氏とは
氏
うじ
言葉 | 氏 |
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読み方 | うじ |
意味 | 家系を表す語。姓。名字。 家の身分や階層などをいう語。家柄。 共通祖先をもつ、血のつながりのある人々。氏族。 名字の後ろにつける敬称。現在は氏(し)という。 |
対義語 |
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使用漢字 | 氏 |
他の読み方の語
氏(うじ)を含む故事・ことわざ・慣用句
挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
争いごとの仲裁をしてくれる人は氏神様のようにありがたいものなので、その仲裁に従うのがよいということ。 「挨拶」は仲裁の意味。 「仲裁は時の氏神」ともいう。
氏なくして玉の輿(うじなくしてたまのこし)
女性は家柄や身分が低くても、富貴の人と結婚すれば高位に上がることができるということ。「氏」は苗字、「玉の輿」は貴人の乗り物。
氏より育ち(うじよりそだち)
人格形成に大事なのは、家系や血統より育った環境であるということ。
女は氏無うて玉の輿に乗る(おんなはうじのうてたまのこしにのる)
女は低い家柄の生まれでも、容姿や運しだいで、金持ちや高貴な人と結婚できるということ。
「氏」を含む言葉・熟語
- 氏神(うじがみ)
- 氏子(うじこ)
- 氏素性・氏素姓(うじすじょう)
- 氏寺(うじでら)
- 華氏(かし)
- 彼氏(かれし)
- 郹氏(けきし)
- 氏(し)
- 氏族(しぞく)
- 氏名(しめい)
- 諸氏(しょし)
- 姓氏(せいし・しょうじ)
- 摂氏(せっし)
- 平氏(へいし)
- 酒杜氏(さかとうじ)
- 氏姓(しせい)
- 失名氏(しつめいし)
- 釈氏(しゃくし)
- 創氏改名(そうしかいめい)
- 杜氏(とうじ・とうし)
- 同氏(どうし)
- 範氏(はんし)
- 某氏(ぼうし)