振るとは
振る
ふる
言葉 | 振る |
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読み方 | ふる |
意味 | 物の一端を持って前後左右や上下に動かす。 身体の一部を前後左右や上下に動かす。 方向を変える。 下に投げる。 撒き散らす。降りかける。 割り当てる。 読み仮名や番号などをつける。書き添える。 嫌う。相手にしなくなる。とくに、好意を向けられた異性を嫌ってはねつける。 捨てる。なげうつ。失う。 為替や手形を発行する。振り出す。 発言を求めようと誘いかける。 |
使用漢字 | 振 |
振るを含む故事・ことわざ・慣用句
我が好きを人に振る舞う(わがすきをひとにふるまう)
相手の好き嫌いを考えずに、自分の好みを人に押し付けること。
棒に振る(ぼうにふる)
それまでの苦労や努力を無駄にしてしまうたとえ。
内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
家庭のしつけが悪い子どもは、外に出るとすぐにわかるということのたとえ。 飼い主の手入れの悪い馬は、外に出た時に毛を振って汚れを落とそうとするので、すぐにわかるとの意から。
厭と頭を縦に振る(いやとかぶりをたてにふる)
うわべの態度と本心とがまるで違うことのたとえ。 口ではいやだと言いながら、首を縦にふって承諾することから。
尾を振る犬は叩かれず(おをふるいぬはたたかれず)
従順な人は誰からも害を加えられることはないというたとえ。尾を振ってなついてくる犬は人から叩かれないということから。
大手を振る(おおでをふる)
何の遠慮も気兼ねもなく、堂々と。
尾を振る(おをふる)
相手に気に入られるために、世辞を言うなどして機嫌を取ること。 犬が餌をくれる人に対して尻尾を振ることから。 「尻尾を振る」ともいう。
頭を振る(かぶりをふる)
頭を左右にふって、不承知または否定のきもちをあらわす。
首を縦に振る(くびをたてにふる)
頷くこと。また、承諾すること。
采配を振る(さいはいをふる)
先頭に立って指示をすること。指揮をとること。 「采配」は昔の武将が戦場で兵の指揮をとる時に使った道具。 「采配を振るう」ともいうが、本来は誤用。 「采を振る」「采配を取る」「采柄を握る」
「振」を含む言葉・熟語
- 枝ぶり・枝振り(えだぶり)
- 大振り(おおぶり)
- 男振り(おとこぶり)
- 女振り(おんなぶり)
- 共振(きょうしん)
- 口振り・口ぶり(くちぶり)
- 国風・国振り(くにぶり)
- 気振り(けぶり)
- 小振り・小振(こぶり)
- 知ったか振り(しったかぶり)
- 仕振り(しぶり)
- 振興(しんこう)
- 振動(しんどう)
- 振幅(しんぷく)
- 振鈴(しんれい)
- 素振り(すぶり)
- 千振(せんぶり)
- 手弱女振り(たおやめぶり)
- 千早振る(ちはやぶる・ちはやふる)
- 旗振り(はたふり)
- 振られる(ふられる)
- 振り・振(ふり)
- 振り合い・振合い(ふりあい)
- 振り仰ぐ(ふりあおぐ)
- 振り上げる・振上げる(ふりあげる)
- 振り当てる・振当てる(ふりあてる)
- 振り売り・振売り(ふりうり)
- 振り起こす・振起す(ふりおこす)
- 振り落とす・振落す(ふりおとす)
- 振り替え・振替え(ふりかえ)