一朝とは
一朝
いっちょう
言葉 | 一朝 |
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読み方 | いっちょう |
意味 | とある朝。ひと朝。 一時的に。ひとたび。 短い時間。 |
使用漢字 | 一 / 朝 |
一朝を含む四字熟語
一朝一夕(いっちょういっせき)
ほんの少しの時間。あっという間の時間。 「一朝」はひと朝。 「一夕」はひと晩。 どちらもきわめて短い時間のたとえ。 「一朝一夕に出来ることではない」などと後に否定の語を伴って用いることが多い言葉。
槿花一朝(きんかいっちょう)
人の栄華は儚いということのたとえ。 「槿花」は植物のむくげの花のこと。 むくげの花は朝に咲いて、夕方には散ってしまうということから。 「槿花一朝の夢」という形で使うことが多い言葉。
一朝之忿(いっちょうのいかり)
少しの間、怒ること。 「一朝」はひと朝ということから、わずかな時間のたとえ。 「忿」は怒りのこと。
一朝之患(いっちょうのうれい)
少しの間、心配すること。 または、急に心配になること。 「一朝」はひと朝ということから、わずかな時間のたとえ。または、ある朝ということから、突然という意味。
一朝富貴(いっちょうのふうき)
いきなり高い地位や財産を得ること。 「一朝」はとある朝という意味から、いきなりや急にという意味。