藁・稈とは
藁
/稈
わら
言葉 | 藁・稈 |
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読み方 | わら |
意味 | 稲や麦などの茎を干したもの。 |
例文 | 「―にも縋る」 |
使用漢字 | 藁 / 稈 |
藁を含む故事・ことわざ・慣用句
藁で束ねても男は男(わらでたばねてもおとこはおとこ)
藁で髪を束ねるような貧しい暮らしをしていても、男にはそれなりの値打ちがあるということ。
藁にも縋る(わらにもすがる)
せっぱつまって、まったく頼りにならないものでも頼りにすること。 「縋る」は「攀る」とも書く。
溺れる者は藁をも摑む(おぼれるものはわらをもつかむ)
危険が差し迫っているときは、頼りにならないものにまで頼ろうとするということ。 溺れかけている者は、水に浮かぶ藁のような頼りないものにもすがりついて助かろうとするとの意から。
藁苞に黄金(わらづとにこがね)
容器が粗末でも中に価値があるものが入っていること。 または、外見からでは真価をはかることはできないということのたとえ。 藁包みの中に金が入っているとの意から。
「藁」を含む言葉・熟語
- 巻き藁(まきわら)
- 麦藁・麦わら(むぎわら)
- 麦藁蜻蛉・麦わらとんぼ(むぎわらとんぼ)
- 麦藁帽子・麦わら帽子(むぎわらぼうし)
- わら紙・藁紙(わらがみ)
- 藁沓(わらぐつ)
- わら工品・藁工品(わらこうひん)
- 藁苞(わらづと)
- わら灰・藁灰(わらばい)
- わら半紙・藁半紙(わらばんし)
- 藁葺(わらぶき)
- 敷きわら・敷き藁(しきわら)
- 寝わら・寝藁(ねわら)
- わら火・藁火(わらび)
- わら家・藁家(わらや)
「稈」を含む言葉・熟語
- 麦稈(ばっかん・ばくかん)
- 藁・稈(わら)