去るとは
去る
さる
言葉 | 去る |
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読み方 | さる |
意味 | その場所から移動する。 そこから離れていていること。 それまで感じていた感覚や感情などがなくなる。 時間や季節などが経過する。 その地点から過去へ遡る。 遠くへ離れる。遠ざかる。 不要なものを取り除く。取り去る。 |
対義語 | |
使用漢字 | 去 |
去るを含む故事・ことわざ・慣用句
二月は逃げて去る(にがつはにげてさる)
正月が終わったと思っていると、二月もあっという間に終わり、すぐに三月がやってくる。二月は、まるで走って逃げるかのように早く過ぎ去るように感じるということ。 「二月」と「逃げる」の「に」を掛けて言ったもの。 「二月は逃げて去る」ともいう。
去る者は追わず、来る者は拒まず(さるものはおわず、きたるものはこばまず)
自分を信じられずに、離れて行く者を決して引き止めることはしない。自分を信じて頼ってくる者は、どんな人間でも拒まない。その人の心に任せて、決して無理強いはしないということ。
去る者は日日に疎し(さるものはひびにうとし)
死んだ人は、月日が経つとだんだんと忘れられていく。また、親しくしていた人も、遠く離れてしまうとしだいに疎遠になるということ。
世を去る(よをさる)
この世から去る。死ぬ。
去る者は追わず(さるものはおわず)
自分の所から去る人を引き止めないこと。