不抜とは
不抜
ふばつ
言葉 | 不抜 |
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読み方 | ふばつ |
意味 | 意志が固く動かないさま。 |
用例 | 「堅忍―」 |
使用漢字 | 不 / 抜 |
不抜を含む四字熟語
確乎不抜(かっこふばつ)
意志がしっかりとしているため、何があっても動揺したり、平静さを失ったりしないこと。 「確乎」はしっかりと定まっていること。 「不抜」は固くて抜くことができないという意味から、しっかりとしていて動かない、動揺しないこと。 「確固不抜」とも書く。
堅忍不抜(けんにんふばつ)
辛く苦しいことがあっても我慢して、ひたすら意志を貫くこと。 「堅忍」は我慢強く、意志が固いこと。 「不抜」は抜くことが出来ないという意味から、意志が固く決して揺るがないという意味。
一毛不抜(いちもうふばつ)
極めてけちなこと。 または、利己的な人、けちな人。 「一毛」は一本の毛のこと。 自分のものは一本の毛すら惜しんで抜かないということから。 「一毛も抜かず」とも読む。
不抜之志(ふばつのこころざし)
何があっても諦めないこと。 「不抜」はどうやっても抜くことができないという意味から、とても堅いことのたとえ。
蓋世不抜(がいせいふばつ)
性格や才能などが、他の人と比べられないほどにすぐれていて、しっかりとしていること。 「蓋世」は世界を覆いつくすという意味から、非常にすぐれていることのたとえ。 「不抜」はしっかりとしていて、安定していること。
千古不抜(せんこふばつ)
いつまでも変化しないこと。 「千古」はこの上なく遠い過去。昔。または、昔から現在までの長い時間。 「不抜」は堅くてゆるがないこと。
「不」を含む言葉・熟語
- 石女・不生女・産まず女(うまずめ)
- 親不孝(おやふこう)
- 可不可(かふか)
- 過不及(かふきゅう)
- 過不足(かふそく)
- 御不承(ごふしょう)
- 御不浄(ごふじょう)
- 不知火(しらぬい)
- 心不全(しんふぜん)
- 不(ず)
- 力不足(ちからぶそく)
- 不安(ふあん)
- 不安定(ふあんてい)
- 不案内(ふあんない)
- 不意(ふい)
- 不意打ち・不意討ち(ふいうち)
- 不一・不乙(ふいつ・ふいち)
- 不入り(ふいり)
- 不仲(ふなか)
- 不慣れ・不馴れ(ふなれ)
- 不似合い(ふにあい)
- 不如意(ふにょい)
- 不妊(ふにん)
- 不人気(ふにんき)
- 不人情(ふにんじょう)
- 不燃(ふねん)
- 不納(ふのう)
- 不能(ふのう)
- 不敗(ふはい)
- 不買(ふばい)
「抜」を含む言葉・熟語
- 垢抜け(あかぬけ)
- 灰汁抜き・あく抜き(あくぬき)
- 灰汁抜け・あく抜け(あくぬけ)
- 足抜け(あしぬけ)
- 居合い抜き(いあいぬき)
- 言い抜け(いいぬけ)
- 言い抜ける(いいぬける)
- 息抜き(いきぬき)
- 居抜き(いぬき)
- 打ち抜き(うちぬき)
- 打ち抜く・打ち貫く・撃ち抜く(うちぬく)
- 売り抜け(うりぬけ)
- 疎抜く(うろぬく)
- 選り抜き(えりぬき)
- 追い抜き(おいぬき)
- 追い抜く(おいぬく)
- 起き抜け(おきぬけ)
- 疎抜き・おろ抜き(おろぬき)
- 海抜(かいばつ)
- 書き抜く・書抜く(かきぬく)
- 駆け抜ける・駈け抜ける(かけぬける)
- 籠抜け・籠脱(かごぬけ)
- 勝ち抜き(かちぬき)
- 勝ち抜く(かちぬく)
- 簡抜(かんばつ)
- 気抜け(きぬけ)
- 奇抜(きばつ)
- 切り抜き・切抜き(きりぬき)
- 切り抜く・切抜く(きりぬく)
- 切り抜ける・切抜ける(きりぬける)