鍋とは
鍋
なべ
言葉 | 鍋 |
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読み方 | なべ |
意味 | 食べ物を煮たきするための器。 |
使用漢字 | 鍋 |
鍋を含む故事・ことわざ・慣用句
破れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた)
どんな人にも、似合いの相手がいるというたとえ。また、似たもの同士が一緒になればうまくいくということ。 「綴じ蓋」は修理した蓋のこと。 割れた鍋にもふさわしい蓋があるという意味から。
見つめる鍋は煮立たない(みつめるなべはにたたない)
待っている時間は非常に長く感じられることのたとえ。 鍋が煮立つのを見ながら待つと、なかなか煮え立たないとの意から。
大鍋の底は撫でても三杯(おおなべのそこはなでてもさんばい)
規模が大きいものは、何から何まで大きくてたいしたものだということ。 大きな鍋は底に残ったものを集めても碗に三杯分はあるという意味から。
手鍋提げても(てなべさげても)
好きな男と夫婦になれるなら、どんな苦労もいとわないということ。
鍋の鋳掛けが釣り鐘を請け合ったよう(なべのいかけがつりがねをうけあったよう)
自分の能力以上の仕事を引き受けて、大騒ぎをすることのたとえ。 鍋を修理する鋳掛け屋が、釣り鐘作りを請け負ったようだとの意から。
「鍋」を含む言葉・熟語
- 揚げ鍋・揚鍋(あげなべ)
- 圧力鍋(あつりょくなべ)
- 石狩鍋(いしかりなべ)
- お鍋・於鍋・阿鍋(おなべ)
- 燗鍋(かんなべ)
- 牛鍋(ぎゅうなべ)
- 鋤鍋(すきなべ)
- ちゃんこ鍋(ちゃんこなべ)
- 土鍋(どなべ)
- 鍋敷き・鍋敷(なべしき)
- 鍋墨(なべずみ)
- 鍋底(なべぞこ)
- 鍋つかみ・鍋掴み(なべつかみ)
- 鍋づる・鍋鉉(なべづる)
- 鍋鶴(なべづる)
- 鍋奉行(なべぶぎょう)
- 鍋蓋(なべぶた)
- 鍋物(なべもの)
- 鍋焼き・鍋焼(なべやき)
- 肉鍋(にくなべ)
- 蒸し鍋・蒸鍋(むしなべ)
- 寄せ鍋・寄鍋(よせなべ)
- 破れ鍋・割れ鍋(われなべ)
- 桜鍋(さくらなべ)
- ちり鍋(ちりなべ)
- 手鍋(てなべ)
- 蛤鍋(はまなべ)
- 平鍋(ひらなべ)
- 柳川鍋(やながわなべ)