砕く・摧くとは
砕く
/摧く
くだく
言葉 | 砕く・摧く |
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読み方 | くだく |
意味 | 固まっているものに力を加えて細かい状態にすること。 様々なことに心を配って苦労すること。 難しい物事を分かりやすいようにすること。 |
使用漢字 | 砕 / 摧 |
砕くを含む故事・ことわざ・慣用句
肺肝を砕く(はいかんをくだく)
非常に苦心することのたとえ。「肺肝」は肺臓と肝臓のことで、転じて「心」の意。心が砕けてしまうほど考えるという意味。
肝胆を砕く(かんたんをくだく)
大変苦労して、努力するたとえ。心を尽くすたとえ。「肝胆」は、肝臓と胆嚢のことで、転じて心の奥底・真心の意。
玉となって砕くとも瓦となって全からじ(たまとなってくだくともかわらとなってまったからじ)
名誉を守るために死ぬことはあっても、いたずらに生きながらえるだけのむなしい生涯を送りたくはないということ。 貴重な玉として砕かれてしまってもよいが、無価値な瓦として安全に生涯を全うしたいとは思わないとの意から。
心を砕く(こころをくだく)
あれこれと考えたり気を遣ったりして、非常に苦心することのたとえ。
身を砕く(みをくだく)
労力を惜しまず、大変な努力をするさま。
心肝を砕く(しんかんをくだく)
ある物事について思い悩むこと。あれこれ考えて悩むこと。