仲とは
仲
なか
言葉 | 仲 |
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読み方 | なか |
意味 | あいだがら。関係。とくに人同士に使う。 |
例文 | 「―のよい夫婦だ」 |
使用漢字 | 仲 |
仲を含む故事・ことわざ・慣用句
親子の仲でも金銭は他人(おやこのなかでもきんせんはたにん)
金銭に関しては、親子の間でも他人と同じようにけじめをつけるべきだということ。
遠くて近きは男女の仲(とおくてちかきはだんじょのなか)
男女の仲は遠く離れているようで意外に近く、結ばれやすいものであるということ。
犬猿の仲(けんえんのなか)
仲の悪い関係のたとえ。 単に「犬猿」、また「犬と猿」ともいう。
親しき仲に垣をせよ(したしきなかにかきをせよ)
親しい間柄でも遠慮がなくなると不仲のもとになるので、節度を守れという戒めの言葉。 「思う仲には垣をせよ」「良い仲には垣をせよ」「睦まじき仲に垣をせよ」ともいう。
親しき仲にも礼儀あり(したしきなかにもれいぎあり)
親しい間柄でも遠慮がなくなると不仲のもとになるので、礼儀は大切だということ。
いい仲になる(いいなかになる)
男女が親密な間柄になること。
仲を裂く(なかをさく)
親しい者同士や愛し合う者同士を無理に引きはなすこと。
仲を取り持つ(なかをとりもつ)
双方の仲立ちをすること。
生さぬ仲(なさぬなか)
血の繋がっていない親子の間柄。 「生す」は産むという意味。
仲に立つ(なかにたつ)
仲介役として、両者の間にはいること。
仲に入る(なかにはいる)
対立している両者の間にはいって、両者の関係が修復するようにつとめること。
「仲」を含む言葉・熟語
- 沖仲仕(おきなかし)
- 恋仲(こいなか)
- 仲夏(ちゅうか)
- 仲介(ちゅうかい)
- 仲兄(ちゅうけい)
- 中間・仲間(ちゅうげん)
- 仲裁(ちゅうさい)
- 仲秋(ちゅうしゅう)
- 仲春(ちゅうしゅん)
- 仲冬(ちゅうとう)
- 仲居(なかい)
- 仲買(なかがい)
- 仲仕(なかし)
- 仲違い(なかたがい)
- 仲立ち・媒(なかだち)
- 仲直り(なかなおり)
- 仲働き(なかばたらき)
- 仲間(なかま)
- 仲間意識(なかまいしき)
- 仲間入り(なかまいり)
- 仲間受け(なかまうけ)
- 仲間内(なかまうち)
- 仲間外れ(なかまはずれ)
- 仲間割れ(なかまわれ)
- 仲良し・仲好し(なかよし)
- 仲らい・仲合(なからい)
- 仲人口(なこうどぐち)
- 仲人(なこうど・なかひと・ちゅうにん)
- 伯仲(はくちゅう)