自若とは
自若
じじゃく
言葉 | 自若 |
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読み方 | じじゃく |
意味 | どのような時でも落ち着いている様子。 |
用例 | 「泰然―」 |
使用漢字 | 自 / 若 |
自若を含む四字熟語
泰然自若(たいぜんじじゃく)
心が落ち着いていて、冷静さを失うことがないこと。 「泰然」は心に余裕があって落ち着いている様子。 「自若」はどんなことに対しても常に冷静な様子。
言笑自若(げんしょうじじゃく)
何があっても決して慌てず、落ち着いていることのたとえ。 「言笑」は喋り声と笑い声。談笑すること。 「自若」は落ち着いていて慌てないこと。 中国の三国時代の蜀の関羽は、毒矢をひじに受け、諸将との宴会の途中に、その場で手術したが、骨を削って血が溢れる中でも酒を飲み、談笑していたという故事から。
神色自若(しんしょくじじゃく)
何があっても慌てずに落ち着いていること。 「神色」は精神と顔色。 「自若」は心がいつもと同じこと。 何があっても普段と同じ対応をするという意味から。
鷹揚自若(おうようじじゃく)
落ち着いていて、何事にも動揺しない様子。 「鷹揚」は余裕があり、大らかなこと。 「自若」は落ち着いていて、慌てることがないこと。
従容自若(しょうようじじゃく)
穏やかで落ち着いている様子。 「従容」はゆったりとしていて、落ち着いている様子。 「自若」は物事に動じない様子。 「縦容自若」とも書く。
「自」を含む言葉・熟語
- 腕自慢(うでじまん)
- 自惚れ・己惚れ(うぬぼれ)
- 自惚れる・己惚れる(うぬぼれる)
- 自ずから(おのずから)
- 自ずと(おのずと)
- 各自(かくじ)
- 自然(しぜん)
- 自然界(しぜんかい)
- 自然科学(しぜんかがく)
- 自然数(しぜんすう)
- 自然体(しぜんたい)
- 出自(しゅつじ)
- 自愛(じあい)
- 自慰(じい)
- 自意識(じいしき)
- 自衛(じえい)
- 自営(じえい)
- 自演(じえん)
- 自家(じか)
- 自戒(じかい)
- 自壊(じかい)
- 自覚(じかく)
- 自活(じかつ)
- 自害(じがい)
- 自学自習(じがくじしゅう)
- 自画像(じがぞう)
- 自棄(じき)
- 自記(じき)
- 自給(じきゅう)
- 自供(じきょう)
「若」を含む言葉・熟語
- うら若い・心若い(うらわかい)
- 杜若・燕子花(かきつばた)
- 如く・若く(しく)
- 若年・弱年(じゃくねん)
- 若輩・弱輩(じゃくはい)
- 若齢・弱齢(じゃくれい)
- 若干(じゃっかん)
- 若朽(じゃっきゅう・じゃくきゅう)
- 大般若経(だいはんにゃきょう)
- 惕若(てきじゃく)
- 年若(としわか)
- もし・若し(もし)
- 若あゆ・若鮎(わかあゆ)
- 若木(わかぎ)
- 若君(わかぎみ)
- 若草(わかくさ)
- 若気(わかげ・わかぎ)
- 若狭(わかさ)
- 若様(わかさま)
- 若盛り(わかざかり)
- 若衆(わかしゅ)
- 若白髪(わかしらが)
- 若死に(わかじに)
- 若造・若僧(わかぞう)
- 若竹(わかたけ)
- 若旦那(わかだんな)
- 若作り(わかづくり)
- 若妻(わかづま)
- 若手(わかて)