無垢とは
無垢
むく
言葉 | 無垢 |
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読み方 | むく |
意味 | けがれがなく、清らかなこと。 まじりけがないもの。 全体が無地で一色の衣類。とくに、白一色の衣類。白一色の花嫁衣裳は「白無垢」と呼ばれる。 仏教で、一切の煩悩から離れて清らかな境地に入ること。 |
活用 | 「―な」 |
使用漢字 | 無 / 垢 |
無垢を含む四字熟語
清浄無垢(せいじょうむく)
汚れのない清らかな様子。 仏教では、煩悩がなく澄んでいる心のこと。 「無垢」は汚れのないという意味。 「清浄」は「しょうじょう」とも読む。 「無垢清浄」ともいう。
純真無垢(じゅんしんむく)
邪念や私欲などのない清らかな心を持っていること。 または、自然のままで飾り気のない様子のこと。 「純真」と「無垢」はどちらも清らかで汚れのないという意味。 同じ意味の言葉を重ねて強調した言葉。 主に子供のことをいう言葉。
純潔無垢(じゅんけつむく)
汚れが全くない、真っ白な心のこと。 「純潔」は清らかなこと。 「無垢」は穢れが全く無いこと。 似た意味の言葉を重ねて強調した言葉。
一徹無垢(いってつむく)
ひとすじに信じ込む、純粋な様子。 「一徹」は思い込んだら、そのことを貫き通すこと。 「無垢」は穢れがなく、清らかなこと。
「無」を含む言葉・熟語
- 敢え無い(あえない)
- 飽くなき・飽く無き(あくなき)
- 味気ない・味気無い(あじきない)
- 味気ない・味気無い(あじけない)
- 呆気ない・呆気無い(あっけない)
- 危なげ無い(あぶなげない)
- 有り無し・有無・有無し(ありなし)
- 有るか無し(あるかなし)
- 有る事無い事(あることないこと)
- 有る無し(あるなし)
- 意気地無し(いくじなし)
- 無花果(いちじく)
- 疑い無い(うたがいない)
- 疑い無く(うたがいなく)
- 有無(うむ)
- 惜しみない・惜しみ無い(おしみない)
- 大人気ない・大人気無い(おとなげない)
- 音無し(おとなし)
- 覚束ない・覚束無い(おぼつかない)
- 皆無(かいむ)
- 限り無い(かぎりない)
- 形無し(かたなし)
- 神無月(かんなづき・かみなづき)
- 感無量(かんむりょう)
- 虚無(きょむ)
- 限無し・きりなし(きりなし)
- 極まり無い・窮まり無い(きわまりない)
- 金無垢(きんむく)
- 芸無し(げいなし)
- 心無い(こころない)
「垢」を含む言葉・熟語
- 垢染みる(あかじみる)
- 垢擦り(あかすり)
- 垢抜け(あかぬけ)
- 垢光り(あかびかり)
- 襟垢(えりあか)
- 寒垢離(かんごり)
- 金無垢(きんむく)
- 歯垢(しこう)
- 白無垢(しろむく)
- 手垢・手あか(てあか)
- 耳あか・耳垢(みみあか)
- 湯垢・湯あか(ゆあか)
- 垢(あか)
- 銀無垢(ぎんむく)
- 垢離(こり)
- 水あか・水垢(みずあか)
- 水垢離(みずごり)