古い・旧いとは
古い
/旧い
ふるい
言葉 | 古い・旧い |
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読み方 | ふるい |
意味 | 長い時間が経過している。昔の出来事や昔からあるもの。 役割を終えたこと。使用済みなこと。 食べ物などが、時間がたち鮮度が落ちた状態。新鮮ではない状態。 時代遅れ。旧式。古びている。 以前の。過去の。昔の。 |
対義語 |
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使用漢字 | 古 / 旧 |
古いを含む故事・ことわざ・慣用句
新しい酒を古い革袋に盛る(あたらしいさけをふるいかわぶくろにもる)
新しい内容を古い形式にはめ込むこと。多く内容も形式とが、ともに生かされないことにいう。
女房と味噌は古いほどよい(にょうぼうとみそはふるいほどよい)
何でも古いほど味わいが出て良いということ。味噌も古くなると熟成されて味がよくなり、妻も長年連れ添うと円満さも増していくということから。
医者と味噌は古いほどよい(いしゃとみそはふるいほどよい)
医者は経験を積んだ年寄りのほうが信頼できるし、味噌は年月が経ったもののほうがおいしいということ。
友と酒は古いほどいい(ともとさけはふるいほどいい)
友人は長い間付き合って気心の知れた人間がいいし、酒も長くねかせた古い酒がおいしいということ。
古い友達と古い葡萄酒に勝るものなし(ふるいともだちとふるいぶどうしゅにまさるものなし)
古い葡萄酒はこくがあって美味しいように、古い友達も気心が知れ、信頼できてよいものだということ。
頭が古い(あたまがふるい)
物事に対する考え方や価値観が、古臭く時代遅れであること。
「古」を含む言葉・熟語
- 阿古屋貝(あこやがい)
- 言い古す・言い旧す(いいふるす)
- 古(いにしえ)
- 往古(おうこ)
- お古・御古(おふる)
- 懐古(かいこ)
- 寒稽古(かんげいこ)
- 閑古鳥(かんこどり)
- 聞き古す・聞古す・聞き旧す・聞旧す(ききふるす)
- 細螺・扁螺・喜佐古(きさご・きしゃご・へんら)
- 着古し(きふるし)
- 近古(きんこ)
- 擬古(ぎこ)
- 擬古文(ぎこぶん)
- 稽古(けいこ)
- 古意(こい)
- 古逸・古佚(こいつ)
- 古院(こいん)
- 古韻(こいん)
- 古音(こいん・こおん)
- 古園・古苑(こえん)
- 古往(こおう)
- 古屋(こおく)
- 古歌(こか)
- 古戒(こかい)
- 古怪(こかい)
- 古格(こかく)
- 古雅(こが)
- 古楽・古樂(こがく)
- 古玩(こがん)
「旧」を含む言葉・熟語
- 言い古す・言い旧す(いいふるす)
- 恩旧・恩舊(おんきゅう)
- 懐旧(かいきゅう)
- 懐旧談・懐舊談(かいきゅうだん)
- 感旧・感舊(かんきゅう)
- 聞き古す・聞古す・聞き旧す・聞旧す(ききふるす)
- 旧悪(きゅうあく)
- 旧恩(きゅうおん)
- 旧家(きゅうか)
- 旧株(きゅうかぶ)
- 旧慣(きゅうかん)
- 旧観(きゅうかん)
- 旧居(きゅうきょ)
- 旧教(きゅうきょう)
- 旧作(きゅうさく)
- 旧址(きゅうし)
- 旧師(きゅうし)
- 旧式(きゅうしき)
- 旧主(きゅうしゅ)
- 旧習(きゅうしゅう)
- 旧称(きゅうしょう)
- 旧字体(きゅうじたい)
- 旧人(きゅうじん)
- 旧制(きゅうせい)
- 旧姓(きゅうせい)
- 旧跡・旧蹟(きゅうせき)
- 旧態(きゅうたい)
- 旧知(きゅうち)
- 旧都(きゅうと)
- 旧冬(きゅうとう)