果報とは
果報
かほう
言葉 | 果報 |
---|---|
読み方 | かほう |
意味 | 前世の行いの結果によって身に受けること。報い。 運に恵まれていること。幸せ。 |
使用漢字 | 果 / 報 |
果報を含む四字熟語
果報を含む故事・ことわざ・慣用句
起きて働く果報者(おきてはたらくかほうもの)
健康で働けることは、何よりも幸せだということ。「果報者」は幸運な人の意。
見目は果報の基(みめはかほうのもとい)
顔かたちが美しいということは、幸運をもたらす元だということ。「見目」は容貌、「果報」は幸運の意。
身に過ぎた果報は災いの基(みにすぎたかほうはわざわいのもと)
分不相応の幸福は、かえって不幸を招くもとになるから、分相応な幸せがよいということ。「果報」は幸運の意。
果報は寝て待て(かほうはねてまて)
幸運は自然にやってくるものだから、焦らず気長に待つほうがよいということ。「果報」は、前世での行いの結果として現世で受ける報いのことで、本来は善悪どちらをも意味したが、しだいに幸運の意になった。
箆増しは果報持ち(へらましはかほうもち)
年上の女性を妻にすると幸せになるということ。「箆増し」は年上の女房、「果報持ち」は幸運・幸せの意。
「果」を含む言葉・熟語
- 呆れ果てる・呆果てる(あきれはてる)
- 悪果(あっか)
- 無花果(いちじく)
- 討ち果たす・打ち果たす(うちはたす)
- 果せる・遂せる(おおせる)
- 果敢(かかん)
- 核果(かくか)
- 果菜(かさい)
- 果実(かじつ)
- 果樹(かじゅ)
- 果汁(かじゅう)
- 果然(かぜん)
- 果断(かだん)
- 果糖(かとう)
- 果肉(かにく)
- 果皮(かひ)
- 変わり果てる(かわりはてる)
- 消え果てる(きえはてる)
- 逆効果(ぎゃくこうか・ぎゃっこうか)
- 朽ち果てる・朽果てる(くちはてる)
- 結果(けっか)
- 結果論(けっかろん)
- 効果(こうか)
- 最果て(さいはて)
- 成果(せいか)
- 青果(せいか)
- 戦果(せんか)
- 絶え果てる(たえはてる)
- 釣果(ちょうか)