雲煙・雲烟とは
雲煙
/雲烟
うんえん
言葉 | 雲煙・雲烟 |
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読み方 | うんえん |
意味 | 雲と煙。または、雲と霞。 書画の鮮やかな墨色や筆跡。 |
使用漢字 | 雲 / 煙 / 烟 |
雲煙・雲烟を含む四字熟語
雲煙過眼(うんえんかがん)
雲や煙が留まることなく目の前を過ぎ去っていくように、物事に過剰に執着することがないこと。または、物事にとらわれすぎずさっぱりしていること。 「雲烟」は雲と煙、または雲と霞(かすみ)のこと。 「過眼」は目の前を通過すること。 「雲煙過眼」とも書く。
雲煙万里(うんえんばんり)
非常に距離が離れていることのたとえ。 または、非常に遠くまで薄く長く伸びている雲や霞のこと。 「雲烟」は雲と霞。 「万里」の「里」は距離の単位で、一万里ということから、非常に距離があることのたとえ。 雲や霞が一万里もの距離に渡って続くという意味から。 「雲煙万里」とも書く。
雲煙飛動(うんえんひどう)
筆の勢いが生き生きとしていて力強いこと。 「雲烟」は雲と霞。または、雲と煙。 雲や霞、煙などとどまることなく、常に飛ぶように動いているという意味から。 「雲煙飛動」とも書く。
雲烟縹渺(うんえんひょうびょう)
非常に遠くまで薄く長く伸びている雲や霞の様子。 「雲烟」は雲と霞。 「縹渺」は遠い場所でかすかに見えること。 「雲烟」は「雲煙」とも、「縹渺」は「縹緲」、「縹眇」とも書く。
落紙雲煙(らくしうんえん)
書画の筆勢に力が満ちていて、美しい様子。 「落紙」は筆を紙におろして、文字を書くこと。 「雲煙」は書画に雲や煙が湧き上がるような、生き生きとした勢いがあること。 「落紙雲烟」とも書く。
雲烟変態(うんえんへんたい)
雲やかすみなどが様々な形に変化して風情がある様子。 「烟」は煙、または、かすみのこと。 「変態」は形態が変わること。