痛いとは
痛い
いたい
言葉 | 痛い |
---|---|
読み方 | いたい |
意味 | 神経に感じる強い刺激。怪我や病気などによって感じる苦しみをいう。 精神的に辛い状態。弱点や短所などを突かれて困る状態をいう。 程度が甚だしいこと。酷く。 |
使用漢字 | 痛 |
痛いを含む故事・ことわざ・慣用句
人の痛いのは三年でも辛抱する(ひとのいたいのはさんねんでもしんぼうする)
他人の苦痛は自分とは無関係だから平気であるということ。
痛い上の針(いたいうえのはり)
不運や災難にさらなる不運や災難が重なることのたとえ。 痛みがあるところに、さらに針が刺さるとの意から。
痛いのは辛抱しても痒いのは辛抱できぬ(いたいのはしんぼうしてもかゆいのはしんぼうできぬ)
痒みは、どうにも我慢できないということ。
皮引けば身が痛い(かわひけばみがいたい)
密接な関係にあるものは、一方に何かが生じると他方にも影響が及ぶことのたとえ。 皮を引っ張れば、その下の肉も一緒に付いてくることから。 「皮引けば身が痛い」ともいう。
頭が痛い(あたまがいたい)
心配事や解決し難い問題などを抱えて、思い悩んでいるようす。
痛い所をつく(いたいところをつく)
弱点や欠点を指摘してせめたてること。
痛い目に遭う(いたいめにあう)
つらい体験をすること。ひどい目にあう。 「遭う」は「合う」とも書く。 また「痛い目を見る」ともいう。
片腹痛い(かたはらいたい)
脇で見ていて、非常にばかばかしく滑稽に感じられるさま。
耳が痛い(みみがいたい)
他人の発言が、自らの弱点・欠点を指摘しているように聞こえて、聞いているのがつらく感じる様子。
「痛」を含む言葉・熟語
- 痛痛しい(いたいたしい)
- 痛手(いたで)
- 痛ましい・傷ましい(いたましい)
- 痛み・傷み(いたみ)
- 痛み入る・傷み入る(いたみいる)
- 痛み分け(いたみわけ)
- 痛む(いたむ)
- 痛めつける・痛め付ける(いためつける)
- 痛める(いためる)
- 胃痛(いつう)
- 傍ら痛し・片腹痛い(かたわらいたし・かたはらいたい)
- 胸痛(きょうつう)
- 苦痛(くつう)
- 激痛・劇痛(げきつう)
- 憯痛(さんつう)
- 慙痛(ざんつう)
- 止痛(しつう)
- 歯痛(しつう・はいた)
- 愁痛(しゅうつう)
- 心痛(しんつう)
- 陣痛(じんつう)
- 頭痛(ずつう・とうつう)
- 疝痛(せんつう)
- 惻痛(そくつう)
- 痛飲(つういん)
- 痛快(つうかい)
- 痛覚(つうかく)
- 痛感(つうかん)
- 痛苦(つうく)