落花とは
落花
らっか
言葉 | 落花 |
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読み方 | らっか |
意味 | 花が散り落ちること。また、散った花。 |
使用漢字 | 落 / 花 |
落花を含む四字熟語
落花啼鳥(らっかていちょう)
自然の風情のこと。 または、春の風情を表す言葉。
落花流水(らっかりゅうすい)
落ちた花が流れる水に乗っていくことから、過ぎ去っていく春の景色のこと。 転じて、衰えおちぶれること。 また、男女が相思相愛にあることのたとえ。水の流れに身を任せたい落花を男、落花を浮かべて流れたい水を女にたとえて、男女の気持ちが通じ合うとの意で用いる。 「流水落花」ともいう。
落花狼藉(らっかろうぜき)
あちこちひどく散らかっていること。 花が舞い散るという意味から。 「落花」は花が散ること。 「狼藉」は狼が草を敷いて寝た後の散らかっている様子のこと。
落花繽紛(らっかひんぷん)
花びらが散り乱れ舞う様子。 「落花」は散って落ちる花びらのこと。 「繽紛」は乱れ散ること。
落花を含む故事・ことわざ・慣用句
落花枝に返らず、破鏡再び照らさず(らっかえだにかえらず、はきょうふたたびてらさず)
一度こわれた男女の仲は、再びもとに戻ることはないというたとえ。散り落ちた花は再びもとの枝に返ることはなく、割れた鏡は再び物をうつすことはできない意から。
落花情あれども流水意なし(らっかじょうあれどもりゅうすいいなし)
一方には恋しく思う気持ちがあるのに、相手に思いが通じないことのたとえ。 散る花は流れる水を慕うが、川はそしらぬ顔で流れていくことから。
落花流水の情(らっかりゅうすいのじょう)
男女が慕い合う気持ちを持っていることのたとえ。散る花は、流れのままに流されて行きたいと思い、流れる水は散った花を浮かべて流れたいと思っている意から。
「落」を含む言葉・熟語
- 秋落ち(あきおち)
- 雨落ち(あまおち)
- 言い落とす(いいおとす)
- 一段落(いちだんらく・ひとだんらく)
- 打ち落とす・撃ち落とす(うちおとす)
- 生まれ落ちる(うまれおちる)
- 産み落とす・生み落とす(うみおとす)
- 追い落とす(おいおとす)
- お洒落・御洒落(おしゃれ)
- 落ち(おち)
- 落ち合う(おちあう)
- 落ち鮎(おちあゆ)
- 落ち縁(おちえん)
- おちおち・落ち落ち(おちおち)
- 落ち窪む(おちくぼむ)
- 落ち零れ(おちこぼれ)
- 落ち込む(おちこむ)
- 落ち潮(おちしお)
- 落ち着き(おちつき)
- 落ち着き払う(おちつきはらう)
- 落ち着く(おちつく)
- 落ち度・越度(おちど)
- 落ち延びる(おちのびる)
- 落ち葉(おちば)
- 落ちぶれる・零落れる・落魄れる(おちぶれる)
- 落ち穂(おちぼ)
- 落ち武者(おちむしゃ)
- 落ち目(おちめ)
- 落人(おちゅうど・おちうど)
- 落ち行く(おちゆく)
「花」を含む言葉・熟語
- 上がり花・上り花(あがりばな)
- 紫陽花(あじさい)
- 徒花・仇花(あだばな)
- あらせいとう・紫羅欄花(あらせいとう)
- 生け花・活け花(いけばな)
- 無花果(いちじく)
- 一花(いっか)
- 打ち上げ花火(うちあげはなび)
- 卯の花(うのはな)
- 卯の花腐し(うのはなくたし)
- 栄華・栄花(えいが)
- 花魁(おいらん)
- 花魁草(おいらんそう)
- 桜花(おうか)
- 雪花菜・御殻(おから)
- 押し花(おしばな)
- お花・御花(おはな)
- お花畑・お花畠(おはなばたけ)
- 尾花(おばな)
- 雄花(おばな)
- 開花(かいか)
- 花押(かおう)
- 花街(かがい)
- 花卉(かき)
- 花期(かき)
- 花器(かき)
- 杜若・燕子花(かきつばた)
- 花茎(かけい)
- 花梗(かこう)
- 花崗岩(かこうがん)