読むとは
読む
よむ
言葉 | 読む |
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読み方 | よむ |
意味 | 文字や文章を見て、声に出して言う。 文章や図表などを見て、その内容を理解する。 察して知る。見抜く。 数をかぞえる。 囲碁や将棋で先の手を考える。 |
対義語 | |
使用漢字 | 読 |
読むを含む故事・ことわざ・慣用句
門前の小僧、習わぬ経を読む(もんぜんのこぞう、ならわぬきょうをよむ)
普段から見聞きしていると、知らないうちに覚えてしまうことのたとえ。 寺の前に住んでいる子どもたちは、習わなくても自然に経を読めるようになるとの意から。
鯖を読む(さばをよむ)
実際より数を多く言ったり少なく言ったりしてごまかすこと。「読む」は、数えるという意。市場で鯖を数える時、早口で読んでその数をごまかしたことからといわれる。
人の頼まぬ経を読む(ひとのたのまぬきょうをよむ)
頼まれもしないのによけいな手出しをするたとえ。ひとの迷惑も考えずにでしゃばるたとえ。
顔色を読む(かおいろをよむ)
相手の表情から、その人の機嫌の善し悪しを察すること。 「顔色を見る」「顔色を読む」ともいう。
鼻毛を読む(はなげをよむ)
女性が自身に惚れている男性の弱みに付け込んで弄ぶこと。
行間を読む(ぎょうかんをよむ)
書物の表面上には表れていない、背後にある筆者の真意を読みとることのたとえ。
腹を読む(はらをよむ)
相手の言動から、相手の考えていることを推察すること。
先を読む(さきをよむ)
現状を見て、これからどうなるかを予測すること。
眉を読む(まゆをよむ)
相手の表情から、その人の気持ちを推察すること。 「眉毛を読む」ともいう。