旗とは
旗
はた
言葉 | 旗 |
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読み方 | はた |
意味 | 布地や紙などの薄い素材で作り、竿などの先につけたもの。標識や装飾、信号などに用いる。 |
使用漢字 | 旗 |
旗を含む故事・ことわざ・慣用句
旗を揚げる(はたをあげる)
新たに事業などを始めたり、独立して新しく事を起こしたりすること。昔、合戦を始める際に目印として旗を掲げたことから。
一旗揚げる(ひとはたあげる)
新たに事業などを起こすたとえ。
錦の御旗(にしきのみはた)
自らの主張や行為を正当化して、権威づけるもののたとえ。 「錦の御旗」は、官軍の旗で、金銀の色をした糸で赤地の旗に日と月を刺繍したもの。
旗色が悪い(はたいろがわるい)
不利な状況にあること。 昔、戦場の軍旗の色を見て状況を判断したことから。
旗印にする(はたじるしにする)
集団で行動する時の目標にすること。 「旗印」は昔の戦場で紋所などを染めて部隊の目印にした旗。
旗を掲げる(はたをかかげる)
理想や目的を世間に示し、それに向かって行動すること。
旗を巻く(はたをまく)
成功や勝利が不可能だと判断して諦めること。 戦場で軍旗を下ろし、巻いて納めるとの意から。
白旗を掲げる(しろはたをかかげる)
負けであることを認めること。降参すること。