
地に落ちる(ちにおちる)
盛んであった権威や名声などが衰え失われる。
手に落ちる(てにおちる)
その人のものとなること。その人の所有となること。
雷が落ちる(かみなりがおちる)
目上の人からひどく叱られること。
肉が落ちる(にくがおちる)
一目でわかるほど、痩せること。
瘧が落ちる(おこりがおちる)
熱病にかかったかのように何かに夢中になっていた状態から、急激にさめて冷静になること。 「瘧」は、マラリア性の熱病のこと。
胃の腑に落ちる(いのふにおちる)
理解・納得できる。 「がてん」は「がってん」とも読む。
理に落ちる(りにおちる)
話の運びが理屈の方へばかり傾いて、堅苦しく面白みのないものになること。
尻馬に乗れば落ちる(しりうまにのればおちる)
人の言い分にそのまま乗って動いた者は、しくじりまで一緒に背負わされる。 勢いを借りた分だけ、転んだときに支えるものが無い。
頬っぺたが落ちる(ほっぺたがおちる)
一口ふくんだとたん、顔の力が抜けてしまうほど旨い。 度を越したうまさを、大げさな身振りに託した言い方。
木の実は本へ落ちる(きのみはもとへおちる)
どんなものも行き着く先は生まれ出たところだということ。 実は熟しても真下に落ちるだけで、育てた木の根方より遠くへは行かないという見立て。
頤が落ちる(おとがいがおちる)
①寒さがきびしくて、体ががくがくと震えるようす。 ②口にしたものが、たまらなくおいしいようす。 ③口数が多くて、とにかくよくしゃべるようす。 「頤」は「おとがい」と読み、下あごを指す古い言葉。①の使い方は古く、平安時代の『枕草子』にも、寒さのつらさを書いた場面に見える。②は[[顎が落ちる*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/4616.php]]や[[ほっぺたが落ちる*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/8263.php]]と同じ意味。
小鼻が落ちる(こばながおちる)
重い病気の人がひどく弱って、もう長くは生きられないと思われるようす。体がやせ衰えていくと、鼻の両わきのふくらみまで肉が落ちて薄くなるため、こう表す。 「小鼻」は、鼻の穴の外側にある、丸くふくらんだ部分のこと。顔つきの変わり方を手がかりに、命の終わりが近いと見て取った表現。死の間際にあるようすを表す言葉には[[虫の息*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/665.php]]もあり、息が止まって亡くなるときは[[息を引き取る*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/5022.php]]という。
手中に落ちる(しゅちゅうにおちる)
物や土地、地位などが、ある人の持ち物となって、その人が好き勝手に動かせるものに変わること。 取り合いの的だったものや、守り抜こうとしていた城・陣地などが、敵や相手の側へ移ってしまう場面によく出てくる言葉である。 「手中」は手のなかのことで、自分の持ち物として好きに扱える範囲を表す。「手中に帰する」ともいう。 手に入れた人を主語にして、みずから狙って得た場合を表すなら[[手中に収める*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/7103.php]]と言い表す。言い回しの形が近いものとして[[手に落ちる*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/5338.php]]がある。
