如何物食いとは
如何物食い
いかものぐい
言葉 | 如何物食い |
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読み方 | いかものぐい |
意味 | 世間一般の人とは違う趣味や嗜好を持つこと。また、その人。
「如何物」は「如何様物(いかさまもの)」の略で、いかがわしいもの。ここでは、普通は食用にしないもののこと。 普通の人が食べないような物を好んで食べるとの意から。 |
使用語彙 | 如何物 |
使用漢字 | 如 / 何 / 物 / 食 |
「如」を含むことわざ
- 雨、車軸の如し(あめ、しゃじくのごとし)
- 危うきこと虎の尾を踏むが如し(あやうきこととらのおをふむがごとし)
- 危うきこと累卵の如し(あやうきことるいらんのごとし)
- 蟻の甘きにつくが如し(ありのあまきにつくがごとし)
- 如何せん(いかんせん)
- 市に帰するが如し(いちにきするがごとし)
- 一見、旧の如し(いっけん、きゅうのごとし)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 己に如かざる者を友とするなかれ(おのれにしかざるものをともとするなかれ)
- 影の形に随うが如し(かげのかたちにしたがうがごとし)
- 影の形に添うが如し(かげのかたちにそうがごとし)
- 型の如く(かたのごとく)
- 形の如く(かたのごとく)
- 傍らに人無きが如し(かたわらにひとなきがごとし)
- 鼎の沸くが如し(かなえのわくがごとし)
- 禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)
- 帰心、矢の如し(きしん、やのごとし)
- 綺羅星の如し(きらぼしのごとし)
- 錐の嚢中に処るが如し(きりののうちゅうにおるがごとし)
- 件の如し(くだんのごとし)
- 傾蓋、旧の如し(けいがい、きゅうのごとし)
- 外面似菩薩、内心如夜叉(げめんじぼさつ、ないしんにょやしゃ)
- 外面如菩薩、内心如夜叉(げめんにょぼさつ、ないしんにょやしゃ)
- 光陰、矢の如し(こういん、やのごとし)
- 功詐は拙誠に如かず(こうさはせっせいにしかず)
- 巧遅は拙速に如かず(こうちはせっそくにしかず)
- 甑に坐するが如し(こしきにざするがごとし)
- 尽く書を信ずれば書なきに如かず(ことごとくしょをしんずればしょなきにしかず)
「何」を含むことわざ
- 如何せん(いかんせん)
- 何れを見ても山家育ち(いずれをみてもやまがそだち)
- 何時にない(いつにない)
- 幾何学に王道なし(きかがくにおうどうなし)
- 食い溜め寝溜めは何にもならぬ(くいだめねだめはなんにもならぬ)
- 酒なくて何の己が桜かな(さけなくてなんのおのれがさくらかな)
- 精神一到、何事か成らざらん(せいしんいっとう、なにごとかならざらん)
- 何処の馬の骨(どこのうまのほね)
- 何処を押せばそんな音が出る(どこをおせばそんなねがでる)
- 何かと言うと(なにかというと)
- 何かと言えば(なにかといえば)
- 何かにつけ(なにかにつけ)
- 何かにつけて(なにかにつけて)
- 何から何まで(なにからなにまで)
- 何が何でも(なにがなんでも)
- 何くれとなく(なにくれとなく)
- 何食わぬ顔(なにくわぬかお)
- 何事も三度(なにごともさんど)
- 何するものぞ(なにするものぞ)
- 何はさておき(なにはさておき)
- 何はともあれ(なにはともあれ)
- 何はなくとも(なにはなくとも)
- 何分にも(なにぶんにも)
- 何もせずにいることは悪を為していることなり(なにもせずにいることはあくをなしていることなり)
- 何や彼や(なにやかや)
- 何をか言わんや(なにをかいわんや)
- 何を隠そう(なにをかくそう)
- 何でも来い(なんでもこい)
- 何でも来いに名人なし(なんでもこいにめいじんなし)
「物」を含むことわざ
- 呆れて物が言えない(あきれてものがいえない)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 預かり物は半分の主(あずかりものははんぶんのぬし)
- 預かる物は半分の主(あずかるものははんぶんのぬし)
- 阿堵物(あとぶつ)
- 甘い物に蟻がつく(あまいものにありがつく)
- 余り物には福がある(あまりものにはふくがある)
- 合わせ物は離れ物(あわせものははなれもの)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 命あっての物種(いのちあってのものだね)
- いらぬ物も三年立てば用に立つ(いらぬものもさんねんたてばようにたつ)
- 歌物語の歌忘れ(うたものがたりのうたわすれ)
- 旨い物食わす人に油断すな(うまいものくわすひとにゆだんすな)
- 旨い物は小人数(うまいものはこにんずう)
- 旨い物は宵に食え(うまいものはよいにくえ)
- 海の物とも山の物ともつかぬ(うみのものともやまのものともつかぬ)
- 売り物には花を飾れ(うりものにははなをかざれ)
- 沖な物あて(おきなものあて)
- 奥歯に物が挟まったよう(おくばにものがはさまったよう)
- 奥歯に物が挟まる(おくばにものがはさまる)
- お手の物(おてのもの)
- 落とした物は拾い徳(おとしたものはひろいどく)
- カイザルの物はカイザルに(かいざるのものはかいざるに)
- 書いた物が物を言う(かいたものがものをいう)
- カエサルの物はカエサルに(かえさるのものはかえさるに)
- 貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる(かしたものはわすれぬがかりたものはわすれる)
- 金が物言う(かねがものいう)
- 金は浮き物(かねはうきもの)
「食」を含むことわざ
- 煽りを食う(あおりをくう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 足止めを食う(あしどめをくう)
- 足留めを食う(あしどめをくう)
- 足止めを食らう(あしどめをくらう)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 阿保の大食い(あほのおおぐい)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 泡を食う(あわをくう)
- 鮟鱇の待ち食い(あんこうのまちぐい)
- Rの字のない月に牡蠣を食べるな(あーるのじのないつきにかきをたべるな)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたればすなわちえいじょくをしる)
- 一箪の食、一瓢の飲(いったんのし、いっぴょうのいん)
- 一杯食う(いっぱいくう)
- 一杯食らう(いっぱいくらう)
- 一杯食わされる(いっぱいくわされる)
- 一杯食わす(いっぱいくわす)
- 犬骨折って鷹の餌食(いぬほねおってたかのえじき)
- 犬も食わない(いぬもくわない)
- 色気より食い気(いろけよりくいけ)
- 憂いも辛いも食うての上(ういもつらいもくうてのうえ)
- 飢えたる時は食を択ばず(うえたるときはしょくをえらばず)
- 飢えては食を択ばず(うえてはしょくをえらばず)
- 牛を食らうの気(うしをくらうのき)
- うっちゃりを食う(うっちゃりをくう)
- 旨い物食わす人に油断すな(うまいものくわすひとにゆだんすな)