越しとは
越し
ごし
言葉 | 越し |
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読み方 | ごし |
意味 | 隔てているものを越して物事を行うこと。 その期間を通して物事を続いている様子。 |
使用漢字 | 越 |
越しを含む故事・ことわざ・慣用句
江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ(えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ)
江戸っ子はその日に稼いだお金はその日のうちに使ってしまうということ。江戸っ子の気前のよさを自慢して言った言葉。
宵越しの銭は使わぬ(よいごしのぜにはつかわぬ)
その日に儲けたお金はその日に使ってしまい、翌日には残さないということ。
宵越しの茶は飲むな(よいごしのちゃはのむな)
一度入れて一晩置いたお茶は飲まないようがいいということ。茶葉に含まれる成分が、時間をおくと変質して身体によくないということから。
遠目、山越し、笠の内(とおめ、やまごし、かさのうち)
遠くから見るとき、山越しに見るとき、また、笠に隠れた顔の一部をちらりと見る時は、はっきりと見えないので、実際以上に美しく感じられるということ。
「越」を含む言葉・熟語
- 頭越し(あたまごし)
- 上越す(うえこす)
- 于越(うえつ)
- 越後獅子(えちごじし)
- 越境(えっきょう)
- 越権(えっけん・おっけん)
- 越訴(えっそ・おっそ)
- 越中褌(えっちゅうふんどし)
- 越冬(えっとう)
- 越年(えつねん・おつねん)
- 追い越し(おいこし)
- 追い越す(おいこす)
- 御越し・お越し(おこし)
- 落ち度・越度(おちど)
- 貸し越す・貸越す(かしこす)
- 肩越し(かたごし)
- 勝ち越す・勝越す(かちこす)
- 借り越し(かりこし)
- 激越(げきえつ)
- 越える(こえる)
- 越え(ごえ)
- 僭越(せんえつ)
- 卓越(たくえつ)
- 壇越(だんおつ・だんおち・だんのつ)
- 超越(ちょうえつ)
- 年越し・年越(としこし)
- 飛び越える・飛越える(とびこえる)
- 飛び越す・飛越す(とびこす)
- 取り越し苦労・取越し苦労(とりこしぐろう)