投げとは
投げ
なげ
言葉 | 投げ |
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読み方 | なげ |
意味 | 投げること。 相撲や柔道などで、「投げ技」の略。 囲碁や将棋で、対局の途中で勝ち目がないと判断し負けを認めること。投了。 取引で、これ以上損をしないために損を承知で売ること。また、その売るもの。投げ物。 |
使用漢字 | 投 |
投げを含む故事・ことわざ・慣用句
賽は投げられた(さいはなげられた)
事がもう始まったからには、覚悟を決めてやり抜くよりほかに道はないということ。ローマの武将カエサルが、法を破り軍を率いてルビコン川を渡る時に言ったといわれる言葉。
匙を投げる(さじをなげる)
医者が、治る見込みがないと病人を見放すこと。また、成功の見込みが立たずあきらめること。医者が薬を調合するさじを投げ出す意から。
タオルを投げる(たおるをなげる)
ボクシングで、選手がこれ以上戦えないと判断したセコンドが、リング内にタオルを投げ入れること。転じて、意欲を喪失して物事を途中でやめること。
命を投げ出す(いのちをなげだす)
死んだつもりで一生懸命事に当たる。
背負い投げを食う(しょいなげをくう)
大事な局面で信頼していた人に裏切られて酷い思いをすること。 「背負い投げ」は「せおいなげ」とも読む。