化け物・化物とは
化け物
/化物
ばけもの
言葉 | 化け物・化物 |
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読み方 | ばけもの |
意味 | キツネやタヌキなどが化けたものや、お化け・妖怪などのこと。 普通の人間からかけ離れた能力を持った人。 |
使用漢字 | 化 / 物 |
化け物を含む故事・ことわざ・慣用句
下戸と化け物はない(げことばけものはない)
世の中に化け物がいないように、まったく酒の飲めない人間はいないということ。
気の利いた化け物は引っ込む時分(きのきいたばけものはひっこむじぶん)
長居する客や、なかなか引退せずに長く地位を占めている人を皮肉って言う言葉。 気の利いた化け物は引き時を心得ているとの意から。 単に「化け物も引っ込む時分」ともいう。
今度と化け物には行き会った事がない(こんどとばけものにはいきあったことがない)
「今度はきっと」などという約束があてにならないことを皮肉った言葉。
箱根からこっちに野暮と化け物はなし(はこねからこっちにやぼとばけものはなし)
箱根からこちら側(関東を中心とした言い方で東側)には、野暮な人間と化け物はいないということ。江戸っ子が田舎者を相手に自慢する言葉。